武装進機 その2

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お次は、ミリタリーアクロイヤーより“ナイトリーコン”&“フォレストハイド”。
前者はブラックカラーの暗視能力に長けた夜襲部隊、後者はダークグリーンの森林戦用護衛部隊だそうです。
尚、ナイトリーコンはミリタリーフォース内で最も人気が高かった二大巨頭の一つでして、その理由は太腿上部ジョイントが自壊
するアクロエンペラーの補修用パーツとして使われる為です…・゜・(つД｀)・゜・私は早い内に陛下を交換してもらったので、ウチの
ナイトリーコンは無事ですけど。


ご尊顔拝見。やっぱりアクロイヤーですから、メッキの色もミリタリーミクロマンと違い戦闘的な強面になっています。
こちらも同様のジョイントが設けられているので、カスタマイズ時の強い味方となってくれることでしょう。


気になる拡張パーツのご紹介です。
バトルアックス、サバイバルナイフ、スパイク、肩アーマー、肩シールド、カッター、ギロチン
カッター、アクロゴーグル、フットアーマー、胸アーマーの以上です。こちらもやっぱりアクロ
イヤーだけに、武器専門のラインナップとなっていますね。ただ、やっぱりこちらにも凹ジョイ
ントのある手甲パーツは無し_|￣|Ｏ|||


ギロチンカッターは形状から斧を作りたくなる所ですが、
斧なんか既にバトルアックスがあるからなぁ…。そして
例によって欲しい所にジョイントが無い上に、その形状
やサイズが災いし、付けられる所は非常に限られてきます。
だもんだから、扱いにくいのなんのって。
ミリタリーフォースで最も使いにくいパーツと言えるでしょう。
これ使って作りたいなぁザンリュウジン…。


肩アーマーや肩シールドと肩に付ける事を前提とした
パーツが二つも付いていまして、普通に使うと持て余
しがちです。しかし、この二つを組み合わせるとなんと
かっこいい事か。


設定上カッターとなっているこのパーツ、凹ジョイントしか無い上に形
が刃として使うには非常に微妙なので、これはウイングやレーダーと
して使用した方が良いです。


こちらにもゴーグルが付属していますが、これは旧作
アクロイヤーのオマージュでかっこいいですね。
ただジョイントの取り付け位置が悪く、つけてもやや高く
目が隠れません…これじゃゴーグル違うよ。そして胸
アーマー、こちらも悪役然とした無駄にトゲトゲしたデザイン。


武装武装。ナイトリーコン&フォレストハイドは、近接戦闘に重きを置いた装備みたいですね。あちこちトゲトゲした凶悪なデザインになりました。しかし、やっぱりギロチンブレードの使い道が難しいなぁ…。肩シールドと肩アーマーを両方とも肩に付けたらバランスが悪くなるので、発想の転換で肩シールドは脛アーマーに転用してあります。そしてカッターは、ハヤテの反重力ジャンパーの真似で太腿に付けてみました。おかげで全体的なバランスが上手く取れたかと。


武装、フォレストハイド編…
だからウチのデジカメはこういうの大の苦手なんだって・゜・(つД｀)・゜・
しかし、森林地帯での活動を想定したフォレストハイドにこの装備はどうかと…
張り出しの多いデザインのパーツが多いだけに嵩張るし、こんな装備なら事有る
毎に木に引っかかってまともに動けないと思いますが。兎にも角にも、特徴は
あれどクセが強すぎて使いにくいってのがこの2種の感想です。


そして最後は、光学迷彩機能を備えた破壊工作兵“ステルスカモ”、砂漠戦用兵“サンドストーム”。前者は市販製品の中では
当時としては初の完全クリア素体であり、ミリタリーフォースの中でも特に人気が高かった様です…つまり二大巨頭の片割れ。
そしてサンドストームは、フォレストハイド同様に大抵売れ残ってる投売り対象となっていました…共に地味な色合いのせい
なのか、それともサンドストームに限ってはトランスフォーマーと被った名前が悪いんでしょうか・゜・(つД｀)・゜・


最後のパーツ紹介です。
チェーンソー、チェーンソーガン、ハンドグレネード、往年のミクロルガーを思わせるミリタリーピストル、ミサイル、
ヘルメット、暗視ゴーグル、ガスマスクを思わせるミリタリーゴーグル、アーミーサック、脛アーマー、太腿アーマーと
以上です。ゴーグルは二つもあって、必ず片方は持て余す（テクノウェーブのヘッドセット&ゴーグルみたいに併用
出来ません）し。しかも、信じられない事にゴーグル2種はヘルメットと併用出来ませんヽ（｀Д´）ノ
さらに、最後の最後まで凹ジョイント手甲は無し(╬☉д⊙)


ステルスカモ&サンドストームには、ご覧の通り頭部に装着するパーツが三つ付属しています。ですが、全てを一度に取り付ける
事は出来ませんので、取り付ける際にはどれか一つと言う事になります。特筆すべき点はヘルメットで、アランのものの失敗から
学んだかかなり強い保持力を備えており、硬くて外れにくい位です。しかも、これだけ接続に3ミリジョイントを使ってません…
やれば出来るじゃないかタカラ♪


チェーンソーとチェーンソーガンを組み合わせると、この様
な大型チェーンソーとなります。迫力があって実に良いん
ですが、先のヘルメットにゴーグル2種もそうですがこれって
用途的にステルスカモじゃ無くフォレストハイドに持たせるべき
だったんじゃないでしょうか。


設定上ミサイル&ハンドグレネードとなっているパーツ、特に後者は使いにくいので、結局組み
合わせてウォーピックかウォーハンマーとして使う方向に落ち着きやすいです。
っつーか、後者が主役を張れる上手いカスタマイズがあったら教えて欲しいくらいです。


ミリタリーフォース唯一の下半身アーマー専用パーツ。
これデザインも派手でなく地味でも無い、実に量産品
らしさが出ていて中々よく出来ています。さらに可動に
全く干渉しない上に、太腿に3ミリジョイントがあるので
武器もマウント出来てまぁ素敵。
難点は、アーマー専用パーツなのでそれ以外の応用
が利かせ難い事ですね。出来なくは無いと思いますが…。


背中用パーツのアーミーサック、これもまた
非常に良いパーツ。とにかく3ミリジョイント
が凹凸問わず沢山あるので、手に持たせ
たくない武器パーツを付けるも良し、余剰
パーツを付けるも良し、ジョイントパーツと
して使用するも良し…ステルスカモは良い
パーツがたくさんあります。
問題は、ジョイントパーツとして使う時に
大きさが災いしやや使い難い事ですが、
それでも同じ欠点を持つギロチンブレード
よりは遥かに使い勝手は良いかと。


最後の武装。
上記の通りヘルメットと暗視ゴーグルとミリタリーゴーグルの併用は出来ませんので、仕方なく余った肩ジョイントに付けてあります。
ま、使う時だけに付け替えるってイメージで。


サンドストームも武装。
こちらも地味な配色同士ですが、素体の色が埋まる事なく上手く共存出来ていますね。
でも、やはりフォレストハイドとは装備を交換するべきだったんじゃないかと思うんですよ。
フォレストハイドは無駄に嵩張るし、砂漠戦でチェーンソーのお世話になる機会があるとは
思えませんし。

尚、ミリタリーフォースのパーツはシャッフルする事により様々なカスタマイズが可能となります。ミリタリーフォース以外のパーツを使っても構いません、特にアクロイヤーEXOと絡めるとプレイバリューは飛躍的にアップします。


制圧！制圧！制圧！制圧ッッッ！

以上、ミリタリーフォースでした。現在のミクロマンで高い拡張性をテーマとした商品ですが、初の試み故かまだまだ煮詰める要素は残っているというのが正直な感想です。ただ、これがあったからこそアクロイヤーEXOという傑作が生まれたのもまた事実でして、それを思うと感慨深いものがあります。それに定価自体が安い故に塗装等の改造もしやすいので、売れ行きは不調であったとしても存在意義は非常に大きいと、私は思っています。ただ、同梱パーツ類が開封しないとどんなものが入っているのか分からないのは大きなマイナスポイント。これをリーフレットだけでなくバックカードでちゃんと記載していれば、ミクロマンファンはもちろんそれ以外のユーザーも買いやすかったろうに…_|￣|Ｏ|||