南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

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裏世界遺産 ウルグアイの国会議事堂

2013-08-21 | 歴史・世界遺産・国家遺産


かつてユネスコ世界遺産委員会から
世界の5指に入ると言われたというウルグアイの国会議事堂
残念ながら完全に欧州文化の建築物で土着文化との融合性にかけるという視点のみで落選。
そもそもウルグアイ文化は他の南米諸国と大きく異なり、先住民文化は殆どというより皆無に等しい。
わずかばかりに地方残る言い伝えや遺跡、そして「チャル-ア」という代名詞、あえて言うならマテ茶と国名。
しかしマテは、グアラニー文化であってチャル-アではなく(いずれも先住民族名)、
ウルグアイ人はガウチョ文化としての位置付けをする。
このことがウルグアイという国を理解するにわかりやすいのかもしれない。

さてこの国会に使用されている大理石を始めとする石材はすべて100%ウルグアイで産出されたもの。
数十種類の石を巧みに使い、デザインされたメインホールのサロン、まるでペルシャ絨毯のよう




国会議事堂の完成は、1925年。

1825年8月25日ウルグアイはブラジルに対して独立宣言を行う。

その100周年を記念して建設された国会。
建物内部は、ウルグアイ政治史を物語る多くの絵画や彫刻作品も展示されている。
国会図書室は、全てイタリアで作られ一旦解体して船でウルグアイへ輸送された。細部に渡って美しい
贅沢な調度品をみることができる。修復が決定した建物中庭壁面のレリーフも見もの。
外観だけでなく、ウルグアイへ来たなら内部も見学すべき


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