goo blog サービス終了のお知らせ 

Every.Log.

人生ぜ~んぶ!ネタ!! カメラ、旅行、ゲーム、毎日のボヤキ。

ヨルダンへ行ってきた!!~その4~

2013年10月16日 19時50分43秒 | 旅行総合





ヨルダンへ行ってきた!!~その1~
ヨルダンへ行ってきた!!~その2~
ヨルダンへ行ってきた!!~その3~
ヨルダンへ行ってきた!!~その4~ (この記事)




翌日。前日は数十キロ歩いたので、
シャワーを浴びてすぐに爆睡してしまいました。
この日は死海へ向けて出発する日なので、ホテルの朝食を食べ、
手早く荷物をまとめます。いつもギリギリになってやるから、遅刻寸前だ…。







初日に乗せてもらったドライバーのクルマで死海へ向かいます。
ペトラから死海へ行く道は2つあるらしく、早く着きたいなら高速、
綺麗な景色を楽しみたいならキングスハイウェイらしい。もちろんキングスハイウェイを選択しました。





中東のクルマには誰かの顔を貼っつけてあるのが多いんですが、
家族?偉い人?ちょっと誰なのかわからない…。なかなか日本では無さげ。
他にもAppleシールなんとかを貼ってあるクルマも多い。Appleも人気みたいですが、
iPhoneを持っている人は見かけなかった。みんなNokiaとかの携帯でした。






キングスハイウェイの道路はこんな感じです。
舗装とかはあまりよくはありませんが、左側が崖になっていて、
峠道のような感じなんですが、日本の道とはまったく違いますよねえ。





私が撮影したものですが、こんな感じの道です。左側には広大な砂漠と街が遥か下にあります。
やまなみハイウェイの規模を大きくして、山々を禿げさせたらこんな感じになるんじゃないかなあ。




ドライバーいわく、ヨルダンで最も古い渓谷らしい。
写真じゃ壮大さは伝わらないかもしれないけど、本当に壮大なところでした。
行ったことはないけど、グランドキャニオンみたいな感じなんだろうか。壮大です。
時間的に厳しかったけど、ここは綺麗だからってことで10分程度停車してもらいました。





こんな感じで羊さんのせいで徐行したり…。ちなみに飼い主さんは軍服着てました。
退役軍人なのかな??結構軍服着てる人は多くて、たぶん作業着的な使い方してるんだろうなあ。





途中からこういう岩だらけのエリアへ。
ここから一気に下り、海抜マイナス418メートルの死海へ。
てっきり山岳地帯を走っているかと思ってたら、海抜が低いからだったんだと驚きました。





死海が見えてきました。
思ったよりも広大で、色も海そのもの。もっと茶色かと思ってた。
モヤっとしている対岸はイスラエルです。なんかもう不思議だ…。







ホテルに到着。私達が泊まったのはデッド・シー・スパ・ホテル。
ヨルダン側の死海に面したホテルの中では最も安いホテルなんですが、
それでも1万以上はするホテルです。ちなみに死海周辺には商店も民家も一切ありません。


私達はホテルから結局出なかったので詳細はわかりませんが、
たぶん近くには安宿とか安い飯屋もないと思います。安宿を利用するなら、
他の街からバスなどで来るのがいいと思いますが、この辺はわかりません。






さっそく死海へ向かいます。
ホテルにビーチがついていて、シャワーやタオルなども貰えます。
ホテルに宿泊してる人は利用料は無料で、ビーチのみだと15JDらしいです。


ホテルの部屋も1万超ということで綺麗だし、
プールもついているし、ビーチには椅子などもたくさん配置されています。
飲み物や軽食も売ってましたが、5ドル以上のものばかりなので割高でした。





対岸にはイスラエルが見えます。
私はそこまで期待をしていなかったんだけど、
死海の景色は想像以上に綺麗でした。対岸に砂漠と山が広がってるなんて。






ついに死海へ入ってみます!!
当たり前ですが浮きます。プカプカ浮きます。
定番の雑誌を読んでいる写真も撮ってみました。読んでいるのは地球の歩き方ですがw


友達の写真を撮ったあとは、私も入ってみましたが、
溺れるのは困難だと思います。力を抜くとすぐに一枚目の写真みたいに浮いてしまいます。
泳げる人でも泳ぐのは難しいと思うし、犬かきか、水中歩行するのが一番早く移動出来ました。


私はサンダルを忘れたので裸足で入りましたが、塩の結晶と細かい石があるので、
サンダルを持参するのがいいと思います。ホテルで買おうと思いましたが、30ドルもしたよ、、
水着も高いので持参推奨だし、ゴーグルもあったほうがいいと思います。プールもあるし。




しばらくしてプカプカ浮くのに飽きたらしい友達が、
潜ってみる!!と言って潜っていましたが、1秒くらいで
「うわあああ!!痛い!!痛い!!」と叫びながら浮上してきて、
そのままシャワー室へ走って行きました。無茶しやがって…。


鼻の穴とか、耳の穴とか、目とかが痛くなるらしい。塩分濃度が高いからかな。
普通に泳ぐだけでも目に入ったら激痛なので、ゴーグルがあると楽だと思う。
そして、潜るのは相当痛そうだったのでやらないほうがよさそう。






近くには泥パックできる泥が置いてあったりして、
みんな泥を体に塗りたくってました。なんか美容にいいらしい。
美容にいいのはいいんですが、海岸にこういう黒い人達がいるのは非常にシュール。


2時間ほど死海に入って、泥パックをしたり。
シャワーで体を洗っても塩分っぽい感じは抜けなかったので、
プールに入って遊んでたらその感じもなくなりました。





太陽も傾いてきたので、リゾート気分を味わうことに。
5ドルもするジュースも買ってみましたが、量が少なくてすぐに無くなってしまいました。
高いだけあってジュースは美味しいんですが、もっと量があるといいのにな。





景色はとても綺麗だし、時間によって色が変わっていくので飽きません。
この景色をみながら、ボケェ~としてるのが何とも贅沢で気持ちよかった。
私はリゾート地に行く人を馬鹿にしていましたが、リゾート地に行く人の気持ちがわかった気がする。





アホみたいにボーっとしていたら、夕暮れ時になりました。
夕日もとても綺麗で、雲もない快晴だし、本当に綺麗だったなぁ。





絵になります。






完全に沈んだ後。
マジックアワー。景色の色がどんどん変わっていくのが実感できます。
こんなに景色のいいところで、ぼんやりと夕日を眺めるなんて久々でした。






ちょろっと写真にも写ってましたが、
三脚を立ててタイムラプスも撮影してみました。
マニュアルモードで撮っていたつもりが、絞り優先モードになっていたので、
チラツキがあったり、沈んだ後も明るかったりで微妙な感じですが…。


雰囲気だけでも伝わったらいいかなあ。
撮影してたら、外国人のオッサンにタイムラプス撮ってんの?
って話しかけられて、カメラの話が出来たから良かったかな。





イスラエルの夜景。日本でも物騒な国として報道されていますが、
ここで見たイスラエルは平和そのものでした。というか、隣国で内戦やっている雰囲気は無く、
ヨルダンも平和そのものだし、途中からそういうことは忘れてしまった。観光地しか行ってないけど。


日没後も夜景が綺麗だし、完全に暗くなるまでノンビリしてました。
日没後はプールや死海には入ってはダメって書いてあるんだけど、
監視員とかは居ないので、入ってもバレないと思います。危ないけど。





この後はホテルのビュッフェへ。
別料金らしく15ドルとられましたが、品揃えもそこそこだし、
味もなかなか美味しかったので、良かったかなと思います。





スマホのカメラしか持って行かなかったので画質悪いですが、
デザート類はとても甘いですが、そこそこ美味しかったので結構食べました。
水も頼んだんですが、何故か請求されなかった。無料ではないと思うんだけど…。


友人は食べ終わった皿の上にフォークやら乗せたおかげで、
まだ食べ足りないのに、全てのフォークとかナイフを回収されてました。
その辺の作法は知らなかったのでアレなんですが、苦い失敗ですね。





時は飛んで翌日。夕食を食べたあとは、
海岸に行ってまたゆっくりしてから、シャワー浴びて寝ました。
朝焼けが綺麗だと思ったので、早起きして朝焼けをみる作戦。











動画も撮りましたが、昼間や夕日とは違った色合いです。
死海に映るマジックアワーが本当に綺麗でした。早起きして良かった。
友達は死海に入ってましたが、私は写真を撮りたかったので入りませんでした。


昼間と違って誰も居ないし、波静かなのでこの時間に入るのもいいと思います。
朝焼けを海に入って見るとか、なかなかロマンチックだと思いますけど!





変な雲。まっ平らな雲なんて見たことなかった。
ということで、朝焼けも終わって人も集まりだしたので朝食へ。





夕食と違って、朝食は料金に含まれているようです。
ビュッフェ形式で夕食よりは種類は多くありませんが、
パンとか柔らかくて美味しかった。ペトラの宿のパン硬すぎ。





今日が最終日で、昼前には迎えがくる予定になっていたので、
最後まで海岸に居ることにしました。友達も言っていましたが、
時間によって景色の色が変わるので、全然飽きないんですよね。


昔読んだ 行かずに死ねるか! という本で、
アメリカのモニュメントバレーで毎日色が違うから、何泊もしていた話があったけど、
今ならその気持がわかった気がする。死海でこんなに景色楽しめるとは思わなかったけど(笑)





時間になってしまい、迎えが着てしまったので帰ります。
今までの旅行では心残りとかはあまりなかったんですが、
最後、まったり過ごした時間が長かったので、もっと居たいという気分になりました。


というか、時間がなくてワディ・ラムという砂漠地帯に行けなかったんだけど、
それが一番の心残りだなぁ。もう一日あれば行けたので、何としても行くべきだった。
もうヨルダンには来れないかもしれないのに残念だった。次来たら絶対に行こう。






ということで、以上がヨルダン旅行記でした。
ペトラ遺跡と死海くらいにしか行けませんでしたが、
想像以上に景色が壮大で、尚且つ綺麗だったので印象に残っている国です。


治安も観光地くらいしか行っていないんですが、良好でした。
人々も気軽に話しかけてくれるし、物売りも節度があって好印象。
もっと色々なところに行きたいと思ったけれど、日程が足りなくて残念でした。


やっぱり中東は楽しい。行くと感動するし、面白い。
次回は安宿に泊まって、街をゆっくり楽しんだりもしてみたい。
たぶん次も中東に行くんだと思う。惹きつける魅力がある国々がいっぱいだ!!




ヨルダン旅行記2013 終


見頃!立山黒部アルペンルートへ紅葉を見に行ってきた!

2013年10月10日 14時52分41秒 | 旅行総合





10月7日に立山黒部アルペンルートへ行ってきました。
春頃にも行っているんですが、紅葉が綺麗だと思い秋にも行かねば!
例年の見頃は10月14日くらいなんですが、今年は三連休だし、人が多そうなので、
一週間ほど早く観に行きました。それでも大観峰あたりは見頃を迎えてた。






チケットは黒部湖まで。相変わらず値段は高く、10500円ほど。
紅葉のシーズンなので、ケーブルカーなどは超満員です。
登山客や軽く散策する人とか、いろんな目的の人が居ますからね~。





室堂行きのバスへ。ここで弥陀ヶ原などで途中下車する人たちと別れます。
半分以上の人はここで別れたので、やっぱり散策する人が多いんだね。






なんたって、この快晴であります!
天気予報では晴れってなってましたが、
ここまで快晴だと思わなかった。こりゃあ~登山するよなぁ。


私も軽く登山道を歩いてみようかなと思いましたが、
友達も居たし、登山靴も持ってこなかったのでやめました。
ただ、立山の登山道は整備されてるので無くても問題は無かったと思います。





そのまま大観峰行きのトロリーバスへ。
ここまで来ると人も少なくなり、弥陀ヶ原や室堂から散策する人が多いっぽい。
金額的にもそこから登山道を歩いたほうが安上がりだし、気持ちがいいのでオススメかも?
私は運動不足野郎なので、トロリーバスを使って大観峰を目指します。







大観峰からの景色は絶景でした!
快晴なので清々しいし、紅葉も見頃を迎えていて綺麗。
紅葉の上をロープウェイが滑っていくのは綺麗です。






ガチで写真とか動画撮ってる人居た。
たぶん、新聞社とテレビ局の人。装備が違いすぎるよぉ~。








ここで持参したご飯を食べるといいかも!すんごい綺麗です。





ロープウェイ乗り場から。ここからロープウェイで下ります。









ロープウェイ降りて、展望台まで登るとこんな感じ。
山と紅葉が綺麗でした。風も涼しいし、リラックスしすぎて眠くなってくる…。
ここからケーブルカーに乗り換えて、黒部ダムへと向かいます。






黒部ダム。前回来た時は観光放水をしていなかったけど、
今回は観光放水の時期に行ったので、ちゃんと放水してました。





見た目は豪快に放水していますが、
音は小さくて、見てる景色と音が一致しなくて不思議な気分。
たぶん霧みたいになって着水する音が小さくなってるんだろうなぁ。







黒部ダム周辺もとても綺麗。ベンチで座ってボーっとしてても飽きません。





昼食!黒部ダムラーメンを注文してみたら、
なんかラーメンのスープがダムの水みたいな色をしている…。
味は普通のラーメンでしたが、見た目が悪すぎるw





デザートに黒部ダムアイス!
食事は全て黒部ダム尽くしにしてみましたが、
ラーメンのスープくらいしか黒部ダムっぽくはありませんでした!!






ゆっくりまわったので、そろそろ帰ることにします。
昼からは曇りの予報だったので、早く帰るつもりだったんだよね。





帰りはこんな感じでガスってました。これで16時頃。
やっぱり山は天気が変わりやすいですね。朝早くに来てよかった。


ということで、見頃を迎えた立山黒部アルペンルートでした。
10月12日から14日の三連休は全てのところで紅葉が見頃になると思うので、
是非行ってみては如何でしょうか!!


立山黒部アルペンルートのトロリーバスなどで楽々登山をするも良し、
自分の力で立山登山をするも良しだと思います。とても綺麗な景色なのてオススメですよ。 


小松基地航空祭2013に行ってきた!!

2013年10月08日 13時20分13秒 | 旅行総合





小松基地航空祭に行ってきました!!
私にとって二年ぶりの航空祭にとなりました。
2011年は増槽落下事故で中止、2012年は九州へ行ってました。


今回は望遠レンズの70-300mmを持っているので、
初めて戦闘機の写真を撮ってみようと頑張ってみました。
ただ、150mm以上からAFが効かない…。故障なのかわかりませんが、
すべてMFで撮ったものの、4000枚くらい撮ったのに使える写真は60枚ほどでした。。







まずは地上展示のF-15J この辺は毎年同じだけど。





F-2。8時くらいに会場についたので、既に人だらけで全体は撮れませんでした。




前がCH-47で、後ろがUH-60J
CH-46って老朽化が激しいので、米軍はオスプレイに交代させようとしているんだっけ。





T-4 練習機です。
ブルーインパルスが使っている機体として有名ですね。






そして始まった飛行展示!!
相変わらず北陸の天気は曇り。毎年曇りなんじゃないかって思う。
まずはF-15Jが飛び回ります。相変わらずいい音だ!!











MFで撮るのは難しい!!
何枚かピントが怪しい写真がありますが、
ブログサイズだと分からないと思って採用しました。


やっぱり小松基地はイーグルの編隊ですよね。
ただ、気のせいなのか今年は大人しい飛行展示だと思いました。
新しいフォーメーションが写真向きだったので、来年もやってほしいですね(二枚目から三枚目)





UH-60J 救難ヘリです。救難デモ飛行は結構好き。
ヘリとは思えないような軽快な動きをしますよねえ。





U-125Aが救援物資を投下している様子。
個人的にはU-125Aのジェット音は美しい音で好き。






最後にUH-60Jが救助して終了。
ホバリングしていても全く動かないのは流石ですね。





そして、いよいよブルーインパルス。






ちゃんと手を振ってくれています。ファンサービスを忘れない!!





離陸から見事な編隊飛行を見せてくれました。














二年ぶりに見ましたが、やっぱり凄いですね。
人が操縦しているとは思えないような動きばかり。
周りに居た人たちも、 スゲェ~! としか言えない感じでした。


残念なのは天候でしょうか。。
青空に描きモノをしてもらいたいなあ。
来年は快晴になるといいですね。ホント、期待してますよ。





今回撮った中で一番お気に入りの写真。
TAMRONのA005という、70-300mmのレンズを使ってましたが、
トリミングをすれば意外に使えるということが分かったものの、故障なのかAFが使えん…。


EF400mm F5.6L USM もしくは SIGMAの50-500mm が欲しいですが、
私の用途だと鳥などは撮らないので、航空祭くらいでしか使わないし、買うか迷います。


現在、海外旅行を含めた旅行には、D7000+8-16mm と 5D3+24-105
を持って行っています。5D3の広角レンズを持っていないから2つもデジイチ持っていってるんですが、
流石に重くて、三脚も持って歩いていると重すぎるので、まずは5D3の広角レンズを買おうかなぁ。。


ヨルダンへ行ってきた!!~その3~

2013年09月30日 12時54分03秒 | 旅行総合




ヨルダンへ行ってきた!!~その1~
ヨルダンへ行ってきた!!~その2~
ヨルダンへ行ってきた!!~その3~ (この記事)
ヨルダンへ行ってきた!!~その4~




翌日。あれだけ昼間が暑かったので、
クーラーをかけっぱなしで寝ていたんだけど、
それでも室内より外の気温のほうが涼しかった。


ホント、昼以外は非常に過ごしやすいんだよねえ。
だからイスラム圏の人は、昼間はあまり活動せず、
夜、涼しくなってから活動するから夜もかなり賑やかです。





ホテルの朝食を食べます。
ビッフェ形式なのでテキトーによそって食べるだけ。
相変わらず私は食欲ありません。まだ風邪引きずってんのかなあ。
味は普通に美味しいですが、やっぱり日本人からしたら味は薄めですね。





ホテルの前にはモーゼの泉があります。
私はあまり旧約聖書などは知らないんですが、
出エジプト記で活躍したモーゼという指導者が、
民を連れての移動中に水を湧かせたところらしいですね。


この水はペトラ内まで引き入れていた、聖なる水です。
その割には建物は小さく、中も凄く簡易な感じですが、
今でも水を汲みに来る人達がたくさんいました。まだまだ使われているようです。





小ネタですが、このゴミ収集車。
よく見ると 東大阪市 と書かれています。
左ハンドルだし、完全に日本からの中古車ですね(笑)


実は昨日のペトラ遺跡から帰る途中に、
暗黒からこのゴミ収集車が現れて、ペトラ遺跡内のゴミを回収してました。
その時に、あれ?漢字で東大って書かれてなかった?みたいな話をしていたんですが、
実際には東大阪市でした。下には 東部 美しいまちづくりを とも書いてあります。


その精神は日本の東大阪市から遠く離れた、ペトラでも継承されていくことでしょう!(笑)





今日は早めにペトラ遺跡に向かいます。
ペトラ遺跡は広大なのと、エル・ハズネが朝日に照らされる様子を見たいから。
朝行かないと見れないらしいので、7時ですが、もうペトラ遺跡の前に居ます。





早朝のワディ・ムーサの街並み。まだまだ静かです。




昨日と同じ道を入っていきますが、さすがに早朝なので人が少ない。
巨大なバスで乗り付けるツアー客は昼間にならないと来ないのです。
そもそも早朝は涼しいから、早朝から昼までペトラ遺跡をみて帰るのがいいらしい。







昨日と同じ道を歩いていきます。
やっぱりシークは凄い。絶対歩いたほうがいいね。
まあ、ペトラ内に入るのはこの道を歩くしかないんだけど。





「お前たちは日本人か?そうか、ようこそヨルダンへ」
シークにあるベンチに座ってたお二人さん。ヨルダンでは、
やたら Welcome to JORDAN って言われる。誇りがあるんだろうか。


ここでも小ネタだけど、日本では ヨルダン っていう発音だけど、
現地では JORDAN(ジョルダン) という発音になります。
一度ヨルダンって言っちゃったけど、言い直す前に理解されたけどね。







早く着過ぎたのか、まだ日は当たっていませんでした。
なんかラクダがポーズとってたので撮りました(笑)
ラクダの後ろに警察官が居て、非常に写真を撮る邪魔で苦労しました。。


しかし、ヨルダンでは馬やラクダの写真を撮っても、
お金を取られないのがいいね。その代わり、乗ってくれよ!
とお願いされますが、客引きもスンナリと引く場合が多くて助かります。


エジプトだと写真撮っただけで1ドル寄越せ!とか、
売ってる商品をプレゼント!とか言いながらカバンの中に入れてきて、
ドロボー!(日本語)と言いながらお金請求したりと、世紀末って感じだった。。






下はローマ劇場です。ローマ帝国支配下のときにローマ式の建物も作られたらしい。
ただ、やはりこのローマ劇場も岩から彫りだして作られていて、他の劇場とは違った雰囲気。
見た目では入れそうなんですが、実はフェンスがあり、中には入れないようになっています。





お土産売り場も雰囲気ありますよね!クーラーが欲しいですが!






そして、現在向かっているのはエル・ハズネを上から見れるビューポイント。
時間はあまり使いたくなかったので、こんな感じで歩いているロバを使うことにしました。
ビューポイントまで歩いて1時間くらいかかるらしいですが、ロバだと30分らしい。
12ドルと、あまり安くはありませんでしたが、ちょっと乗ってみたかったのです。





動画にも撮ってみましたが、平地を歩いている時は結構楽しかったです。
しかし…。上に登るので途中から階段になり、どんどんと上に登っていきます。
自分の足なら怖くはありませんが、僕の足ではなく動物の足。踏み外したら死にます。





さっき載せた、ローマ劇場もはるかに下の方。
ロバが私を乗せて登って行くんですが、どうも命令に不服らしいロバは、
途中で突然崖に向かって走りだしたり、階段でUターンしたり…その度に私は!


ええええええ!!なんでそっち行くの!!死ぬ!!死ぬ!!
という情けない声を出しながら、一緒に付いてきてくれているロバの飼い主に、
助けを求めます。だってさ、本気で怖いんですよ。崖に向かって走るとかなんやねん!


何とかビューポイントの近くまでは歩かずにつきましたが、
別の意味で疲れました。冷や汗ダラダラ。歩けばよかったかもしれん。。
途中で欧米人に笑われるし、もう散々でした。ある意味“貴重な体験”ができました。







ビューポイントまで少し歩きます。
場所が分からなかったんですが、欧米人が教えてくれました。
それでも迷ってたのをみて、こっちだよ~とか言われて恥ずかしかった(笑)





ビューポイントにつきました。結構本格的なカメラで撮影してる人が居たり。
写真に写ってる人はカメラバッグの中に機材大量でした(笑)
三脚をロバに持たせてる人が居たりと、ガチスポットなんでしょうか。






たしかに綺麗です!!
あれだけデカイ遺跡を上から見れるのは凄いですね。
ここまで来る人は少ないだろうなぁ。実際カメラ持ってる人しか居ないし。


しばらくここで休んだりしていましたが、
まだエル・ハズネから先に進んでいない!(笑)
もっとじっくり見ていたいですが、先に進むことにしました。







ひたすらに岩だらけです。
ゴツゴツしていて歩きづらい。もっといい靴履いてくればよかった。






相変わらず最高の景色。







ここをロバでのぼってきました。ガチで怖かったです。
というか、降りるだけで足が疲れてきます。普段の何倍歩いてるんだろうか…。





通称・王の墓。ひたすらにデカく、無駄な彫刻がされていない。
エル・ハズネは美しいといった感じだけど、こっちは無骨で強さを感じます。





コリントの墓。なんか崩れかけですが、
タイで体感したように、崩れかけの遺跡ってノストラジック。






アーンの墓。お墓ラッシュですが、
こんな立派なお墓を建てれるって凄い権力者だなぁ。
ピラミッドのほうが凄いかなと思ったけど、あれはお墓じゃないみたいだし。






陽が当たってる写真を撮りたくて、
またもやエル・ハズネまで戻ってきましたが、
なんと…もう影になっていました…。ショック!!


しばらくここでジュースを買ったりして休憩。
時間は12時くらいだったので、エル・ハズネは見納めし、
ペトラ遺跡の奥まで歩くことに。いやー、非効率なまわり方してるなあ(笑)






ローマ時代の遺跡を抜けています。
もう昼になってしまったので、観光客大量です。
しかも前日の疲れと今日も既にかなり歩いているので、
疲れてるし、灼熱地獄でどんどん体力を奪われます。


そこを狙ったように…馬に乗らないか?ロバはどう?
あああああ!!さっきロバに殺されかけたよ!!
と思いながら、平地ならいいかも…と揺れましたが、ヤケクソで歩きました。





唯一のレストランへ。
ここで行動食を食べます。といっても、
ホテルの前にあった売店で買ったお菓子類。


この炎天下なのであまり食欲も出ないし、
ペトラ遺跡内のレストランなんて法外な値段でしょう。
まわりの欧米の方たちも食べてないし、そういうことなんでしょうね。






いよいよ、ペトラ遺跡の奥へ。
またもや階段ですが、頑張ります。
心が折れそうだけど、ペトラ遺跡は頑張っただけ感動が待っている!!





うわあああ!!かわいい!!しばらくついてくるし、かわいい。





あーしんど。まだこれだけしか進んでいないのか…。






ロバいいな~…。あれ?これ馬?






ちょっと休憩。既に半分くらいは登ったかな??
こんな山の上に発電機をまわして、冷蔵庫動かしてるお店があったので、
ファンタを買いました。くぅ~キンキンに冷えてやがる!!最高です。至福です。


そして移動開始。歩き始めてすぐにスペイン人だと思う人に、
よう!!あと10分…いや、5分でつくぞ!!頑張れよ!!と言わる。
ありがとよ、あと5分ぐらい頑張るぜえーーーー!!そして…






じゃーん!!エド・ディルです!!ここまで一時間ほど登ったよ。
やっぱりエル・ハズネより大きい気がする。横幅もあるし。何より綺麗だね。
いやー、やっぱり来る価値はあるね。これだけ大きいのをよくこんなところに作るよ。
ちなみに、洋画・トランスフォーマーのファンならわかるかも??










そう、トランスフォーマー/リベンジで登場してました。
確かプライムの墓があるって設定でしたよね。あの映画、
位置関係がメチャクチャで、この遺跡も砂漠の中に佇んでいたけど、実際は山の上にあります。


エド・ディルから暫く歩くと、ペトラ遺跡のビューポイントが三ヶ所あります。
ここまで来るともうペトラ遺跡の最深部ですが、もっと奥にも遺跡はあります。
ただ、そこまでまだ遠いので諦めました。そこまで行っても規模も小さいし。




なんかもう崩壊してるような気がしますが、ここを登ります。






なんじゃこりゃー!!絶景です!!
特に一番下の写真は実際にみると、
岩山の向こうは砂漠で、ずーっと奥まで砂漠。
ぜんぜん写真じゃショボくみえるけど、実際にみたら感動するよ。





誇らしげなヨルダン国旗。






こんなところでもお土産を売ってます。
お土産は欲しくなかったので、お茶を貰うことにしました。
紅茶です。かなり砂糖が入っているので甘い。





そして、この人はお土産を売ってた人。
ペトラのこととか、日本に友人が居てカメラを買ってもらったとか、
そういう話をしました。ここで友達のコンデジが故障したんですが、
ペトラは粉塵と砂が多いから、カメラはよく壊れるらしい。


写真撮ってもいい?って聞いたら、
もちろんいいよ。みんなに写真や動画撮られまくったから、
俺は有名人だと思うよ!YouTubeにも載ってるよ!ワハハハ!って笑ってた(笑)





ちなみに登ったのは左側の岩山。
この上に小屋があって、さっきのオッサンが居ます。
少し降りたところにも小屋があって、オッサンの弟が弾き語りしてました。
なんか、こういうところでそうやって生活してるのって凄いよね。本当に。





まだビューポイントはあります。
グランドキャニオンビュー…。俺はいつの間にアメリカに来たんだ!?
ちなみにもう一つのビューポイントはワールド・エンド。カッコ過ぎ!





ワールド・エンドのビューポイントを撮影。凄いところに建ててるなぁ。





グランドキャニオンビューのほうも綺麗だったんですが、
この三人組のキャラが強烈過ぎて、あまり写真撮ってなかった(笑)
異常なテンションで色々話してくる。キンキンに冷えたジュースを格安で売ってれた。


ただ、半分くらい何言ってるのかわからん。
日本の大統領がヨルダンで色々してくれたとか言ってた。
あとはここから見る夕日は綺麗だから、もうちょっと居たら?とか。


夕日は綺麗そうなんですが、こいつらウルサイから一緒に居たくねえ。
しかもガンジャって言いながら、謎の粉を薦めてくる。ヤバイ感じだったから、
断ったけど、帰って調べたらガンジャって大麻のことだった。危ない危ない。
乱交パーティ的なものにも招待されたけど、危なすぎだろっていう。つーかここイスラムだろ。





なんとかあの三人組から脱出し、遠くから見たエド・ディルとワディ・ムーサの街。
本当に綺麗ですね。ここからみると彫りだして作ってるから、自然と一体化している様子がわかる。





水とカップラーメンで400円しましたが、さすがにお腹が減ったので買いました。
実は先ほどのビューポイントで、固形燃料を使って日本から持参したカップ麺を食べようと
思っていたのですが、世界遺産だからという理由で諦めていました。でも出来たかもしれない。





エド・ディルの前でカップ麺を食べます。
ちなみに前に欧米人が居たんだけど、友達はお手本みたいに
ズルズルズル!!と音を立てながら食べます。おいおい!(笑)


欧米人はぜんぜん気にしていない感じだったけど、
そういえば中東では音を立てて食べてもいいんだろうか。
その辺は欧米と似たような環境だと思うんだけど、
郷に入っては郷に従えって言うからね。そこは気をつけたいところ。





夕日に照らされるエド・ディル。
わかりにくいですが、入り口のところに人が立ってます。
豆粒みたい。それだけエド・ディルが大きいことがわかると思います。





眺めていたら、さっきグランドキャニオンビューのところで会った、
あのウルサイ三人組のうち、二人がエド・ディルに登りはじめた!
あっという間に上まで到達して、足を出したり、パフォーマンスやってる。


昔は観光客もエド・ディルに登ったりしていたんだけど、
落ちて死者が出てから禁止されたらしい。ただ監視員も居ないから、
自己責任で登っても大丈夫だと思うけど、頭オカシイのかコイツラ。





右上あたりに二人組が居ます。
ジャパニーズ!ヤバーニ(日本人)!みたいなこと叫んでる。
こっちも飛んでよ!とか言ってたけど、さすがに飛ばなかった(笑)
人生で初めて落下する人間を見ることになりそうで、ヒヤヒヤした。





途中でバイバイ!と言って帰ったんですが、
一番上まで登って手を振ったりと、意外と良い奴かもしれない。
…でも変な行動ばかりしてるし、あまり関わらないほうがいいだろう。。






と思ったら、帰る途中で追いつかれた(笑)
さっきの日本人~!!~(聞き取れなかった)でバーベキューするから、
絶対に来いよな!!とか言いながら去っていく。いい笑顔だよ、あなた!


まあでも、大麻を使ってる人のバーベキューには行きづらいよ。
これが常識人でも迷うところなのに。行くのはやめておきました。
警戒心は旅をつまらなくするっていうけど、明らかに危険なのはね。





だんだんと暗くなっていく。
遠くの岩山は夕日に照らされ、近くの岩山は既に夜の雰囲気だ。





もう僕の足は限界だったので、帰りは平地だしロバを使いました。
ちなみにこのロバ、歩きより遅いです。でも夕方に乗ると商売してるほうも、
帰る時間なので、値下げしてでもついでに乗せて帰ろうとしてくるので値切りやすい。


本当は馬が良かったけど、ロバでも雰囲気出るね。
まるでインディー・ジョーンズみたいだ!!あのテーマ曲がほしい。
アラビアのロレンスとか、インディー・ジョーンズ好きにはたまらない。





シークもロバで帰れるのかと思ったら、
別料金がかかるらしく、粘っても15ドルから下がらなかったので、
いらない!!と言って帰りました。まあいいや~月明かり綺麗だし。





シークも抜け、無事にペトラ遺跡のゲートに到着。
これでペトラ遺跡観光も終了。ほぼ全ての要所をまわったので、
満足です。それに行く機会なんて早々無いだろうし。もう来れないかも。
そう思うと、今まで観てきた景色をもう一度観たくなる。名残惜しい。






クレオペトラというレストランで食事を摂ります。
ガイドブックに載ってた気がしたんですが、多分ガイドブックに載ってるとことは、
違うお店に入ったと思う(笑) なんか同じような店とかホテルとか多いんですよ。


味は美味しかったですが、僕のチキンだけ部位が違ったのか、
パサパサしてて口の水分が奪われてキツかった。乾燥がひでえ。




まあでも、ここの主人は面白い人だった。
ようこそヨルダンへ!日本人?じゃあジュースは無料だ!
僕たちは日本人に敬意を払うよ。とか言ってたけど真意は不明。


本当にジュースは無料になってた。
でもイスラムの人たちは冗談が好きすぎて困る。
ドライバーもタクシーの運ちゃんも、この人も、初対面ですぐに冗談を言う。


英語もあまりわからないので、冗談なんて分からないよ(笑)
毎回真面目に捉えては、ジョークだよ、笑ってよ、みたいに言われてしまうのだ。。
何ともノリが悪い日本人だったけれど、冗談好きの国民性も悪くはないけど少し困った。






食べ終わった後はホテルに戻ります。
が、ここで友人が歩いて戻ろうと言い出す。
確かにクルマだと近かったけど、歩いたら小一時間はかかる距離。
だから反対はしたんだけど、まあ街並みを見るのもいいかな。





こんな道を歩いていきます。
治安が悪いというイメージがあると思いますが、
涼しい夜になったら行動する人が多いので、そんな雰囲気はありません。


人も結構歩いているし、女性や子供もいっぱい歩いてます。
外国人を狙ってる人も居るかもしれないけど、そんなに雰囲気は無かったなあ。
行き交うクルマも、クラクションを鳴らしたり、窓からようこそヨルダンへ!!って叫んだり。


子供もすれ違ったときに、習ったばかりだと思う
What’s your name? How are you? って聞かれたので、
テンプレ通りに I’m fine thank you!! って答えときました。
非常に和やかな雰囲気ですが、暗闇が多いので少し怖かったりもした。





夜のワディ・ムーサ。夜景が綺麗。
ということで、ペトラ遺跡後半も終了し、今日でペトラを去ります。
遺跡なので、あまり期待はしていませんでしたが、景色が綺麗すぎました。
やはり2日券を買ったのは正解だったと思います。全てのビューポイントには行った方がいい!


明日からは超有名観光地、死海へ。
正直、死海で浮いて終わりだと思っていましたが、
またもやいい意味で期待を裏切ってくれました。次回へ続きます。


つづく。 


ヨルダンへ行ってきた!!~その2~

2013年09月27日 23時20分19秒 | 旅行総合





ヨルダンへ行ってきた!!~その1~
ヨルダンへ行ってきた!!~その2~ (この記事)
ヨルダンへ行ってきた!!~その3~
ヨルダンへ行ってきた!!~その4~





まだ昼前なので、ペトラ遺跡に行くことを決意。
ホテルまで送迎してくれたドライバーから提案で、ペトラ遺跡まで、
送ってってあげるということなのでご好意に甘えることにしました。


向かう途中でEXCHANGEへ。
日本から持ってきたお金は500ドルと5万円。
合わせて10万円ほどですが、友人に貸したりする可能性があったから。
使う可能性があったのはドル分だけなので、日本円はホテルに置きっぱです。


ヨルダンのお金は JD(ヨルダンディナール) です。
1JD=140円ほど。ただ、JDは途中から使わなくなって、
ほとんどドルの支払いで事足りました。ただし、レートは悪いと思われます。
物価は安いですが、観光地(ペトラ・死海)では死ぬほどボラれます。





上の写真はペトラ遺跡の入場券。
何故か名前を聞かれたので、サカノって答えたら、
アルファベットで!って言うので、SAKANOと言ったら、
何故かSAKAだけ打たれて渡されました。おい、SAKAって誰だよ。


で、問題はペトラ遺跡の入場料。
いくらだと思いますか??1日券で50JDです。
日本円にして約7000円!!完全にぶっ飛んでます。
ちなみに2日券だと55JD(7700円)、3日券で60JD(8400円)。


あまりにも高すぎる金額で、ここだけ物価が異次元の世界。
結果から言うと、一日ですべての見所をまわるのは難しいので、
出来れば2日券の購入をオススメします。700円くらいしか変わらないし。
また、中の物価も非常に高いので、食料や水を持っていくことをオススメします。








入り口からしばらくはお土産売り場が並んでいます。
非常に暑く、日差しが強いのに帽子を持ってくるのを忘れてたので、
ここで買いましたが、半額まで値切っても600円くらいしました。高い。。
日程上の理由で、観光地しかまわれないので仕方ないと割りきりました。トホホ。






お土産屋を抜けると、いよいよペトラ遺跡の始まりです。
景色は一変して砂の色一色になり、雰囲気が増していきます。
写真に写っているように馬が走っているんですが、馬の客引きがウルサイ。
ペトラ遺跡のチケットを見てみろ、馬もチケット代に含まれてるぞ!って何度も言ってくる。


嘘つけ!!その手の嘘には騙されんぞ!!と思ってたんですが、
どーも、本当にチケット代に含まれてるっぽい?含まれてなかったとしても、
3JD(420円)ほどのチップ代のみらしいので、価格はそんなもんなんじゃないですかね。


数百メートルしか乗れないので、乗らなくてもいいと思いますが、
行きはゆっくりと見ながら歩いて、帰りは馬に乗っても雰囲気出ていいかも。
どうせ観光地なんだから、観光地っぽいことをしても悪く無いとは思います。






ところどころ岩に穴が空いているのは、お墓らしい。
下の画像はオベリスクの墓と呼ばれている墓です。
何故そう呼ばれているかというと、天辺にある4つの石がオベリスクに似ているからだとか。


このようにペトラ遺跡の変わっているところは、
普通なら建設したりする建物を、岩から削りだして作っているというところです。
Appleもビックリの削りだし技術。ビックリですよね。しかし、この遺跡はまだ序の口!






岩の間を抜ける道、シーク。その入口です。
シークが出来た理由は、亀裂が入った岩に鉄砲水が何度も流れ、
この辺りの岩は柔らかいので、岩が削られ、道が出来たそうです。





このようにシークにも馬車が走っていきます。
馬車はかなり高く、往復で20JDほどするらしいので、
よほど足腰が弱い人以外は乗らないほうがいいでしょう。







シークは写真でも何度も見ていたので、
たいして期待していませんでしたが、想像以上に圧巻でした。
これは写真では到底伝わらない迫力だと思います。本当に圧倒された。





岩はゴツゴツ。そして高く高くそびえ立つ。
切れ目には青空が広がっている風景が数キロにわたって続きます。





保護色でわかりにくいですが、
ペトラ遺跡には沢山のネコが居ました。
どのネコも若い気がしたんですが、なんでだろう?





そして、ついにチラッと。
ペトラ遺跡で一番有名な遺跡がチラッと見えています。






シークを抜けた先には、エル・ハズネ
まるでゲームの世界のような建築物ですが、現実のものです。
非常に大きく、これも岩を削ったり、彫ったりして作られているから驚き。


何故このような巨大な神殿のようなモノを作ったのかはわかっておらず、
一説には宝物庫と言われていて、宝を盗もうと銃で撃ちまくった後もあります。
今では死者を祭った霊廟だったとか、様々な説がありますが、謎に包まれています。


ここも写真ではよく見ていたし、私は人間が作った遺跡を見ても、
あまり感動したりはしないんですが、ここは感動しましたね。
何が凄いって、自然の中に溶け込むように作られているということ。
エジプトの神殿は作り物って感じがしましたが、ここでは圧倒されました。







翌日も来る予定だったし、既に夕方になりかけていたので、
急ぎ足で先へと進んでみます。エル・ハズネを抜けると、
一気に広がったところに出ます。この先も気になるところですが…






売店の横に道ではなさそうですが、階段が続いています。
この時点では何処に繋がっているのかは知らなかったんですが、
上に登ったほうが夕日が綺麗そうという理由で登ってみることに。



ペトラ遺跡は広大なので、タクシー代わりにロバや馬やラクダに乗ることが出来ます。
こういう階段を登れるのはロバだけらしく、疲れたらロバに乗ろうよ!みたいな客引き。
結構上りがつらく、実は出国前寸前まで風邪で寝込んでいたので病み上がりにはキツイ。
何度か乗ろうかと思いましたが、やはり自分の力で登ったほうがいい。頑張りました。





しばらく登るとご覧のような景色に。
夕日に照らされた遠くの岩山達が本当に綺麗です。
階段はまだまだ続くので疲れますが、頑張って進んでいきます。





写真を撮る友達。非常に絵になるなぁ。ちなみに使ってるのはD800。私のは5D3。






ロバさん。写真でみると可愛らしいけど、実際は匂いがキツイ。





こんな感じで登っていきます。ここからはいっそう上りがキツくなり、
ハアハア言いながら登っていきます。ちなみに毎週登山している友達は、
涼しい顔で進んでいくので、体力の差を思い知らされました。
ゆっくり歩いてたら、お土産売りのオバサンから 日本人!ガンバレ! って応援される始末。





飛びますが、頂上の画像。
頂上まで写真を撮らずに黙々と歩きました。
こういうところにも御土産屋があって、毎度応援されるという始末でございました。








運動不足と病み上がりでクタクタになりながら登りましたが、
登る価値は絶対にあります。後からガイドブックをみたら、
ここは犠牲祭壇というところで、夕日のときに来ると綺麗らしい。


本当に素晴らしい風景。
世界の果てまできた気分だ。
友達はスカイリムで出てきそうな場所と言っていたけど、本当にゲームの世界みたい。





遠くに見えるのは、ワディ・ムーサの街並み。
遠くから見るとちっぽけな町に見えるけど、泊まっている限りはそんな風に見えない。
やっぱり自然の中に住んでいる人間なんてチッポケな存在なんだなーと思う。












素晴らしい場所だと思います。
この絶好のロケーションなのに、ここにいるのは私達と、
地元民と二組の欧米人カップルのみ。あれだけ下に居た観光客は来ていない。


なんて勿体ないんだろうと思う。
でも、私達も偶然来ただけなので来られてよかったと思う。
道端で頑張って!と応援してくれたオバサン達はコレを見せたかったのだろうか。





ここで写真を撮っていたら、アメリカ人女性から声をかけられる。
こんにちは!日本人?そのカメラはMark3?やっぱり!買ったばかりだから使い方教えてよ!
と言われて、こっちに走ってくる。その人には彼氏も居たんだけど、違うところで写真を撮っていた。


カメラを見せてもらうと、確かにこの人もCanonの5DMark3を持ってた。
夕日を撮るとシルエットにしたくなくてもシルエットになってしまうから、
どうやったら黒つぶれしないで撮れるの?と聞かれたので拙い英語で説明…
この時!!この人のオッパイが!!俺の腕にメッチャ当たっているのである!!


おいおい、マジかよ、イケメンの彼氏居たじゃん、もしかして痴女かよ、
近くで見たらメッチャ美人じゃん、しかも巨乳かよ、からかってんのかな、
もうなんでもいいや、オッパイ最高、さすが自由の国ありがとう!!


説明自体は分かっていなさそうだったけど、
お礼に写真撮ってあげると言われたので撮ってもらいました。
その後、そのカップルのキス写真とか撮らされましたが、まあいいよ。


オッパイは置いといて、このカップルは非常に好感が持てた。
地元民も英語を話せるのでとてもフレンドリーに会話していたし、
人物の写真もたくさん撮影していたし、旅慣れてる感じがした。


私はまったくフレンドリーな感じではないので、
このカップルはお似合いだし、元気いっぱいだし、
羨ましいなぁって思いましたよ。俺には無いものいっぱい持ってた。








そんなことを思っているうちに夕日は沈み、
風景はどんどんと色を変えていきます。さすがに夜になったら、
危ないので、そろそろ宿に帰ることにしました。帰りも一時間くらいかかります。





おみやげ屋のオバサン達は帰った後だったんだけど、
売り物を放置でそのまま帰っているんだよね…。さすがに無防備すぎないかな?(笑)
これだと何個か拝借してもバレなさそうだけど、良心が痛むのでやめておきました。





非常に暗いけれど、月明かりに照らされるエル・ハズネ。
この後は完全に暗くなったシークを抜け、タクシーを拾って宿まで帰りました。
出発から一日以上寝ずに行動して歩きまわったので、宿でご飯を食べて寝てしまいました。


しかし、ペトラ遺跡は物価も高いし、歩き疲れますが、
その分、素晴らしい景色の連続で早くも好きになりました。
明日もペトラ遺跡をまわります。一日目以上の絶景の連続でした。
次回はペトラ遺跡の後半を書きます。みてね! 


つづく。