とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

卵胞と卵子の違い

2010年12月02日 | 不妊


このブログで、
以前に何度も書かせて頂きましたが、
不妊治療専門施設であっても、
その専門施設が、やれる限りのどのような検査をしても、
外側から”卵子”というものを確認する事は出来ません。

超音波検査(エコー)で、毎回診ている’丸くて黒いもの’は、
”卵子”の入っているであろう袋であり、
これを「卵胞」といいます。

しつこいようですが、
超音波検査(エコー)で”卵子”を確認する事は出来ません。

通常、
ひとつの「卵胞」にひとつの”卵子”が入っているといわれています。

ですが、
稀に「卵胞」の中には卵胞液のみで、
肝心の”卵子”が存在していないものもあります。

そのような場合、
体外受精をしてみて初めて分ります。

卵胞数というものは、
確かに、卵巣年齢に比例します。

卵巣年齢が高くなると、
卵胞数は少なくなっていきます。

その限られた卵胞数の中に、
どれだけ『生命力の強い卵子』が入っているか・・・によります。

ですので、
「卵胞」の中の卵胞液に守られて存在している”卵子”の質が良いものであれば、
妊娠に至るといわれています。

ストレスをさけ、
良い睡眠をとり、
良い食事をして、
適度な運動で、
より良い血流状態を保ち、
心身共に健康である日々を送られて下さい。

神経質になり過ぎると良くないともいわれています。

精神的に良くない方向へ行きはじめると、
妊娠からどんどん遠ざかってしまいますので、
ここは意識して、
嫌な事=マイナスな事は忘れ、
良い事=プラスになる事だけに目を向けて、
その日その日を大切に、
優しい思いで過ごしていかれて下さい。



ーby事務長ー   http://www.tokuoka-ladies.com/


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