アニメなど物語の「世界観」を創り上げる時、1つの大きなウソをベースにする事が多い。
で、理解のない親が「また、マンガなんか観て!」と、お小言を言う訳だけど、真実が大部分を占めているのも事実である!
アニメだろうが、何だろうが、要は何を「得る」のかが鍵となる訳で、「ハンター×ハンター」の念能力とか、「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドとか、「ライジングインパクト」の
ギフトってのも、微妙なニュアンスになるが中国武術で言う「気」とか「意」とか「神」と重なる部分があって、「巧い表現だな!」としみじみ感じる!>(;・∀・)ノ
アニメも「世間一般大衆の為の娯楽」であるが、当然「何も得られないヤツ」には何も得る事が出来ない。
全てのモノは、連綿と繋がる大河のように継続した時点で「道」となる。 当初、「勧善懲悪(かんぜんちょうあく)」を説いていた処、新しいモノを求め「斬新」「奇抜」に走る事も自然な事ではあるが、キャラクターが、増え収拾がつかなくなったからといって、ヒトが死にまくる作品を有難(ありがた)がるのは問題があるだろう。
そんな中で業界の評価は低いかもしれないが、故・長浜忠夫監督の全編一貫した「テーマ」と1話完結に近い作品は好感が持てた。 「巨人の星」の演出を経験した長浜さんにとって「奇を衒(てら)う」事より、淡々と続く日常を描き、何の気無しに発せられた言動が「ここに繋(つな)がるのか!」っていう複線が楽しかったのではなかったのかと思う。
僕らの世代っていうのは、食い詰めた前衛芸術家達が作品に関わった番組を普通に観て育った訳で、普通じゃないのは自覚しているけど、今の子供達に同じくトラウマを残す作品を創り続けるのは如何なものかと・・・
作品としては、「何でもあり」でも伝えるべきものは別にある。
我らが進むべき道は「王道」たれと願う!>(;・∀・)ノ
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