初物のスイカ、しかもとびきり大きい直35cmはあろうかという代物をいただいた。
体全体で抱えて持たないととても持てない。
心憎いことに、食べごろの温度に冷やしてあって、すぐさま台所へと運び込み包丁で切る。
包丁を差し込んだとき、心もちパリッとするも勝手に割れることの無い出来具合。
断面のピンクがかった赤の果肉からプチプチとにじみ出る水分が、採りたてを物語る。
たまらず少し薄く切り取って食べてみると、さわやかな甘さがここちよい。
ともかく、切ったスイカを持ってきてくれた人のところへと運んで、一緒に庭でかぶりつく。
滴る甘い水を気にすることもなく、種はその場へ吐き捨てて、野生になって堪能した。
もちろん無言ではない、スイカへの賛美を欠かさずに、またおいしく育てたその人に感謝しながら。
やはり初物は、一人で食べるのはもったいない。
一緒に食べる人が多ければ多いほど、そのおいしさは増す。
今年の初物スイカ、ありがとう、ごちそうさま。
体全体で抱えて持たないととても持てない。
心憎いことに、食べごろの温度に冷やしてあって、すぐさま台所へと運び込み包丁で切る。
包丁を差し込んだとき、心もちパリッとするも勝手に割れることの無い出来具合。
断面のピンクがかった赤の果肉からプチプチとにじみ出る水分が、採りたてを物語る。
たまらず少し薄く切り取って食べてみると、さわやかな甘さがここちよい。
ともかく、切ったスイカを持ってきてくれた人のところへと運んで、一緒に庭でかぶりつく。
滴る甘い水を気にすることもなく、種はその場へ吐き捨てて、野生になって堪能した。
もちろん無言ではない、スイカへの賛美を欠かさずに、またおいしく育てたその人に感謝しながら。
やはり初物は、一人で食べるのはもったいない。
一緒に食べる人が多ければ多いほど、そのおいしさは増す。
今年の初物スイカ、ありがとう、ごちそうさま。