当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。
今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。
Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?
毎回のリセットや流産がやはり辛かったです。
今回はもしかしたら良い結果になる予感がすると思っていた時でも、
リセットになると、本当に心が苦しくなりました。
私は、予感が全く当たりませんでした。
逆に、何も考えていない時の方が良い結果になる事が多かったです。
Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?
治療の事や赤ちゃんの事を考えると辛くなるので、
最終的に自分に一番合っていた方法は「無」になる事でした。
深く考える事なく、淡々とこなす事で、辛さというものをコントロールしていました。
Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
後で後悔だけはしないように、今現在、自分が出来る最大限の治療は早めにしました。
ステップアップも迷う事なく行う事で、「これでも出来なければ仕方ない!!」と思えるからです。
Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?
「無」になる事が出来てからは、特別な気分転換は必要ありませんでした。
治療が日常生活の一部だと思えたら、かなり強くなれるので、ごく普通に過ごす事が出来ます。
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?
徳岡先生の無駄のない治療スケジュール、患者に寄り添って的確な判断をしてくれるところ。
痛みが少なく不安がない、とにかく徳岡先生が信頼出来る存在だった事が、一番選んで良かった事です。
通院が苦でなかった理由は、看護師さん達がとても優しく、
不安な気持ちや悩み等を親身になって聞いて下さったからです。
Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。
よく「出口の見えないトンネル」と言われていますが、本当にその通りで、
とても辛い日々だと思います。
私は、何度も流産したり、第2子・第3子を授かるまでに5年程かかりました。
本当に本当に辛く苦しかったです。
でも、何年も続けてきて分かった事は、全ての事に意味があるという事です。
その意味は、いづれ分かります。
今、良い結果が出ない方は、きっと今のタイミングではないのです。
流産された方も、その子は何かを知らせに来てくれているのです。
辛い日々もきっと貴女の為にとって必要な時間なのかもしれません。
必ず意味があるので、全てをポジティブに変換してみて下さい!!
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します。
5年ほどの治療の結果、最終的に双子の男の子を授かる事が出来ました。
治療は40歳までと、自分の中で決めていて、39歳で妊娠し、
タイムリミットと決めていた40歳で出産しました。
残り最後かもしれないと思われる2個の受精卵を戻した結果、
その2個ともに無事に着床して、無事に産まれてくれました。
もう奇跡としか思えませんでした。
こんなに苦しい思いをした結果の2人なので、可愛くて可愛くて仕方ありません。
私にとっては、無駄な時間ではなかったと心から思っています。
双子なので、大変ではありますが、寝不足も気にならないですし、とにかく幸せです。
(いただいた原文、そのまま掲載しております)
励ましメッセージ、まことに有難うございました