大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

金色の眠りから覚めて ③

2006年09月19日 12時22分36秒 | ミクロマン
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さて、先ほど“陛下にはエキゾフューズモードが無い”と言いましたが、実はちゃんとあります。しかし、それには陛下単体では無く配下三人のエキゾドロイドが必要不可欠…そう、彼らはマシンフォース同様に全員集めてこそ本領を発揮するのです。


グラブズ:オプトム!スティーラ!今こそ、陛下への忠義を示す時!

オプトム:心得ておじゃる。

スティーラ:陛下より賜ったこの命、陛下の為に!


オプトム:念心!でおじゃる。

スティーラ:合体!


グラブズ:GO!アクロリオォォォォォンンンッッッ!!!

てーてーてーててーてーてれてれて♪てーてーてーててってー♪ちゃらん♪ちゃら~ん♪


世界のはじまぁ~りの~日ぃ~♪ 命のぉ~木のぉ~下ぁ~でぇ~♪
鯨たちぃ~のこぉえのぉ~♪遠い残響ぉお~二人ぃ~で聞いた♪


無くしたぁ~ものぉ~すべぇ~てぇ~♪愛したぁ~ものぉ~すべぇ~てぇ~♪


この手に抱ぁきぃ~し~めてぇ~♪今はどこをぉ~♪さ迷い行ぃ~くのぉ♪


グラブズ:うおおおおおおおッッッ!!!

こぉ~たえのぉ~潜むぅ~琥珀の太陽ぉ~♪
出ぇ~会わなぁ~ければぁ~殺戮のてぇ~んしぃ~で~いられぇ~たぁ~♪


オプトム:おお…これは…でおじゃる。

不ぅ~死なるぅ~瞬ぁ~き持つ魂ぃ~♪傷つかなぁ~いで僕の羽ぇ~♪


スティーラ:うそ…!?きもちいい…!?

この気持ち知ぃ~るたぁ~めぇ~生ぅまれてきぃ~たぁ~~~ああ♪


一万年と二千年前からあっいっしってぇ~るぅ~♪八千年過ぎたぁ~頃かぁ~らもぉっと恋しくなぁ~あった♪


一億とぉ~二千~年あぁ~ともあっいっしってぇ~るぅ~♪君を知ぃ~ったそぉ~のぉ~日からぁ~♪


陛下:アクロリオン、ワイバーンッッッ!

僕のぉ~地獄ぅ~におんがぁ~くは絶えなぁ~い♪


あーっ、と言う訳でこれが陛下のエキゾフューズモード“アクロワイバーン”です。いやぁ、これだけの紹介となるとあんまり書く事無いからカッコがつかないので、取り合えずネタ入れて伸ばしてみました(分からん人は「創聖のアクエリオン」を見れ)。こうしてみると、あちこちに各エキゾドロイドのパーツがバランス良く配分されているのが分かります。足がまんまウィルドオプトムなのが少々いただけませんが、恐らくタコ足を爪に見立てているのではないでしょうか?そして大きさもかなりある様に見えますが、実は横幅が広いせいでそう見えるだけで、実際はバイオスーツよりも小さいです。本当は、グラブズの項で触れた両腕内側のグリップに陛下の手を掴ませるのですが、それやると可動範囲が大幅に狭まる上に手首がスポスポ抜けるので、あえてこのままにしてあります。ただ、それやると陛下の腕が邪魔になるので、いっその事外した方がいいでしょう。


ご尊顔拝見。
この頭部は陛下の頭を変形させたもので…具体的に言うと前後反転させ
耳状パーツを付け替え後頭部の口を開くんですが、となるとこの状態の
後ろ側には陛下の顔がそのまんま残ってるって事になります…でも元々
陛下の顔は先程お話したとおりディテールがヌルいのでそんなに気にな
りません。怪我の功名ですね。


あおり構図は迫力満点。
漫画では、M.I.C.R重役を踊り食いした後に配下三人に「鎧をもて…我は龍となる」とエキゾドロイド各種と合体しアクロワイバーンに…それだけでは無く巨大化までしており、高層ビルよりも大きくなっていました。それを見たレイが、「か、怪獣!?」と驚いていましたが、まさか読者も巨大化までするとは思っていなかったので、誰もがレイに感情移入したと思います。そして近くにあったマンハッタンを阿鼻叫喚の地獄に…ミクロマン達もそんな陛下の暴虐を許さず果敢に立ち向かいましたが、強靭な再生能力を武器に彼らを物ともせず破壊の限りを尽くしました。そんな時、トリニティの法力で巨大化したゼクウ駆るバイオスーツが立ちはだかりましたが、それでも陛下を止められず敗退。最後は、カイトの発案でロードスパルタンをモーターバーストさせ特攻、これで漸く撃退していました。まぁ、鎧を壊されただけで陛下自身はピンピンしてましたけど…しかしEXO四人の封印管理&目覚めた時の後始末を任されていた筈のエル&シオン、殆ど役に立ってなかった様な気がしますがそれは触れないでおいてあげましょう。


陛下を中心に各パーツを取り付けるという装着合体方式、だから可動も申し分なくと思われるでしょうが、実際はあちこち干渉しまくって大したポーズは取れません。特に股関節は、スティーラのエキゾフューズモードをさらに重武装にした感じで、もう殆ど動きません。ま、合体すると“単なる巨大な置物”となりやすい戦隊ロボよりは遥かに動きますが。そして、合体には全身に備わった3ミリジョイントを使用しています、これだけ装着すると結構な重さがありますからそれだけでは保持しきれず、あちこちポロポロ取れますね。さらに重さが災いして、陛下の関節が保持しきれずすぐに海老反り姿勢になったりします(足の設置面積が大きいので転倒はしません)…ですから陛下の関節やジョイントの保持力強化は必須です。


燃え尽きよ…汚らわしい文明など全て燃え尽きよ!そして余が誘おう…眩きアクロイヤーの世へとな!

総評としては、陛下はこのアクロワイバーンが大本命なのでコンプリートして始めて真価を発揮する訳ですが…はっきり言ってアクロワイバーンは遊びにくいです。パーツのポロり、陛下の保持力の弱さ…まぁそれらはいくらでも解消出来ますけど、それよりも初期生産分陛下の耐久性の低さ&品薄さが最大のネック。まぁ、ぶっちゃけ陛下いなくても他の三人がかなり遊べるので、無理にアクロワイバーンにしなくても宜しいかと。でも、背中の翼の様な大きなパーツって陛下しか無いので、あればあったで便利。尚、単体で扱ったオリジナルカスタマイズ、あれはアクロワイバーンでも可能なので、その気になればオリジナルアクロワイバーンも作れるでしょう。なんか褒めてるのか貶してるのかよく分かりませんが、陛下を欲しいと思う最大のポイントはこのアクロワイバーンって事で一つ。


オプトム:おお…なんと神々しきお姿…これぞまさしく神の龍でおじゃる…。

グラブズ:4500年もの間、奴らから受けた屈辱に耐えた甲斐があったというものです、陛下…。

スティーラ:ああ…陛下…愛しき皇帝陛下…。今再び、その美しきお力をお見せ下さい…。

以上、アクロイヤーEXOでした。ジョイントを駆使したカスタマイズ、それは古くから受け継がれてきたミクロマンシリーズ通しての特徴“有形ブロック構想”ですが、アクロイヤーEXOはそれを追及した一つの到達点と言えるのではないでしょうか?勿論、まだまだ改良の余地はありますが、それでも今後その要素を更に追及していく為の、大きな道標となるのは間違いないでしょう。それを抜きにして単体の製品として考えても、これだけ大きく拡張性の高いパーツ類が付属しているのはそうそう無いので、非常に長持ちする玩具と言えるでしょうね。


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