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rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

雪と桜

2020-03-29 23:18:24 | 日記
満開の桜と雪の、あまりない景色に目を楽しませた一日だった。
それだけでない、水仙、菜の花、桃の花、レンギョウ、シデコブシなど、百花繚乱雪景色といったものでもあった。
残念なことに、写真に収めるチャンスがなかったけれど、この目にしっかりと焼き付けようと、心行くまで眺めてきた。
青空に薄ピンクの桜の花も映えるけれど、鈍色の空に濡れて黒っぽくなった幹や枝の色が、薄ピンクの桜の花を狂おしいほど壮絶かつ妖艶に引き立たせる今日のような桜も、また捨てがたい。
きっと、この桜のほうが、命の持つダークな力をダイレクトに現してしまうのではないだろうか。
さて、来年の桜をどのような感じで愛でることができるのか、神のみぞ知るなのだな。

桜 満開 花散らしの雨

2020-03-28 23:40:08 | 日記






花は、ただあるだけでもう十分な存在だ。
存在とはなんだろう。
生きるとはどういうことだろう。
バランス、何かが破綻していて、それを修正しようとしているのか。

今、激しい雨が桜を打ちつけている。
明日は雪が降るかもしれない。
花びらが雨に流され、薄桃色の川をなしているのだろうか。


2020年3月20日 お彼岸中日 土埃

2020-03-20 22:49:10 | 日記


これ、いったいどうしたことだろう?
毎年、2月から4月にかけて、このような強風にあおられて吹きたつ土埃の様子で、特殊効果などではない。
世紀末的光景?
風の谷のナウシカ、マッドマックス、北斗の拳の世界が再現されているかのよう。
今日は春分、お彼岸の中日、お墓参りの人がこの土埃の中、花を供え手を合わせていた。
その誰もが、ご先祖様の加護を強く願ったのではないかと想像するが、当たらずとも遠からずといったところだろうか。

霙交じりの雨、餃子

2020-03-14 23:54:40 | 日記
昨日から急転直下、霙交じりの雨が降る、せっかく開花宣言となった桜も驚く凍える一日となった。
おやおや、これは元小さい人の滅多にない行動が引き起こしたものなのか?
激しい不器用さを自任し、またそれを盾ともしている元小さい人が、どうしたことか自ら餃子の包みを申し出た。
予想を裏切ることなく、はじめの3つくらいは、ひだの寄せ方が不恰好で、どうにか中身が飛び出さない程度の出来だった。
ところが、数をこなすうちに均等にひだを寄せ、餃子らしい形に仕上げてきた。
苦手なことを途中で投げ出さず向き合い、工夫して物事に当たれるまでに成長したのだと、些細な餃子包みからも感じることができ、うれしくなった。
珍しいことをすると、雪が降るなどの冗談はどうとして、人がよくなろうとする姿勢を感じられるのは、なんともいいものだ。
不完全な人だからこそ、その生がある限り、よくあろうとすることをやめてはならないのだと思う。
もちろん、それは他と比べてという低い次元ではないのは、いうまでもない。


2020年3月1日 快晴 旅立ち

2020-03-01 22:56:34 | 日記






昨夜の雨が、大気中の塵を洗い落として、今日の天気は上々だった。
元小さい人の卒業式、新型コロナウイルスによる影響で、式は簡略化されたけれど、無事にみんな旅立っていった。
これから、さまざまな人生の道を歩んでいく若い人たちのことを思うと、多くのことを考えてしまう。
彼らが、希望を持ち前に進める世界を、私たちは作ろうとしてきたのだろうか。
後悔は、明日への糧として、よき次へ繋ぐ、自分にできる精一杯のことをしていこう。
梅の花も満開に、芳しい香りを風に乗せて幸せを振り撒き、ミモザは、ミツバチたちに糧を恵み、命は輝いていた。
このすばらしい世界を、感謝しながら満喫しなくて、何を幸せと呼ぶのだろう。
至る所にある幸せのいくつかを見つけ出せて、今日はかなり上出来だったのではないかな。