JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

辺野古

2010年05月30日 18時52分20秒 | 雑感
アメリカ軍基地の普天間移設問題ですが、結局は辺野古に移設することが決定しました。日米合意と言うのが正しいところですが、まあ事実上は決定です。

最初に書いておきますが、俺は辺野古で良かったと思います。徳之島への分散は反対です。そんなことするくらいなら、これとは別に、対馬に別の基地を作ってもらいたいくらいです。

さてご存知の通り、普天間から辺野古に移設するのは、もともと自民党の案であり、彼らはその実現にむけて長年の調整を行っており、もちろんアメリカもそれに合意していました。

それに異を唱えたのが民主党であり鳩山であり現在の連立政権です。

どこかのサイトで面白い例えが書いてありました。要約すると以下のような感じ。

自民党が「料理を作ったので、食べてください」と沖縄県民に皿を出したところ、激怒した民主党がテーブルごとひっくり返して料理は地面に散乱。その後民主党はもっと美味い料理を作ろうとするもことごとく失敗し、結局は地面に散らばった料理を皿に盛りなおして無理矢理沖縄県民の口に押し込もうとしている。

まさにその通りで、引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、地元民に無駄な期待と失望を味わわせ続け、最終的には元の自民案に戻る(つまり横取り)。挙句の果てには「同じ辺野古でも自民案とは違う」と開き直るというキチガイっぷり。いや「基地害」かな、それとも「基地GUY」かな、まあなんでもいいわな。

(なお当ブログではキチガイという言葉がよく出てきますが、本当に精神障害のある場合には使っていません。鳩山に本当に精神障害が発見された場合はこの表現を使うのはやめようと思っています)

さて、何かしらの独自案で決定したのなら「5月中に決着」という鳩山の公約もまだ納得できるけど(それだってこいつが一方的に言ってただけだが)、着地地点が同じなら、それはただ単に「とっくに決定していたものをゼロベースに戻し、いたずらに延期して混乱を生じさせただけ」ではないでしょうか。5月決着には何の意味も持たない。8ヶ月以上延期させただけ。これを無能者の売国行為といわずしてなんというのでしょうか。

その8ヶ月の間に日本はどれだけアメリカからの信頼を失っただろうか。基地問題だけじゃないですよ。民主党政権と鳩山が行ってきたことはまさに日本の恥。暴動が起きないのは日本がまだまだ裕福な国だからです。もはや世界中から日本はマヌケな国と思われてる。民主党を選んだ日本国民がマヌケだと思われている。日本が失ったものはとてつもなく大きい。名誉挽回には相当な労力がかかります。

さて基地移設に関して沖縄寄りの姿勢を崩さなかった福島瑞穂は大臣職を罷免され、社民党も連立政権を離脱するとのこと。罷免も離脱も当然だと思います。

ただ、俺は福島瑞穂と社民党の政策や理念はまったくもってクソだと思いますけど、少なくともこの問題では筋を通したと思います(連立政権としての観点からは「我儘を通した」ということでしょうけど)。でも俺は、鳩山よりは遥かに立派だと思います。政治家としてどうとか党の大きさとか首相としての立場とかはさておき、人としてマトモです。

ま、最初っから連立組んだのが間違いだったとは思いますが(苦笑)


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