田舎の老後生活

老後の田舎生活ではなく、もともと田舎者の気楽な老後生活です。

ゴミのちょい拾い 南陽市ハイジアパークライン最終回

2021-10-27 16:31:02 | 日記

ハイジアパークラインが開通し、自動車が通れるようになって何年たったか。30年か? それまではゴミなんか落ちてなかった。開通するとあっという間にごみの山だ。
きょうは舞茸とシャケのピラフを食べて、30分のゴミ拾いに出かけた。最終回である。次回からは別の場所にする。
今日も、帽子、ゴーグル、マスク、レインスーツ、防水の手袋、長靴の完全武装。次回からは軽装でもできる場所のごみ拾いをしようと思う。

ちなみにゴミ拾いは環境を守るための脱プラスティック、マイクロプラスティック汚染歯止めのための、砂浜で砂一粒を拾った程度のものだ。けれども、その大海がプラスティックで埋まりそうなのだ。それだけ密度が濃くなるとお魚さんは食べ放題。エサ代わりになるマイクロプラスティックはプラスティックなのに、海の中を漂流したり、海底に沈殿している。そして放射性物質や化学物質を吸着している。それをお魚さんが食べ、また大きなお魚さんがそのお魚さんを食べるという食物連鎖の最後が人間なのだ。人間は濃度の高い汚染物質を食べることになる。レイチェル・カーソン「沈黙の春」にぜひお目を通してみてください。現代の人間が未来の人間に責任を取ることはたくさんありますね。

テレビで放映中の「日本沈没」でも、未来の人間に責任を取るという話が出てきました。南海トラフ大地震が待っている今日、身につまされるドラマです。
ちなみに、この原作者の小松左京先生は、東日本震災が起きたときに、予想が本当のことになってしまったあまり、発狂し自殺しました。テレビと違って、小松先生の沈没論には東大の権威だった竹内均博士がアドバイスしました。未来の人間に責任を取るどころか、現代の自分にも責任を取るのも難しいかもしれません。せめてゴミ拾いくらい私はしたいと思います。




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