昨晩、
もうずっと前（半年ほど前）に録画をしておりました「ボクらの時代」という番組を見ました。
その回のゲストは、
陣内貴美子さん（１９９２年バルセロナオリンピックバトミントン日本代表選手）５０歳
益子直美さん（元バレーボール全日本代表選手）４８歳
奥野史子さん（１９９２年バルセロナオリンピックシンクロナイズドスイミング銅メダリスト）４２歳
の御三方のトークでした。
楽しいトークの後半が、なぜか不妊治療物語となり、
不妊治療に携わっている人間としまして、
つい真剣に聞き入ってしまいました。
陣内貴美子さんは３９歳から不妊治療を開始し、
４５歳まで続けたそうで、
最終的には、ご夫婦お二人の道を選ばれたそうです。
益子直美さんは、４２歳から不妊治療を開始し、
陣内貴美子さんと同じく４５歳まで続けて、
やはり最終的には、ご夫婦お二人の道を選ばれたそうです。
奥野史子さんは、結婚が早かった為、
三人の子宝に恵まれて、一番上のお子様はもう１７歳だそうです。
お二人の不妊治療のお話は、顕微授精や卵子の数まで出るほど、
専門的な治療をお受けになられたお話でした。
不妊の境い目には、
「年齢」という厳しい現実があります。
３５歳を過ぎてご結婚なさった場合、
半年ほど授からなかったら、即、不妊治療を始めた方が良いです。
（↑ご夫婦の辞書に、子宝の文字が必須の場合）
また、４０歳前後の年齢になってしまったら、
まずはタイミングから、だって自然が一番なんだから！などと仰っておらず、
少しでも早くに子宝が授かる専門治療を受けられた方が良いです。
（↑しつこいようですが、ご夫婦の辞書に、子宝という文字が必須の場合）
出来ればそれで良し、出来なければそれで良し、という方には、
何もごり押しは致しません。
子宝が欲しい場合は、４０歳に差し掛かる前に、真剣にお考え頂きたい思いなだけです。
現実問題としまして、
４０歳前後での自然妊娠は相当厳しいものだと思って頂いた方が良いです。
それでも、自然妊娠される方はおられます。
それは当然の事、普通の事ではありません。
本当にラッキーだったので、皆が同じになるものではございません。
で、
結論として、何をお伝えしたいかと申しますと、
高年齢になる前にトライされて欲しいという事です。
あと数年早かったら、授かる事が出来たという後悔のないようにして頂きたいと思います。
そして、
陣内貴美子さんも益子直美さんも、
生き生きとされ溌剌とされ、
お若くお美しく、
不妊治療を乗り越えて良い方向性を掴まれたお二人なのだと実感しました。
そういう方々の前向きな生き方を見習っていくのも、とても大切ですね。
ーｂｙ事務長ー
とくおかレディースクリニック
