兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

意思表示の習慣

2007年11月29日 20時09分29秒 | よもやま話
はぁ~、寒いです。都内は最高気温が10度までしか上がらず年末並の寒さだとか。風邪が治らない訳ですよ(>_<) 写真はクリスマスディスプレイがされたお花屋さん。もうすっかり年末ですね。
年末と云えば、ぼちぼちと喪中ハガキが舞い込み始めました。以前は祖父・祖母が、と云う内容のものでしたが、最近は父母や兄弟姉妹が、と云うものが増えています。芝居絡みの友人・知人が多く、元々年齢差のある方々とのお付き合いも多いので、ご本人が亡くなってご家族からハガキを頂く、と云う機会も増えてきました。
子供もなく親類とも離れて暮らす私達夫婦はお互いだけが頼りなので、年末の住所録の更新は重大な意味があるはずなのですが、お父さんは余りピンと来ないようです。私が先に逝っちゃったら、ちゃんとしてくれるのかしら? 心配になります。
「ある程度の年齢になったら、遺影用にきちんとした写真を撮って貰う」と云う話も聞きましたが、確かにそうだな、と。私の父方の祖父は変わり者で気難しい人でしたが、遺影は満面の笑みを浮かべた人懐っこい写真なのです。代わって祖母は大人しく優しい人だったのに、太陽が眩しくて眉を寄せ目を細めた写真しかなくて、とても気難しい人のように写っているのです。写真から受けるイメージは大きいですから、絶対に祖父が得をしています。
最後は写真1枚しか残らないのなら、自分で気に入った写真を残して欲しいですよね。でも自分が気に入った写真と、人が見て「いい」と云う写真も違うものです。出来れば、自分が見ても他人から見ても「いい」と思える写真を残したいものです。若くったって、いつどうなるか判らないのだし、年に1度くらいは交遊関係の確認と、身内に「これを使って欲しい」と云う意思表示をする習慣は付けておくべきかな、と思ったのでした。

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