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ヨルダンへ行ってきた!!~その2~

2013年09月27日 23時20分19秒 | 旅行総合





ヨルダンへ行ってきた!!~その1~
ヨルダンへ行ってきた!!~その2~ (この記事)
ヨルダンへ行ってきた!!~その3~
ヨルダンへ行ってきた!!~その4~





まだ昼前なので、ペトラ遺跡に行くことを決意。
ホテルまで送迎してくれたドライバーから提案で、ペトラ遺跡まで、
送ってってあげるということなのでご好意に甘えることにしました。


向かう途中でEXCHANGEへ。
日本から持ってきたお金は500ドルと5万円。
合わせて10万円ほどですが、友人に貸したりする可能性があったから。
使う可能性があったのはドル分だけなので、日本円はホテルに置きっぱです。


ヨルダンのお金は JD(ヨルダンディナール) です。
1JD=140円ほど。ただ、JDは途中から使わなくなって、
ほとんどドルの支払いで事足りました。ただし、レートは悪いと思われます。
物価は安いですが、観光地(ペトラ・死海)では死ぬほどボラれます。





上の写真はペトラ遺跡の入場券。
何故か名前を聞かれたので、サカノって答えたら、
アルファベットで!って言うので、SAKANOと言ったら、
何故かSAKAだけ打たれて渡されました。おい、SAKAって誰だよ。


で、問題はペトラ遺跡の入場料。
いくらだと思いますか??1日券で50JDです。
日本円にして約7000円!!完全にぶっ飛んでます。
ちなみに2日券だと55JD(7700円)、3日券で60JD(8400円)。


あまりにも高すぎる金額で、ここだけ物価が異次元の世界。
結果から言うと、一日ですべての見所をまわるのは難しいので、
出来れば2日券の購入をオススメします。700円くらいしか変わらないし。
また、中の物価も非常に高いので、食料や水を持っていくことをオススメします。








入り口からしばらくはお土産売り場が並んでいます。
非常に暑く、日差しが強いのに帽子を持ってくるのを忘れてたので、
ここで買いましたが、半額まで値切っても600円くらいしました。高い。。
日程上の理由で、観光地しかまわれないので仕方ないと割りきりました。トホホ。






お土産屋を抜けると、いよいよペトラ遺跡の始まりです。
景色は一変して砂の色一色になり、雰囲気が増していきます。
写真に写っているように馬が走っているんですが、馬の客引きがウルサイ。
ペトラ遺跡のチケットを見てみろ、馬もチケット代に含まれてるぞ!って何度も言ってくる。


嘘つけ!!その手の嘘には騙されんぞ!!と思ってたんですが、
どーも、本当にチケット代に含まれてるっぽい?含まれてなかったとしても、
3JD(420円)ほどのチップ代のみらしいので、価格はそんなもんなんじゃないですかね。


数百メートルしか乗れないので、乗らなくてもいいと思いますが、
行きはゆっくりと見ながら歩いて、帰りは馬に乗っても雰囲気出ていいかも。
どうせ観光地なんだから、観光地っぽいことをしても悪く無いとは思います。






ところどころ岩に穴が空いているのは、お墓らしい。
下の画像はオベリスクの墓と呼ばれている墓です。
何故そう呼ばれているかというと、天辺にある4つの石がオベリスクに似ているからだとか。


このようにペトラ遺跡の変わっているところは、
普通なら建設したりする建物を、岩から削りだして作っているというところです。
Appleもビックリの削りだし技術。ビックリですよね。しかし、この遺跡はまだ序の口!






岩の間を抜ける道、シーク。その入口です。
シークが出来た理由は、亀裂が入った岩に鉄砲水が何度も流れ、
この辺りの岩は柔らかいので、岩が削られ、道が出来たそうです。





このようにシークにも馬車が走っていきます。
馬車はかなり高く、往復で20JDほどするらしいので、
よほど足腰が弱い人以外は乗らないほうがいいでしょう。







シークは写真でも何度も見ていたので、
たいして期待していませんでしたが、想像以上に圧巻でした。
これは写真では到底伝わらない迫力だと思います。本当に圧倒された。





岩はゴツゴツ。そして高く高くそびえ立つ。
切れ目には青空が広がっている風景が数キロにわたって続きます。





保護色でわかりにくいですが、
ペトラ遺跡には沢山のネコが居ました。
どのネコも若い気がしたんですが、なんでだろう?





そして、ついにチラッと。
ペトラ遺跡で一番有名な遺跡がチラッと見えています。






シークを抜けた先には、エル・ハズネ
まるでゲームの世界のような建築物ですが、現実のものです。
非常に大きく、これも岩を削ったり、彫ったりして作られているから驚き。


何故このような巨大な神殿のようなモノを作ったのかはわかっておらず、
一説には宝物庫と言われていて、宝を盗もうと銃で撃ちまくった後もあります。
今では死者を祭った霊廟だったとか、様々な説がありますが、謎に包まれています。


ここも写真ではよく見ていたし、私は人間が作った遺跡を見ても、
あまり感動したりはしないんですが、ここは感動しましたね。
何が凄いって、自然の中に溶け込むように作られているということ。
エジプトの神殿は作り物って感じがしましたが、ここでは圧倒されました。







翌日も来る予定だったし、既に夕方になりかけていたので、
急ぎ足で先へと進んでみます。エル・ハズネを抜けると、
一気に広がったところに出ます。この先も気になるところですが…






売店の横に道ではなさそうですが、階段が続いています。
この時点では何処に繋がっているのかは知らなかったんですが、
上に登ったほうが夕日が綺麗そうという理由で登ってみることに。



ペトラ遺跡は広大なので、タクシー代わりにロバや馬やラクダに乗ることが出来ます。
こういう階段を登れるのはロバだけらしく、疲れたらロバに乗ろうよ!みたいな客引き。
結構上りがつらく、実は出国前寸前まで風邪で寝込んでいたので病み上がりにはキツイ。
何度か乗ろうかと思いましたが、やはり自分の力で登ったほうがいい。頑張りました。





しばらく登るとご覧のような景色に。
夕日に照らされた遠くの岩山達が本当に綺麗です。
階段はまだまだ続くので疲れますが、頑張って進んでいきます。





写真を撮る友達。非常に絵になるなぁ。ちなみに使ってるのはD800。私のは5D3。






ロバさん。写真でみると可愛らしいけど、実際は匂いがキツイ。





こんな感じで登っていきます。ここからはいっそう上りがキツくなり、
ハアハア言いながら登っていきます。ちなみに毎週登山している友達は、
涼しい顔で進んでいくので、体力の差を思い知らされました。
ゆっくり歩いてたら、お土産売りのオバサンから 日本人!ガンバレ! って応援される始末。





飛びますが、頂上の画像。
頂上まで写真を撮らずに黙々と歩きました。
こういうところにも御土産屋があって、毎度応援されるという始末でございました。








運動不足と病み上がりでクタクタになりながら登りましたが、
登る価値は絶対にあります。後からガイドブックをみたら、
ここは犠牲祭壇というところで、夕日のときに来ると綺麗らしい。


本当に素晴らしい風景。
世界の果てまできた気分だ。
友達はスカイリムで出てきそうな場所と言っていたけど、本当にゲームの世界みたい。





遠くに見えるのは、ワディ・ムーサの街並み。
遠くから見るとちっぽけな町に見えるけど、泊まっている限りはそんな風に見えない。
やっぱり自然の中に住んでいる人間なんてチッポケな存在なんだなーと思う。












素晴らしい場所だと思います。
この絶好のロケーションなのに、ここにいるのは私達と、
地元民と二組の欧米人カップルのみ。あれだけ下に居た観光客は来ていない。


なんて勿体ないんだろうと思う。
でも、私達も偶然来ただけなので来られてよかったと思う。
道端で頑張って!と応援してくれたオバサン達はコレを見せたかったのだろうか。





ここで写真を撮っていたら、アメリカ人女性から声をかけられる。
こんにちは!日本人?そのカメラはMark3?やっぱり!買ったばかりだから使い方教えてよ!
と言われて、こっちに走ってくる。その人には彼氏も居たんだけど、違うところで写真を撮っていた。


カメラを見せてもらうと、確かにこの人もCanonの5DMark3を持ってた。
夕日を撮るとシルエットにしたくなくてもシルエットになってしまうから、
どうやったら黒つぶれしないで撮れるの?と聞かれたので拙い英語で説明…
この時!!この人のオッパイが!!俺の腕にメッチャ当たっているのである!!


おいおい、マジかよ、イケメンの彼氏居たじゃん、もしかして痴女かよ、
近くで見たらメッチャ美人じゃん、しかも巨乳かよ、からかってんのかな、
もうなんでもいいや、オッパイ最高、さすが自由の国ありがとう!!


説明自体は分かっていなさそうだったけど、
お礼に写真撮ってあげると言われたので撮ってもらいました。
その後、そのカップルのキス写真とか撮らされましたが、まあいいよ。


オッパイは置いといて、このカップルは非常に好感が持てた。
地元民も英語を話せるのでとてもフレンドリーに会話していたし、
人物の写真もたくさん撮影していたし、旅慣れてる感じがした。


私はまったくフレンドリーな感じではないので、
このカップルはお似合いだし、元気いっぱいだし、
羨ましいなぁって思いましたよ。俺には無いものいっぱい持ってた。








そんなことを思っているうちに夕日は沈み、
風景はどんどんと色を変えていきます。さすがに夜になったら、
危ないので、そろそろ宿に帰ることにしました。帰りも一時間くらいかかります。





おみやげ屋のオバサン達は帰った後だったんだけど、
売り物を放置でそのまま帰っているんだよね…。さすがに無防備すぎないかな?(笑)
これだと何個か拝借してもバレなさそうだけど、良心が痛むのでやめておきました。





非常に暗いけれど、月明かりに照らされるエル・ハズネ。
この後は完全に暗くなったシークを抜け、タクシーを拾って宿まで帰りました。
出発から一日以上寝ずに行動して歩きまわったので、宿でご飯を食べて寝てしまいました。


しかし、ペトラ遺跡は物価も高いし、歩き疲れますが、
その分、素晴らしい景色の連続で早くも好きになりました。
明日もペトラ遺跡をまわります。一日目以上の絶景の連続でした。
次回はペトラ遺跡の後半を書きます。みてね! 


つづく。 


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