大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

マシンハート

2006年03月09日 21時10分38秒 | ミクロマン
前回、次回のミクロマンネタはスコール&ボルテックと言いましたが、ちょっと心配になってタカラトミーに問い合わせた所、どうも郵便事故が起こった可能生が有ると…ギャース!
で、タカラトミーの方が代わりのスコール&ボルテックを急遽発送してくれるとの事ですが、発送後にその郵便事故品が届いたらどないしょ…事情を説明して新しく送ってくれた物をタカラトミーに返却しても煩わせるだけだろうし…悪くない、ボクは悪くないよッ!

と言う訳で、今回は予定を変更して「マグネフォース」のご紹介。
マグネフォースとは、有機体である従来のミクロマンと違い機械の体に部分的に生体部品を使ったミクロマンであり、機械寄りのサイボーグと言った所でしょうか。名前の通り磁石を内蔵しており、肩、腹部、腰、股関節が磁石を使用したジョイントが設けられているのが特徴です。しかし、このマグネジョイントの磁力が弱く、すぐあらぬ方向に動いてしまうのがマグネフォース共通の欠点…。

まず一番手は、マグネフォースリーダー「アキレス」…と言いたい所ですが、まずは下記
アドレスのリンク先をご覧アレ。

http://www.takaratomy.co.jp/products/microman/micro_mgm01.html

真紅の耐熱装甲に身を包んだマグネミクロマン、それがアキレスです。兎にも角にも“デザインが地味の一言”で、加えてアーマーの成形色が普通の赤で安っぽく見え、せっかく細かいディテールがあるのに全く見えないというのは本当に勿体無い。頭部もマグネフォースで最も地味で、なんと言うか“おっさん顔”なのはどうかと。一応、旧ミクロマンのイタン(旧ミクロマンに登場したマグネジョイントを備えたキャラ…つまりマグネフォースの先祖に当たる)系メカ顔をモチーフにデザインされたそうですが、もっと形的に派手さが欲しかったです…アーマーの色ももっとパール掛かった赤とか。

武器の「マグネウィング」、コレは剣にも銃にもなる(一応銃口が設けられています)万能武器との事ですが“どちらにも見えない”というのはどうかと思います。せいぜい、「言われて見れば銃に見えなくも無いかな?」って程度で。




私は兎にも角にもアーマーの色が気に食わなかったので、思い切って塗装してしまったのですよ。それがコレです。


シルバーを下地にブラックと、シンプルながらもなかなか決まっていると思います。ブラックと手足のシルバーメッキ、そしてオレンジのクリアパーツも相性が良く、独特の凄みを出す事が出来たと思います。ちなみに、手に持っている銃は「ORE-GUN」というフィギュアシリーズの流用品です。このシリーズはミクロマンとは非常に相性が良いのでお勧めですよ。 他にはこんなのも。



ああ、それと言い忘れていましたが胸アーマーはマッシブさを強調する為に敢えて逆さに付けてあります。
一応オリジナル設定もあるんですが、それはまた機会を改めて。

次にご紹介するのは、マグネフォースの射撃担当「テセウス」。



特徴的なコンボイ顔、マグネフォースの中では珍しいグリーンのクリアアーマーが非常に綺麗です、メッキパーツをクリアパーツで包むというのはタカラの伝統ですが、クリアパ
ツの特徴を利用した実に良い手法だと思います。

付属武器のデュアルガンは、実は前後で二分割出来る二挺拳銃です。


合体状態ではデザイン上銃身の真ん中にグリップの意匠があり、銃身に空いている横穴から手を突っ込みグリップを掴ませるつもりだったのでしょうが、その横穴が小さい為に無理しなきゃ手が入らない、結果保持出来ないというのは…手を無理矢理突っ込めば保持は出来ますが、これは大きな減点対象。



今回最後のご紹介となるのが、マグネフォースの知将「イカロス」。


本体に配されているクリアパーツはブルー、多少明度は暗めですが色合いは中々に綺麗だと思います。しかし、グレーのアーマーがそれを台無しにしていますね。せめて明るい白にしてくれれば、潔感のある雰囲気になったでしょうに。

付属武器のブーストクローは、なんだか形としては微妙な感じですが、格闘戦のスペシャリストという設定と合わせた「パンチ力を強化した武器」というコンセプトは消化している(と思える)、見た目も下腕部がゴツくなると迫力があるので、これはこれでまぁ個人的には有りかと。一応、ブーストクローにはカニバサミの展開ギミックが備わっています。

しかし、正直言ってこんなのよりもっと明確な武器の記号の現れるギミックが欲しかった所。

では、最後は格闘家っぽいポーズで締め。


マグネフォースに対する“マグネアクロイヤー”は、実はこいつらアキレス達マグネミクロマンと同種なんですね。当初はアキレス達の先輩に当る立ち居地だったのですが、アクロイヤーの放ったウイルスに感染してしまいアクロイヤー側に付いてしまったのです(洗脳されたと解釈してください)。しかし、コミックの方ではラストで割とあっさり正気に帰ってましたが。

ではご紹介します、
マグネアクロイヤー一番手「フォボス」です。私のイメージでは声は「大塚明夫」。

デザインはマグネフォース中でトップクラスのかっこよさ、下腕部アーマーにフィン状のパーツがあったり張り出しのある肩アーマー…うっとりします。でもクリア成形だったらもっとうっとりしたんですが。
開発裏話として、デザインが上がって来た時に担当者が「悪役なのにかっこよすぎやしませんか?」と漏らしたとか。

しかし問題は武器“マグネスピナー”で、マグネフォース一珍妙なデザインで正直困ります。一言で言うなら“車輪の付いた棍棒の様な手斧の様な”武器…さっぱり分かりません。


車輪を付けたいとの事でそうなったそうですが、もっと車輪と武器を両立させる様にデザインを煮詰めて欲しかったです。例えば車輪の部分をチェーンソーの意匠にするとか、いくらでもやり様はあると思いますが…だから持たせてもイマイチですし、何より持たせにくいですし。ですから、ウチでは同じマグネアクロイヤー「メティス」からブン取った剣を持たせてます。


次は、マグネアクロイヤーの作戦参謀「アトラス」。


スモークの掛かったクリアアーマーの所為でわかりにくいですが、実は意外にマグネフォスでは一二を争う屈強な体型でかっこいいです。まぁこれは完全に好みの問題ですが…ああ、それと使用されているクリアグリーンが地味ながらかなり良い光り具合。

付属武器は「グラビティーボール」…ボールとは独創性はありますが正直こんなモン付けられても…設定では重力制御機構が備わっており、それにより自在に軌跡をコントロール出来るとの事。つまり、追尾系の武器の様です。


一応真ん中から二分割でき、裏側にある凸ジョイントを介して肩アーマーに付けるとシールドになります。やってみると、意外にこれはこれでかっこよく見えます。


しかし、アトラスに付けるパーツとしてはそれ以外にやりようが無いので、もう一工夫欲しかった所。
例えば二分割では無く四分割にして、拳に付けてナックルガードにするとか。

話をグラビティーボールの性能に戻しますが、私の脳内設定では重力制御能力を追尾性能だけでは無く、ボールを敵陣に蹴り込んだ後に、ボールを中心に大規模な重力異常を引き起こし複数の敵を纏めて破壊するという、スーパーロボット大戦でグランゾンが使うグラビトロンカノンを発展させた様な使い方も出来るという風にしています。

さぁ避けてごらんなさいッ!プレッシャーシュートッッッ!!!


そして最後は「メティス」。こいつもアキレスと同様に改造してしまったので、まずは此方を。
http://www.takaratomy.co.jp/products/microman/micro_mga03.html

マグネフォースの中では一番気に入ってます、その最大の理由は一番武器らしい武器を持っているからです。両手持ちの二本の剣、実にかっこいいです…他の奴らの手持ち武器があまりにもアレなんですが。そして各部に配された鋭角的なフォルムが、戦闘的なイメージを醸し出していて素晴らしい。

なのにせっかくの良いデザインを、黄色い成形色が安っぽい印象を与えるアーマーが台無しにしています、クリアパープルだったら映えたと思いますが…少々フォボスとイメージが被りますけど今よりはずっと良いと思います。

で、クリアとまでは行かなくてもデザイン的にパープル系が合うと思い、それを基調に塗装してみました。

マグネアクロイヤーは全員がギリシャ神話のキャラクター&衛星の名前を与えられています、それに則り「イオ」と名付けました。メティスとは別人で、メティスが孤高の求道者的サムライキャラなのに対しイオは「大雑把な乱暴者」という性格設定にしてあります。

武器は手に持った大型チェーンソー、口癖は「三枚に下ろすぞコラ」。



以上、マグネアクロイヤーでした。
実はマグネフォースには他のミクロマンには無い秘められた力がありまして…それに関しては下記アドレスを参照の事。

http://blog.goo.ne.jp/robotsindisgize1985/e/ac906e1f466c69e41fa4dc863a7cef7c


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