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空想科学ロケット旅行

Let's Go Swanky Street, Singing The Kids Are Alright!

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2011-12-16 12:30:40 | photoblog
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冬の夕暮れの光は、夏とは違ったさびしさがあってよい。
すでにカメラを構える手が冷たくなっている。
温かいお湯割りが欲しくなるのもこの夕陽のなかだ。
カラスが鳴いている。




世界は神で満ちている

2011-12-05 12:43:49 | 日々のうたかた

記事のタイトル見て「おいおいどーした、とうとうアッチ側にイッちゃったのか?」と思った方、大丈夫です。そんな大した話しじゃありませんから(笑)。

 *

しばらく前から、主に2ちゃんねるやニコ動関連文脈において、「〇〇は神!」「なんという神曲!」といった「神すぐる」的表現を見かけるようになった。

これを見るたびにどうにも違和感があって、「神」ってそんな軽々しいものじゃないだろう、と思っていた。

なにしろ僕は昔から「神」というものにとても興味があるのだ。

といっても、自分にとっての宗教的体験や信仰ということではなく、人間はなぜ神を信じるのか、なぜ宗教に惹かれるのか、といった観点からなのだが。なので僕にとっては「神が人間を作ったのではない、人間が神を作ったのだ」というスタンスなのであるが。


おっと、横道に逸れてしまった。


今朝も歯を磨きながら、ふとしたきっかけでこの「神すぐる!」的表現を思い出して、「やっぱりなんだかなー。そんなこと言ってたらメガ盛り牛丼にも神が宿ることになっちゃうじゃないか、神ってそんな小さいものなのか(笑)」と思った。


と、その瞬間、


あるひらめきが稲妻のように僕を打った。
そう、まさに神からの啓示のように。


「牛丼にも神が宿る!? そうか! そういうことだったのかあああ!!」


宿るのだ、牛丼にも神が。iPhoneアプリにも神が。SKE48にも神が。あらゆるものに神が。


なぜならこの神は一神教における絶対神ではなく、多神教におけるアニミズム的神だからだ。八百万の神なのだ。そうだ、なぜそこに最初から気が付かなかったのか。もともと僕がとくに惹かれていたのはアニミズム的な多神教宗教観や世界観だったはずじゃないか。

ああ、いつの間にか忘れてしまっていたのだ。そうした自分がかつて夢中だったものを。そして図らずもネットでの流行り言葉が僕にそれを思い出させてくれたのだ。そう、世界は神で満ち溢れているのだ……。

朝、歯を磨きながら、そんなふうにして僕は、神の存在を再認識していた。


ま、それでも僕は「神すぐる」的表現はやっぱり使わないんだけどね。


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2011-12-01 12:53:06 | photoblog
鉄の道具

「鉄の道具」自転車もカメラも材質が改良されてどんどん軽くなっていく。それはそれでいいことなんだけど、でも夏でもヒヤリとした金属の感触と匂いが好きなんだ。




ノート好きにはたまらない!ノートバイキング@トラベラーズファクトリー

2011-11-20 14:20:58 | stationery
先週の11/12(土)、トラベラーズファクトリーで開催された「スパイラルリングノートバイキング」にお邪魔してきました。


※当日の写真アルバムはこちら


店内に入ると1140さん、84booksさんがいらしゃったのでご挨拶。と思ったら「あら、ロンさん」と声をかけられ、見るとchloeさんがいらっしゃってました。というか、やはり来てたか(笑)。

歩きづめで足が疲れてたので、まずはアアルトコーヒー(1140さんが丁寧に淹れてくださいました)をいただいて2階ソファでひと休み。おお、思っていたよりも紙の種類が断然多いぞ!

141さんともご挨拶、並べられた紙についていろいろと説明をしていただきました。和物の便箋が並んでいるのがトラベラーズファクトリー的にはちょっと意外で新鮮でした。よく考えればいろんなノートや紙モノを作っているわけで、これらはこのバイキングのためにスパイラルリングノート用の加工をしたそうです。

並べられた紙を見ながら、どういうノートにしようかとあれこれ考えましたがさっぱりわかりません。旅写真をまとめたり、とも考えたのですが、だとすると普通のラクダノートのほうがしっくりきます。うーん……。

けっきょくよく考えがまとまらないまま1階に降りてチケット(1050円)を購入、表紙を選びます。白い文字のタイポグラフィーが新鮮だったのでそれをチョイス。

2階に戻り再び悩むもよくわからなくなったので、イベントの記念としていろんな紙を少しずつ入れることにしましたよ。まずは青空の紙から……と。

気になる紙を5枚、10枚と数えて重ね、ときどきガイドに通してみて加減を見ます。思ったよりたくさんの紙を入れることができましたね。

紙の並び順を確認してリング担当の方にトレイごとお渡しして、さあ、ここからがメインイベント(笑)。



今年5月に手紙舎さんで開催されたトークイベントのときにこのリングを通す映像を初めて見て「おおお!まさか人の手で!」と思いましたが、直に見れるとは!(笑)
(本当は余計なリングをニッパーで切り落として「はい、完成です」とノートをこちらに向けていただいたところまで撮影したんですが、なぜか動画が途中で切れてしまってました 涙)

横に並べてあるシールをいただき、1階に降りてスタンプでカスタマイズ。うーん、なんかいまいちセンスが光らないなあ……。と思ってたら、あとでこんなのを発見。素晴らしい!

でもこれで世界に1冊のオリジナルノート(中身も)が完成。なかなか楽しいイベントですよこれ。なんといっても迷い始めるときりがないというね(笑)。今後も開催されるかどうかわかりませんが、もし機会があればみなさんもぜひ。



※オマケ 店内のBGMについて

2階でくつろいでいる間に流れてきたBGMがキンクス、スモールフェイセス、スタイルカウンシルなどなど、Mods系のオンパレード。M51パーカーを着ていた僕にまさにピッタリ。1140さんの趣味かな。1140さんとは音楽の趣味が似ているところがあり、この日もブログに書かれていたストーンローゼズについてひとしきり盛り上がりました。

そういえば84booksさんに初めてお会いしたときにも「(twitterで僕が)つぶやいている音楽がけっこうかぶるんですよね~」なんて言っていただいたなあ。

トラベラーズファクトリーが居心地いい理由をまたひとつ発見して嬉しくなりました。




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2011-11-09 12:29:22 | photoblog
空を分割する。

“あゝ、この窓から視える空は、
アンテナや電線どもによって
幾つにも幾つにも細かく分割されているのだ。
(でも それもまた結構素敵なものだ)”


(text 19860802)