rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

心が痛い、忍んで涙する人々がなんと多いことか。

2011-03-29 00:12:02 | つぶやき&ぼやき
連日、激甚災害に見舞われた被災地の様子が各報道によって目に触れ耳にする。
困難に立ち向かい、必死で力を尽くす人たちがいる。
生存者の捜索、遺体回収、瓦礫の撤去、インフラの整備、被災者の支援とケア・・・
現在も進行している原発事故の収拾は、被害が拡大し、その影響の永続化を少しでも小さくすべく、命がけで現場の作業に当たる方々は、日本と世界の命運を背負わされている。
被災者の方はもちろんのこと、救助支援にあたられている方も、その心に深い悲しみで傷をつくっている。
表には見せないその心の痛みと涙が、大気を震わせ世界にまで伝わり、悲しみの見えない雨を降らせているだろう。
彼らを癒せるのは、時間と人のいたわりと慈しみしかない。
「大丈夫」この言葉が、被災した方にとって心を癒す特効薬だという。
「頑張って」とは、言葉を向けられた人に負担をかける一面がある。
「大丈夫」、なんとも心もとなく無責任なようだが、「きっとなんとかなる」というニュアンスに前向きな明るさを感じて、人の心の負担や不安を取り除いてくれる作用があるのかもしれない。

「エストレリータ」(小さな星)マヌエル・マリア・ポンセ作曲は、甘いメロディーと歌詞の歌曲だ。
おそらく多くの人が一度は聞いたことがある、とても有名な曲。
「小さな星」は、どこからでも見守っている天使のような存在で、愛する人にこの思いを伝えて欲しいと願う歌だ。
悲しむ人たちにとっての「小さな星」とは我々で、悲しむ人たちを大きな愛で包み込む使命を誰もが担っている。
「悲しむ人」と「その愛する人」と「他の人(我々)」は、世界の一部・分子を構成する三位一体。
それらを結合させる電子が,愛だ。
大いなる愛で、世界に広がっている悲しみを癒せないものかと、痛む心で考える。
美しく切ない「エストレリータ」よ、少しでもいいから、悲しむ人たちを癒しておくれ。

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