Every.Log.

人生ぜ~んぶ!ネタ!! カメラ、旅行、ゲーム、毎日のボヤキ。

ヨルダンへ行ってきた!!~その4~

2013年10月16日 19時50分43秒 | 旅行総合





ヨルダンへ行ってきた!!~その1~
ヨルダンへ行ってきた!!~その2~
ヨルダンへ行ってきた!!~その3~
ヨルダンへ行ってきた!!~その4~ (この記事)




翌日。前日は数十キロ歩いたので、
シャワーを浴びてすぐに爆睡してしまいました。
この日は死海へ向けて出発する日なので、ホテルの朝食を食べ、
手早く荷物をまとめます。いつもギリギリになってやるから、遅刻寸前だ…。







初日に乗せてもらったドライバーのクルマで死海へ向かいます。
ペトラから死海へ行く道は2つあるらしく、早く着きたいなら高速、
綺麗な景色を楽しみたいならキングスハイウェイらしい。もちろんキングスハイウェイを選択しました。





中東のクルマには誰かの顔を貼っつけてあるのが多いんですが、
家族?偉い人?ちょっと誰なのかわからない…。なかなか日本では無さげ。
他にもAppleシールなんとかを貼ってあるクルマも多い。Appleも人気みたいですが、
iPhoneを持っている人は見かけなかった。みんなNokiaとかの携帯でした。






キングスハイウェイの道路はこんな感じです。
舗装とかはあまりよくはありませんが、左側が崖になっていて、
峠道のような感じなんですが、日本の道とはまったく違いますよねえ。





私が撮影したものですが、こんな感じの道です。左側には広大な砂漠と街が遥か下にあります。
やまなみハイウェイの規模を大きくして、山々を禿げさせたらこんな感じになるんじゃないかなあ。




ドライバーいわく、ヨルダンで最も古い渓谷らしい。
写真じゃ壮大さは伝わらないかもしれないけど、本当に壮大なところでした。
行ったことはないけど、グランドキャニオンみたいな感じなんだろうか。壮大です。
時間的に厳しかったけど、ここは綺麗だからってことで10分程度停車してもらいました。





こんな感じで羊さんのせいで徐行したり…。ちなみに飼い主さんは軍服着てました。
退役軍人なのかな??結構軍服着てる人は多くて、たぶん作業着的な使い方してるんだろうなあ。





途中からこういう岩だらけのエリアへ。
ここから一気に下り、海抜マイナス418メートルの死海へ。
てっきり山岳地帯を走っているかと思ってたら、海抜が低いからだったんだと驚きました。





死海が見えてきました。
思ったよりも広大で、色も海そのもの。もっと茶色かと思ってた。
モヤっとしている対岸はイスラエルです。なんかもう不思議だ…。







ホテルに到着。私達が泊まったのはデッド・シー・スパ・ホテル。
ヨルダン側の死海に面したホテルの中では最も安いホテルなんですが、
それでも1万以上はするホテルです。ちなみに死海周辺には商店も民家も一切ありません。


私達はホテルから結局出なかったので詳細はわかりませんが、
たぶん近くには安宿とか安い飯屋もないと思います。安宿を利用するなら、
他の街からバスなどで来るのがいいと思いますが、この辺はわかりません。






さっそく死海へ向かいます。
ホテルにビーチがついていて、シャワーやタオルなども貰えます。
ホテルに宿泊してる人は利用料は無料で、ビーチのみだと15JDらしいです。


ホテルの部屋も1万超ということで綺麗だし、
プールもついているし、ビーチには椅子などもたくさん配置されています。
飲み物や軽食も売ってましたが、5ドル以上のものばかりなので割高でした。





対岸にはイスラエルが見えます。
私はそこまで期待をしていなかったんだけど、
死海の景色は想像以上に綺麗でした。対岸に砂漠と山が広がってるなんて。






ついに死海へ入ってみます!!
当たり前ですが浮きます。プカプカ浮きます。
定番の雑誌を読んでいる写真も撮ってみました。読んでいるのは地球の歩き方ですがw


友達の写真を撮ったあとは、私も入ってみましたが、
溺れるのは困難だと思います。力を抜くとすぐに一枚目の写真みたいに浮いてしまいます。
泳げる人でも泳ぐのは難しいと思うし、犬かきか、水中歩行するのが一番早く移動出来ました。


私はサンダルを忘れたので裸足で入りましたが、塩の結晶と細かい石があるので、
サンダルを持参するのがいいと思います。ホテルで買おうと思いましたが、30ドルもしたよ、、
水着も高いので持参推奨だし、ゴーグルもあったほうがいいと思います。プールもあるし。




しばらくしてプカプカ浮くのに飽きたらしい友達が、
潜ってみる!!と言って潜っていましたが、1秒くらいで
「うわあああ!!痛い!!痛い!!」と叫びながら浮上してきて、
そのままシャワー室へ走って行きました。無茶しやがって…。


鼻の穴とか、耳の穴とか、目とかが痛くなるらしい。塩分濃度が高いからかな。
普通に泳ぐだけでも目に入ったら激痛なので、ゴーグルがあると楽だと思う。
そして、潜るのは相当痛そうだったのでやらないほうがよさそう。






近くには泥パックできる泥が置いてあったりして、
みんな泥を体に塗りたくってました。なんか美容にいいらしい。
美容にいいのはいいんですが、海岸にこういう黒い人達がいるのは非常にシュール。


2時間ほど死海に入って、泥パックをしたり。
シャワーで体を洗っても塩分っぽい感じは抜けなかったので、
プールに入って遊んでたらその感じもなくなりました。





太陽も傾いてきたので、リゾート気分を味わうことに。
5ドルもするジュースも買ってみましたが、量が少なくてすぐに無くなってしまいました。
高いだけあってジュースは美味しいんですが、もっと量があるといいのにな。





景色はとても綺麗だし、時間によって色が変わっていくので飽きません。
この景色をみながら、ボケェ~としてるのが何とも贅沢で気持ちよかった。
私はリゾート地に行く人を馬鹿にしていましたが、リゾート地に行く人の気持ちがわかった気がする。





アホみたいにボーっとしていたら、夕暮れ時になりました。
夕日もとても綺麗で、雲もない快晴だし、本当に綺麗だったなぁ。





絵になります。






完全に沈んだ後。
マジックアワー。景色の色がどんどん変わっていくのが実感できます。
こんなに景色のいいところで、ぼんやりと夕日を眺めるなんて久々でした。






ちょろっと写真にも写ってましたが、
三脚を立ててタイムラプスも撮影してみました。
マニュアルモードで撮っていたつもりが、絞り優先モードになっていたので、
チラツキがあったり、沈んだ後も明るかったりで微妙な感じですが…。


雰囲気だけでも伝わったらいいかなあ。
撮影してたら、外国人のオッサンにタイムラプス撮ってんの?
って話しかけられて、カメラの話が出来たから良かったかな。





イスラエルの夜景。日本でも物騒な国として報道されていますが、
ここで見たイスラエルは平和そのものでした。というか、隣国で内戦やっている雰囲気は無く、
ヨルダンも平和そのものだし、途中からそういうことは忘れてしまった。観光地しか行ってないけど。


日没後も夜景が綺麗だし、完全に暗くなるまでノンビリしてました。
日没後はプールや死海には入ってはダメって書いてあるんだけど、
監視員とかは居ないので、入ってもバレないと思います。危ないけど。





この後はホテルのビュッフェへ。
別料金らしく15ドルとられましたが、品揃えもそこそこだし、
味もなかなか美味しかったので、良かったかなと思います。





スマホのカメラしか持って行かなかったので画質悪いですが、
デザート類はとても甘いですが、そこそこ美味しかったので結構食べました。
水も頼んだんですが、何故か請求されなかった。無料ではないと思うんだけど…。


友人は食べ終わった皿の上にフォークやら乗せたおかげで、
まだ食べ足りないのに、全てのフォークとかナイフを回収されてました。
その辺の作法は知らなかったのでアレなんですが、苦い失敗ですね。





時は飛んで翌日。夕食を食べたあとは、
海岸に行ってまたゆっくりしてから、シャワー浴びて寝ました。
朝焼けが綺麗だと思ったので、早起きして朝焼けをみる作戦。











動画も撮りましたが、昼間や夕日とは違った色合いです。
死海に映るマジックアワーが本当に綺麗でした。早起きして良かった。
友達は死海に入ってましたが、私は写真を撮りたかったので入りませんでした。


昼間と違って誰も居ないし、波静かなのでこの時間に入るのもいいと思います。
朝焼けを海に入って見るとか、なかなかロマンチックだと思いますけど!





変な雲。まっ平らな雲なんて見たことなかった。
ということで、朝焼けも終わって人も集まりだしたので朝食へ。





夕食と違って、朝食は料金に含まれているようです。
ビュッフェ形式で夕食よりは種類は多くありませんが、
パンとか柔らかくて美味しかった。ペトラの宿のパン硬すぎ。





今日が最終日で、昼前には迎えがくる予定になっていたので、
最後まで海岸に居ることにしました。友達も言っていましたが、
時間によって景色の色が変わるので、全然飽きないんですよね。


昔読んだ 行かずに死ねるか! という本で、
アメリカのモニュメントバレーで毎日色が違うから、何泊もしていた話があったけど、
今ならその気持がわかった気がする。死海でこんなに景色楽しめるとは思わなかったけど(笑)





時間になってしまい、迎えが着てしまったので帰ります。
今までの旅行では心残りとかはあまりなかったんですが、
最後、まったり過ごした時間が長かったので、もっと居たいという気分になりました。


というか、時間がなくてワディ・ラムという砂漠地帯に行けなかったんだけど、
それが一番の心残りだなぁ。もう一日あれば行けたので、何としても行くべきだった。
もうヨルダンには来れないかもしれないのに残念だった。次来たら絶対に行こう。






ということで、以上がヨルダン旅行記でした。
ペトラ遺跡と死海くらいにしか行けませんでしたが、
想像以上に景色が壮大で、尚且つ綺麗だったので印象に残っている国です。


治安も観光地くらいしか行っていないんですが、良好でした。
人々も気軽に話しかけてくれるし、物売りも節度があって好印象。
もっと色々なところに行きたいと思ったけれど、日程が足りなくて残念でした。


やっぱり中東は楽しい。行くと感動するし、面白い。
次回は安宿に泊まって、街をゆっくり楽しんだりもしてみたい。
たぶん次も中東に行くんだと思う。惹きつける魅力がある国々がいっぱいだ!!




ヨルダン旅行記2013 終


最新の画像もっと見る

コメントを投稿