大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

救いの女神達

2006年11月27日 19時00分15秒 | ミクロマン
今回ご紹介するミクロマンは、以前ご紹介したヴィーナ&ディータと同時期に発売された“ミクロレディ”のお二人です。

ではご覧下さい、“コマンダーレディ ダイアン”

 
こうして全体像を見てみると、かろうじて女性的に見え
るのは細身のシルエットだけで、武装がゴツいので女性
には見えませんねぇ。でもまぁ、コマンダーという性質
上それはそれで有りだと思います。そもそもダイアンは
萌えキャラじゃありませんから。でも、何故かスティー
ラよろしく胸中央にハートマークなんかあるんですよね(^^;)

それと、足首はレッドによる全塗装となっていますが、
足裏ジョイントまで塗料が入り込んでいるので、ベース
に取り付ける際にきつくなっています。ですから、ジョイ
ント内側の塗料を削るなりして落としておくと良いでしょう。

 
ご尊顔拝見。
ダイアンはロードフォースよろしくバイザーを装着出来ます。しかし彼女は初期製品なので、彼女のバイザーは
ロードフォースの様に開閉式では無く着脱式となっているのが残念な所。それに、バイザーが無色透明なので
遠目で見てもイマイチありがたみを感じないって言うか。よく見ると、バイザーは上下の違いがあるので注意。
設定では、彼女は勝気で負けん気の強いタイプで、本来マスターフォースのアシストが目的で生み出されたミクロ
レディチームですが、ダイアンはそれに不満を感じ彼等をライバル視しているとか…隙あらば出し抜こうとするかも
しれませんね。こう聞くと男口調で話すいわゆる“オレ女”と思われそうですが、実際は女言葉で話す女性です。
コミック版にもちょっとだけ登場、アランに“上腕三等筋”というあだ名で呼ばれ“ぶっ殺すわよ”と応えたシーンは
印象的でした。マンハッタンで仲間たちとアクロワイバーンと戦いこれを撃退、その後ハヤテ直々にミクロシスター
の教官に任命されていました。


バストサイズは、以外に標準のMサイズです。胸中央のハートマークが
チャームポイントで、その事からウチでは“実は可愛いもの好き”という
設定を加味して有ります。


はーい、ここに注目してくださーい。
ヴィーナ&ディータも含まれますが、初期ミクロレディは太腿下パーツに組み
間違いがありまーす。これは(ダイアンから見て)左足ですが、正と誤では、明
らかにラインの向きが逆になっていますね。これは該当箇所の左右を間違えて
組み立てられている為です…普通だったら分解して左右を入れ替えれば良い
のですが、ダイアンの場合は“組み間違えられた状態で赤塗装されている”の
で、それをやると太腿上との塗装が食い違ってしまいます…おいコラしっかり仕事
しろよチャイニーズ!尚、メーカーもその事は気付いているので修正版が生産
されましたが、実はそれはもう在庫が尽きています故、問い合わせても交換して
もらえませんので要注意!なんでも、私の元に送られてきたのが修正版最後の
一個だったとか…滑り込みセーフ。余談ですが、地元の玩具店巡りをして販売さ
れているダイアンを調べたのですが、全てエラー版でした…どれだけエラー出し
たんだよチャイニーズヽ(`Д´)ノ!もう奴らに生産させるのやめませんか…ゾイド
みたいにタイとかマレーシアとかに発注しましょうよ。この際、今よりマシになるなら
何処の国でも構わないから。


ダイアンを見て最初に目に付くのは、その右肩に装備された大型火器…わーい、バズーカだバズーカだー♪ガトリング砲と同じ位バズーカが好きな私にはたまらんッス。でも設定だと“ミクロバルカン04型”というのが正式名称…えー?これバズーカじゃなくてバルカン砲なのー?でもまぁ、オルガのスレンダーライフルやサンダーのデルタライフルみたいに細長い火器はあっても、これだけゴツい大型火器って中々無いから脳内設定ではバズーカという解釈で一つ。威力は絶大でもエネルギーチャージ時にタイムロスが生じるそうで、小説ではこれでスコールやボルテックを撃ち抜き、仲間たちを危機から何度か救っていました。

 
これだけデカいと取り回しや保持が大変そうですが、バックパック右側にアームと二重のボールジョイントで接続されて
いる為、取り回しも保持もバッチリです。強いて言うなら、ボールジョイントの受けもメッキなので緩かったりきつかったり
の個体差がある位ですか。
そして、これは銃身と本体が3ミリジョイントで接続されているので、これもカスタマイズに応用出来そうです。

 
そしてこれにはグリップ部にバイポッドが有り、それを使って固定射撃も出来ます。
ただ難点は、そのバイポッドが若干短く立ち膝では届かない、実際はしゃがみ姿勢オンリーとなってし
まう事です。ご覧の通り、かなり不自然で不安定な姿勢になってしまいます。


そして二個買いすれば、察しの通りダブルバズーカも可能!ただ、左側はアームが無く手のみの保持なので、かなーり不安定なのが玉に瑕。

 
ダイアンには他にも武器が有ります。
その内の一つがこの“ミクロバスターP3”、ちゃんとバズーカ以外の銃器も持っているんです。
このミクロバスター、マガジンが別パーツになっており着脱可能、さらに太腿のマガジンホルダーに予備
マガジンを付けられるというのが嬉しいです。分類上これはライフルになると思われますが、欲を言うなら
普通のハンドガンなんかも欲しかった所。

 
そして近接用武器“ジャックブレード”、早い話がダガーですね。これは左上腕部に付けたホルダー
に取り付けられます…ただウチのはジャックブレードが外れやすいですね。

 
武器だけでなく、右足ホルダーには通信機なんかも有ります。
ギミックは無く手に持たせるだけなんですが、それでも武器以外の小物なんかも付けてくれるのは気が利いています。


ダイアン:アンタ達ッ!この私が来たからには、もう好きにはさせないわよッ!

総評としては、ギミックは今ひとつだけど付属パーツは充実していると、ミクロレディ中では№2の出来栄えだと思います(№1はディータ)。
本当、アランとは違ってコマンダーというテーマを見事に消化していると言うか。これで組み間違えさえ無ければ…。

続いて、“ニンジャレディ シナ”。

 
植物の“菖蒲”を思わせる紫のペイントが印象的なその姿、装備は
ダイアンに比べるといささか地味ですが、まぁ忍者は地味でナンボ
ですから。尚、シナもダイアン同様に足裏ジョイントに塗料が入り
込んでいますので、削り込み推奨。


ご尊顔拝見。頭でっかちに見えますが、シナはヘッドギア着用がデフォの為にそう見えてしまっているだけなんです。ヘッドギア頭部の左右の出っ張り、これがネコ耳に見えるのは私だけでしょうか?シナの後頭部にあるポニーテール状パーツ、こちらもロードフォースのレイ同様に根元からボールジョイントで可動し動きを演出できます。

設定ではおっとりした穏やかで優しい性格、忍術だけでなく怪我の治療も得意としています。しかし以前アクロイヤーに血液サンプルを奪われ、それを元に得たデータからアクロイヤーX2を生み出されてしまったというヘマもやりました。

コミック設定ではアクロイヤーXとの戦いの後、M.I.C.Rの暗殺部隊“アサシンフォース”の総元締めに就任、“アサシンフォースが真に滅するは己の心”をモットーに、裏の仕事を色々と受け持っていたようです。尚ウチでは、基本的にマイナス思考で少々暗くガーデニングが趣味という俺設定を与えました。某所では凄いやおい腐女子という設定を与えられたりしていますが、そっちも面白いんだよなぁ。


バストサイズはダイアン同様にM…女性キャラに限ってはバストサイズにも
触れる様にしていますが、それはキャラの個性付けに一つと考えての事です。
しかし二人揃って同じサイズでは、それの意味も曖昧になってしまっている
気が。胸中央にあるアゲハチョウのマークがポイント。


当然、シナにもダイアン同様の組み間違いがあります。いい加減にしろよチャイニーズ…(╬☉д⊙)
ちなみにヴィーナ&ディータは該当部分が塗装されていないので組み替えれば修正できます。


脛アーマーに注目、膝部分にある炎を象ったレリーフですがよく見ると左右で
向きが違います。こういうパーツは同じ金型にしちゃう手抜きが横行している
現在ですが、こういう細かい気配りは嬉しい所。


では、武器をご紹介しましょう。まず最初に、両手に付けた“飛燕手裏剣”。
手裏剣と言うには随分とデカいですが、過去にミクロマンサイズの小さい手裏剣を出して紛失者続出という
事件がありました故、この判断は正解かと。実際、大きくてかっこいいですし。ただ、それを取り付けている
ブレスレット状パーツが非常に不安定で、しょっちゅうグラグラするのは大きなマイナスポイント…しかも手首
の塗装剥がしそうだし。尚、飛燕手裏剣とは3ミリジョイントで接続されています。しかし、両面テープでも使わ
んと持たせられません。


次に、太腿に装備された“アサシンダガー”。早い話がクナイですけどアサシンダガー。


こう見えてグリップ側に3ミリ凹ジョイントがありますが、シナには凸ジョイントが手首
パーツくらいしか無いので、実質そこに取り付ける以外に選択肢は無いです…しかも
なんか微妙だし_| ̄|O|||

 
で、背中に背負った“双頭槍”。槍に見えますかー?私にはどう見てもデカいスパナかPSOのウォンドにしか
見えないんですけどー?大体こんな短さで槍を名乗ると言うのは、厚顔無恥にも程があるっつーかヽ(`Д´)ノ


で、これに先のアサシンダガーを取り付けて必殺武器“ツインランサー”となります…なるんですが全然強そうに見えません。パワーアップと言うより、ようやくマトモな武器の形になったと言った感じで。棒切れに石を打ち込んで石斧にしたって自慢にはならんでしょう?

以上、シナの武器でした…そう、これで全部なんです。忍者と言うには“足りない”印象を受けます、せめて忍者刀くらい付けてよ(╬☉д⊙)

 
と言う訳で、
カスタムアームズセット付属(ミクロフォースのニンジャミクロマンでも可)の日本刀を持たせてみました…やっぱり似合うなぁ。


余談ですが、トリニティに手刀がよく似合う様に、シナには普段はあまり使い道の無いこの手首がよく似合います…印を結んでいるイメージで。


シナ:今宵、滅せられるのはあなたか、それとも私か…運命など誰にも分からなくてよ?

総評としては…双頭槍が大きく足を引っ張ってますね、あの形もアサシンダガーをはめ込む為の物なのは分かりますが、単体での武器としての説得力皆無なのはもうどうしようもないかと(╬☉д⊙)中央からビームの刃が出るとかかと思ったんですが、それだとツインランサーの意味が無いし。そして飛燕手裏剣、これ大きさが災いしてあちこちに干渉したり顔を隠したりして、非常に動かしにくいです。なんか散々コキ下ろしているので酷評を下すと思うでしょうが、実はこのシナ結構気に入っています。確かに武器もプレイバリューも微妙ですが、デザインは非常に高水準で纏まっている仕上がりと思うのですよ。そりゃもう、個人的見解ですがミクロマンシリーズで上位ベスト5に食い込んじゃうくらいに。本当、私も購入前は微妙でプレイバリューも低いと低評価だったんですが、手に入れて手の平返しましたもの(^^;)もう、これは本当に持ち手を選ぶ、そして手に取ってもらわないとなんとも言えないですね。


ダイアン:私の魂、それは悪を焼き払う紅蓮の炎!

シナ:そして私は、闇を貫く漆黒の針!

ダイアン&シナ:もたらされるもの、それは約束された勝利!

以上、初代ミクロレディでした。初期製品故に荒さも目立ちますが、まぁそれは致し方ないかと。しかし、ギミックのマスターフォース&派手さのアクロイヤーXと差別化の図られた前シリーズですが、ミクロ&アクロレディはそういう明確な区分けがされてませんね。


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