ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

金網デスマッチの結末…

2009年08月30日 08時05分23秒 | ROSSY's EYE
  NEOの大阪大会はひと言で表すならば、とてつもなく熱かった。まず観客が女子プロレスを純粋に楽しんでいる。東京ほど興行が無く、これだけの現在進行形オールスターが大阪にどっと来たのだから、売店はごった返していた。ここでは頑張った選手にファンは押し寄せる。
 風香は残念ながら夏樹に敗れたが、本人はやり終えた安堵感か、目は輝いていた。それでも「どこで打ったかわからないですけど、頭が痛い…」と言っていたが。メインの金網デスマッチはラスカチョがデスマッチ巧者ぶりを発揮。粘るアマンドラがロープエスケープするところを、下田が消火器を持ち出し木村と江本めがけ噴射。ラスカチョの消火器攻撃は1997年8月の京子&アジャ戦以来。あの時は後楽園が白煙で充満したが、最後でこのシーンとは恐れ入ったのだ。
 試合前、「アマンドラってメヒコにいそうな、”胡散臭い”ヒールみたいなんだよね(笑)トップでないところが面白いんだ」と下田が言っていた。この、”胡散臭い”という言葉は、けだし名言。まさしくアマンドラの雑草ぶりそのものだ。ラスカチョの戦歴の中で、唯一ヒロインになったのがアマンドラ戦。でも新世代(後輩)と対等に闘うラスカチョは、女子プロレス界に多大な貢献をしてきたと思う。
 それにしてもNEOの甲田社長は勝負師だ。この不況下で会場費もけして安くない大阪府立第2で興行を仕掛けるなんて…大阪のファンは満足して帰宅したのだろう。金網に2大タイトル、田村と日向のライバル対決とてんこ盛り。このマッチメークにすっかり脱帽したのだ。帰宅すると睡眠不足のため、倒れるように寝てしまったのだ。
  

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