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アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

花だって愛が欲しい!

2014-11-28 22:21:23 | 植物たち

愛を受けて咲いたテラコッタ色のバラ

開くばかりになった固い蕾のまま二週間以上もいたバラを、一縷の望みをかけて切花にして台所の出窓に飾った。
待てど暮らせど5日ほどその状態を堅持するバラに、咲かないで終わるかもしれないとあきらめかけた。
今まで何度も、初冬になってもがんばって咲こうと蕾をつけるバラたちがいたけれど、そのままばかりではなく切花にして部屋においても蕾のまま潰えていた。
やはり今回もだめなのか・・・それでも他の手を試してみるのも悪くないはず、そして思いついたのがバラにキスをし話しかけ優しく撫でてあげること。
3日前の夜にはじめ、翌日の昼ごろ蕾の様子が変わっているのに気がついた。
そこでまたキスをし話しかけ撫でることを繰り返していると、おととい朝には
蕾が緩み夜になると三分咲きになった。
なんと今では見事に開き気品ある姿を誇らしげに見せている。
愛、愛の力なのだろうか?
植物と動物の種を越えて愛が伝わっていく。
これは神秘だ。
力強い希望と同じほどやりきれない絶望もやってきた。
同種同属での愛の断絶。
疎になって、同属のありがたみを身に沁みるしか、それを直すことはできないのだろうか?



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