私が、3歳頃まで住んでいた田舎の庭に咲いていた沈丁花。
ここまでは、確かな事実。
緩やかな坂を登って行くと向かって右の隅に咲いていたような気がします。
もしかしたら違うかも知れないのですが、なぜかそんな情景が繰り返し浮かんで
くるので、自分では、もうそういうことにしたのかもしれません。
それはこんもりとまあるく茂っていました。
小さいながらに忘れられない花です。
少し大きくなってこの花の香りが、私はとても好きなのだと分かりました。
どこからともなく漂ってくる、その素朴で、母のような香り・・・。
3歳では香りなど覚えているはずもないのですが、ひょっとしたら
体のどこかで覚えていたのでは?などと思うのです。
今の我が家にも偶然ですが、前の住人さんが植えられた沈丁花があるんです。
この二、三日の春陽気に誘われて小さな星がひとつ、またひとつと開き始めました。
今日も玄関の門扉を開けようとしたときに、春風で運ばれてきた素朴な里の香りに
包まれて、ふぅ~~~~っと全身が冬から解き放たれてゆくのを感じました。
なんとも例えようのない、心地よい開放感と申しましょうか、言葉が見つかりません。
私の中で田舎の庭を語るとき、必ず出てくるのがこの沈丁花です。
きっと私の故郷の香りなんです。
今日もありがとうございました。
すっかり春ですね~あんなに寒かったのに
もう4月中旬の陽気ですって! 嬉しいようなでもこれで良いの?(温暖化) って思ってしまいます。
今あちこちから沈丁花の香りが漂っています。
香りがあると季節感も何倍にもふくらんで幸せになりますね。(我が家にはないけれどご近所にあるので)
1日ごとに植物の成長が早まっています、
嬉しいわ~。
>すっかり春ですね~あんなに寒かったのに・・・
本当ですね~!今朝は、何を着たらよいのかしら~?と迷ってしまいました。
hahaeさんのご近所からも沈丁花の香りが漂ってきているのですね?
薔薇が咲くまでの間、梅や沈丁花など和の香りを楽しむことにしましょうか・・・。
香りのある暮らしっていいですね。
このところの雨や気温の上昇でノイバラの葉はもちろん、植物たちの目に見える動きが嬉しいですね。
暑さ寒さも彼岸までって、本当ですね。
いよいよですよ~!(薔薇の季節) つい笑みがこぼれてしまいますね。
金木犀の香りは好きなんです。
秋の入り口で風に乗って漂ってくるあの香り。
どこか子供の頃を思い出させる、原風景ちゅうか、原風香・・。
みみさんにとってのそれは、沈丁花なんですねえ。
やっぱり、「ふぅ~~っと解き放たれる開放感」ちゅうのは、3才のころに住んでいた田舎の風景をどこか心の中枢で無意識に覚えていたのだと思うのです。
小さいころ見たタンポポの色や、白や黄色の喋喋の色がなぜか今になって鮮やかにフラッシュバックしてくることがあります。
そんな色の世界も心の中枢で捉えたものが頭の記憶を超えて鮮やかに蘇って今まさに見ているものと重なるのかも知れませんねえ。
私が12歳まで過ごした田舎家の庭は、キクばあちゃんが丹精こめた庭木がありました。
緩やかな坂の上り口の右手です。こんもりとした半球形のジンチョウゲはキクばあちゃんの自慢でした。訪れる誰もがそれを褒めました。するとばあちゃんは惜しげもなく下枝を切り取って“挿し木するとよく付くから”といってあげるのです。
その隣でボケの赤い花が咲いて、次には大きなムラサキヤシオツツジと、季節を追って色々な花が咲きました。たぶんそれが私の原風景です。
山の花や生き物に、いつまでも憧れているのもそのせいでしょう。
mimiの自然志向もそこからきているのかもしれませんね。3歳の記憶恐るべしです。
ベランダでミスミソウ、シュンラン、スミレが咲いています。春の喜びを告げてくれる使者のようです。一度自然の中に咲いているミスミソウを見たいものだと思っているのですが…。
心で読んでくれてありがとうございます。
金木犀が秋の入り口だとしたら、沈丁花は春の入り口の香りでしょうか。
りょうさんらしい表現をいつも楽しませていただいてますよ。
うんうん!
小さいころ見た花の色がフラッシュバックしてくることって確かにありますよね。
心で聴き 心で嗅いで 心で触れて 心で味わう
そうなんですね、感じるのは頭ではなくて心なんですね。
心の中枢で無意識にインプットされていたことが記憶を超えてある日突然蘇って、今ここにあるものと一寸の狂いもなく重なったときまさにその時「心が動く」のかな・・・。
不思議な世界です。
面白いですよね、心を持つって、言葉を使える人間って。でも自然が生んだもの(色や形や香り)は何十年も人の心に宿ってるんですよね。それが源風景なんですね。
キクばあちゃんってmimiが生まれたときは存在しなかった人なんですね。想像しようと思っても何も浮かんできません。(当たり前w)
知らないけど、私の中にキクばあちゃんが生きているみたいだわ。 あは
いつかも書いたのですが、人って小さい頃住んでいた環境に帰りたくなるらしいですよ。
mimiは、自然な生き方をさせてもらって幸せですね。
ミスミソウの自生しているところ?かなり難しいかもしれませんがいつか見つかるといいですね。
でもでも、ベランダの小さい春オメデトウ!
mimiちゃんと同じく昔を思い出す花の一つになっています。
亡くなった母がいっぱい咲いた枝を
なんとおトイレに飾ったのです。
「コンナ可愛い花を コンナ場所に~」って
ちょっと憤慨したのですが、狭い場所に心地よい香り~~♪
「あら、案外いいものね」と
二人で笑ったことがあります。
まさに今で言う芳香剤でした^^;
挿し木でつくとのことですね。
どこかにあったら花泥棒してきちゃおうかな。。うふふ
内緒ね!
小学生の頃のこんもりと茂った沈丁花の様子をまだはっきり覚えていますよ"^_^"。
こちらのほうは一週間ほど早く近所の花びらひとひらが動くのを見たばかりでした。
白(アイボリー)の花もありますがこちらのほうが華やかです。
そうそう こちらにも梅にメジロくんが集団でやってきて何やら賑やかに会話していました。
土筆を友達が摘んで佃煮みたいにしていただきました。
そぉおっか~今は亡きお母様と思い出のお花でしたか!おトイレにも飾って香りを上手に楽しまれたのですねぇ。なんだかとっても女性らしさが漂ってきますよん。
きっとその季節、玄関には水仙かなにかが活けてあったりしたのかなぁ?.。o○想像中。
んん?もなちゃんがお花をどろちゃんしてくるのん?
あががが・・・しょうがないなあ。。。
んなら、可愛いスカーフして行ってねぇ!
挿し木成功しなかったら言ってね!送ってあげるからね。
子供の頃見た風景って思ったよりずっと心に残っていることに驚いています。
土筆の佃煮風をいただいたの?わぁ~~丹精こもってますね。
摘んで、袴を取って煮含めて。。。
春をじっくり味わうことができましたか?
素敵なお友達を持って幸せですね。