粗茶ですね

ゆるい日々

博士との夏

2012-04-27 16:55:27 | インポート
真夏の方程式 真夏の方程式
価格:¥ 1,700(税込)
発売日:2011-06-06

夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年。
仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することに。
翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。
その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。
彼はなぜ、この美しい海を誇る町にやってきたのか。
これは事故か殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは・・・。

てなわけで気になっていたので勢いで買ってしまったガリレオシリーズ「真夏の方程式」です。
仕事で湯川先生が訪れた海の綺麗な寂れかけている観光町、そこで一人の男の変死体がみつかります。
事件なのか事故なのか、その真相に気づいてしまった湯川先生は・・・。
話は事件の起こった町、そして東京でとけっこう淡々と進みます。
まず読み始めて私が感じたのは「湯川先生ってこういう人だっけか?」です。
なんというか丸くなったというか。
要所要所ではあいかわらず湯川先生なのですが。
物語のキーとなる少年との会話も多いのですが、でも湯川先生ってたしか子供嫌いで、子供と話すだけで昔は蕁麻疹とかでてたよなあと。
まあキャラの成長なのでしょうが。
事件のトリック自体はそれほど複雑なものではありません、ただ読み終えての素直な感想が「それでいいんですか?」です。
でもなあ、それでいいんだろうなあ。

どこぞのこの本にたいするレヴューに「これはガリレオではなく加賀シリーズ向けな話」とありましたが、ああなるほどなと。
たしかに話としてはよくできていると思いますが、ガリレオシリーズとしてはちょっと今までとは雰囲気の違う作品でした。
とりあえずこれでガリレオシリーズはでているのは読み終えたか。

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