rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ヘッドライトあれこれ

2014-06-06 23:05:08 | つぶやき&ぼやき
オホーツク海高気圧の勢力が強く、梅雨前線がのろのろと、各地に大雨をもたらしている。
我が住まう地域も夕方から雨の勢いが増し、車のワイパーはフルスピードで雨を掻き分けなければならないほどだ。
中くらいの人を迎えに車を走らせているときのこと、時刻は夜7時、雨降りもあってあたりは暗い、もちろんヘッドライトは点灯だ。
我が愛車のデミオは、17年前購入したままどこもあえて変更なし、ヘッドライトも電球換えを1度したきりだ。
よって、その光の色は温かみのある黄色。
ところが、ここ数年前に発光ダイオードが世に出てから、ヘッドライトの世界にも白色LEDが進出してきた。
蛍光白色で明るいことこの上なし。
ただし、見方を変えれば眩しすぎるともいえる。
ほぼ土砂降りに近い雨の中、ヘッドライトを照らし、ワイパーのパワーを最高にして車を走らせる。
とても視界が悪い。
すると前方が真っ白く強い光を放ってくる、対向車が白色LEDのライトを点灯しているのだ。
視線を左側路側帯の境を示す白線に向け、光源を直視しないよう注意しながら運転しても、一瞬目がくらんでしまう。
時には、自分の後続車が車高の高く、その白色LEDを搭載していると、バックミラーに反射して、これもまた眩しくてかなわない。
雨の日でなくとも結構これにはまいるのだが、今日のような場合だと3倍の集中力を持って運転してもなお不安が付きまとう。
たしかに、真っ白く冷たい光のヘッドライトはクールでかっこいいのだろう。
だが、ただ一人で道路を行けることなどなく、必ず周りにも走る車がいるだろう。
車は走る凶器なのだから、どうか他の安全に支障を来たさないか考えてほしい。
我が地域は過疎地でもあり、交通量も少なく、道路わきを走るバイクや自転車、歩く歩行者はまれだけれど、ゼロではない。
強い光で掻き消される交通弱者を事故に巻き込まないためにも、どうかヘッドライトのあり方を見直してもらいたい。
今年の梅雨は、長いと予報が出ている。
雨の日の夜を運転する機会が増えそうだ。
体調を整えて集中力を持続させないと万が一の事態になりかねないと、今から危惧しているのである。