眠れない~。
実は最近ビーズが進んでいない理由の一つに、ワイヤを見ると、嫌なことを思い出すから、というのがある。
なのに、今さっきワイヤでピンを作ったので、また思い出してしまった。
そのせいで眠れない。
こんなことで朝起きられるんだろうか。
嫌なこと、というのは、数日前に本屋で見たワイヤーワークの本の中の、
「フリマやバザーなどで売るときには、
もちろんアレンジを加えてください。
そのままで売ったらダメですよ」
というような文言。(太字強調はここで加えたもの)
これが妙に引っかかって、結局作りたい作品がいくつかあったけど買わなかった。
わざわざ自分の気を悪くする本を手元に置くことはない。
どこからがアレンジ?
ワイヤの色やサイズを変えただけの場合はアレンジなの?
手作りだとみんな微妙に違うんだから、それもアレンジになるんじゃないの?
とかいう疑問(つっこみ)もあるんだけど、それよりも、何で作った「モノ」に関してまで制限を受けないといけないのかが納得いかない。
もちろん、本に載っているレシピを「自分で考えました」っていうのは、たとえそれでお金儲けしなくても許せんと思ってるし、ましてそれでお金を稼ぐなんて言語道断だと思うんだけど、出来上がった作品は別だと思う。
作品を買う人は、デザインだけでなくて、材料費や、何より、作るのにかかった手間に対してお金を払ってるんじゃないの?
買った本のレシピを使って作った作品を売ったとしても、デザインの分の費用は、本を買ったことで著者に払ったことになってるんじゃないかと思うんだけど。
その作品を買った人が、作品を元にレシピを再構成したらどうなるの?という反論もありだけど、実際問題それは現実的じゃない。
# ソフトウェアだとディスアセンブル禁止って明示的に書いてあるけどねー。
…とりあえずここまで書いて、自分の中では何で気持ち悪いのか納得がいった。
自分は著者の「知識(この場合はデザイン)」に対してお金を払ってるつもりなのに、自分が作った「物」について制限をされるのが筋違いだと思ったからだ。
ハウツー本を買ったのに、このノウハウは人前で使わないでね、とか言われるのと同じ気分?
読んだ人にはわからないかもしれない。自己完結でごめんなさい。

とりあえず、頭がすっきりしたので寝ます。