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ウルグアイ領土内で現存する最古の牧場館とその礼拝所。その名前はナルボナ。1732年建設。
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その昔、フランス人商人ナルボナは、石灰と石材のビジネスの為に1700年前後カルメロに鎮座。
カルメロは、世界遺産のあるコロニア・デ・サクラメントからおよそ80キロ北にある小さな街。
ゴシック建築で名のたる亜国のルファンやピラールのバシリカ教会に使われている石材は
このカルメロのナルボナ家が調達したことは意外と知られていない。
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そのナルボナ家が残した遺産は、残念ながら 未修復の状態にあり早急なる遺産維持が望まれる。
当時、先住民チャナ族との共存の難しさを物語る遺構が写真下。礼拝所の中に、湊まで続く、10キロほどの
長さのトンネルが残されている。インディオからの逆襲に備えて、黒人奴隷たちによって作られた。