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映画『マンハント』

2018-02-11 | 映画 ・ DVD

 

 

ポスター画像

 

レイトショーで映画『マンハント』を観てきました。

 

『男たちの挽歌』のジョン・ウー監督

チャン・ハンユーと福山雅治のW主演

制作国は中国ですがオール日本ロケ

キャストも國村隼・竹中直人・斎藤工(ちょい役)・桜庭ななみ・池内博之日本人が多数出演しています。

 

 

私はジョン・ウー監督の作品は観たことがありません。

男たちの挽歌の予告編などで激しい銃撃戦の男臭いアクション映画を撮る監督だ、くらいの印象。

 

私的には『福山雅治がどんなアクションをするのかな~』くらいの思いでポップコーン片手に映画に挑みました。

 

 

製薬会社の顧問弁護士をしているドゥ・チウ(チャン・ハンユー)はパーティーの後死体の横で目を覚ます。

殺人犯の疑惑を持たれ現場から逃亡し自分の無実を晴らす為に大阪中を逃げ回る。

それを追いかける敏腕刑事の矢村聡(福山雅治)はドゥ・チウを追いかけながら彼の罪に疑問を抱き独自に捜査を始める。

 

 

LOVINからの情報では

この「マンハント」は70年代の映画「君よ憤怒の川を渉れ」の再映画化なんだ

オリジナル版では福山雅治の役を原田芳雄が演じててね

チャン・ハンユーの役を高倉健が演じてたんだ。

チャン・ハンユーと高倉健の雰囲気は合ってるけど原田芳雄と福山雅治では全くキャラが違うよな~(笑)

 

 

そんな感じで映画はスタート

冒頭のシーンは結構いいです。

女優さんいい仕事してます。

 

でもね

 

言わせてもらうとカメラのカット割りがめちゃ中国風で古臭い印象が残る。

ストーリーや設定の細やかさが欠ける。(欠けるどころか粗さが目立つ)

観終わった後はちょっとやばいかも、とすら思いました。

 

でも銃撃戦やアクションシーンは確かに見応えあったし、眠くなる・中弛みする等は全くなく

あっという間にエンド・ロールが流れてました。

ってことは面白いってことなのかも。(笑)

 

福山雅治さんのアクションも良かった。

ジョン・ウー監督の娘さんの演技も良かった!

 

でも。。。日本映画と余りの違いに首を捻ってました。

 

でもLOVINから『これこそがジョン・ウー監督の作品だよ』と聞き

最初は『え”?』と思いました。

 

設定もストーリーもツッコミどころ満載

アクションが得意な監督かもしれないけど、それ以外のところも綿密に作り上げて欲しかったよ

面白かったしね、もっと練ったらもっといい映画に仕上がるだろうに、勿体ない

 

『言ってることはわかるけどさ、あまり完璧すぎるとジョン・ウー作品じゃなくなってしまうってのもあるよ』

『二丁拳銃に白い鳩、男たちの挽歌に見られるB級っぽさが彼の持ち味なんだよ、完璧を求めたら彼の作品じゃなくなるんだよ』

 

 

は~~なるほどね~~~

ツッコミどころ満載感がジョン・ウー監督の作品らしさ、らしいです。

 

なので、誰かと観て観終わった後にツッコミどころをガツンガツン☆とつっこんで(言い切れないほどありますから会話もない夫婦で見ても良いかもしれません(笑))

 

そんな風に楽しんでもらえたら良いかと思います~

 

 

 



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