さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

私のイモ人生とベニキララ

2015-09-14 05:48:42 | さつまいも子のつぶやき
思えば

私の人生、イモだった。

15歳で夢見た「農家の嫁」
読売新聞の投稿欄にしっかりその証拠が残っている。

高校卒業後は
大学は行かず、トウキョウを出て農業しに行くか。

ムツゴロウ王国に行くか。

いや
海外で農業の勉強をするか。

いろんな夢があった。

さつまいもがなぜ甘くなるかの逸話を耳にしてから
完全に惚れ込んでしまい、さつまいもの勉強がしたくて東京農業大学国際農業開発学科へと進学した。

それからの人生もずっと、イモだった。

世界の食糧不足問題をさつまいもで救えないか、なんて大きな夢を抱き

タイ・ベトナムなどで農業実習をし

イモ類の研究をする研究室に入り

収穫祭で大学イモをやるから、という理由で「歩けの会」というサークルに入り

日本一の焼きイモ祭りに出会い、千葉県栗源町での焼き芋スタッフになり(現在、農大の後輩たちの恒例行事になっているという)

そこで結婚式もし

自分の結婚式もさつまいものウェディングケーキにし、席札もさつまいもの品種にし、嫁ぎ先の畑をさつまいもで埋め尽くし

さつまいもを栽培している農業法人で就農し

さつまいもスィーツを開発し、あちこちにさつまいも旋風を巻き起こし
人々を巻き込み


ああ
それで
もう
満足したろう・・・







誰もが



そう思っていた


2015



「さつまいもと農業の魅力をもっともっと発信したい」

強く思った私は

ついに独立を決意!

その中でも
一番強く想いがあるさつまいも





ベニキララ




私が新潟に来て出逢ったオレンジ色のさつまいもである。

その子の魅力は昨年のテレビ朝日「食彩の王国」で爆発した。


新潟での放送は1年先、すなわち今年なのである。

私は
今年は特にベニキララに力を入れたいと春先から思っていた。

ベニキララを栽培してくれる農家も増やした。
販路も増やした。
加工アイテムも増やした。

ベニキララ

大好きなさつまいもの中でも異色のキミ。

そのままでは誰からも振り向いてもらえないキミをもっと輝かせたい!
そんな思いを込めて

店舗名も





「きらら」にしたのだ。





いよいよ
来月
キミに会える。

畑の中からピンクの子豚が生まれてくるような可愛いキミ。

早く
会いたい。





思っていたら






こんなに大きい子が採れましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

今朝
ベニキララ栽培をお願いしている農家さん・秋山さんから電話☆

「いいイモが掘れたよ~~~~~」


なんと9月にしてこんなに大きくなっていました!!!!!!!

可愛すぎる!!!!!!!

ベニキララはこんな風に薄いオレンジのような山吹色のような可愛い肌♪
加熱するとものすごくきれいなオレンジ色になるさつまいもです

今年はこの子をイチオシでやっていく予定です!!!!

収穫は9月下旬!!!!
販売も開始できそうです!!!!

新店舗に置いてありますのでぜひ会いに来てくださいね~~~~~~




この子はいただいた紅天使さん

実は

紅天使ってベニハルカさんのことなんですよ

ものすごーーーーーーーーーーーーくおいしかったです!!!!

やっぱりさつまいもは神だーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

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