大人の発熱

今週の「R25」に「“大人の風邪は熱が出にくい”説の真偽を確かめてみた!」と云う記事が載っていて、興味深く読みました。それによると、大人は体温調節中枢（脳内にある、体温を一定に保たせようとする神経のかたまり）が成熟しているので、周りの環境に体温を左右される事が少なく、「1度感染したウィルスには感染しにくい」と云う、身体の免疫力の原則から見ても、大人は子供より発熱しにくい傾向にある、と云う事らしいです。なる程納得、なお話でした。
と云うのも、家のお父さんが風邪をひき、既に半月近く熱が出たり引っ込んだりの状況にあるのです。普通の大人なら珍しい話なのですが、7年前の骨髄移植で過去の免疫がリセットされたお父さんは、7歳児程度の免疫力しか持ち合わせていない、と云う事になるんですよね。普通の大人（私）なら、咳と鼻水で済んでしまうような風邪でも、ウィルスの感染経験が圧倒的に少ない子供（お父さん）は、簡単に発熱してしまう、と云う訳なんですね。
本当に、信じられないくらい何度も何度も風邪をひき、その都度高熱を出して寝込んでくれるのです。実年齢の免疫力に辿り着くには、まだまだ相当な時間がかかりそうですね。