フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

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沼田市大学連携事業・「農業ボランティア」 その2

2012-01-26 00:45:19 | 地域を元気にしたい!
山口浩輝です

農業ボランティアと地域活性化についての討論会 その2を書きます


大学・農業者・ボランティア参加者の3者から話を聞いた後

2つのテーマを用意していた

1、農業ボランティアを受け入れる為には
 (窓口となる機関や活動している団体 またそのための手順など)

2、ボランティア側、受け入れ側の準備や問題点・今後の課題

どちらも、これから先を考えるには不可欠なテーマだと自負して設定したが


まぁ、結果は

テーマも何も無視して各人が言いたい事を言ってしまい

「エゴ」と「価値観」の

押し付け合いみたいな論議になってしまった・・・


どうも、私の「ボランティアを1つの労働力」としてみるという発言が

拍車をかけてしまったらしい(かなり誤解も含み)

終始「精神論」みたいなものが支配してしまい

建設的な話には至らなかった

これだけは委員長として反省するの一点しかない


具体的な話、例えば滞在先の確保についても

住み込みだったり、宿を確保したり様々なのだが

やはり文化がどうのこうのだから

実際に生活してみて共有することが理想!

みたいになった


それはそれでいいと思うが

実際はホンネではディスカッション出来ていない


例えば、私の家だったら

「ボランティアが住み込みで滞在する」なんていったら

まず受け入れられない

カミさんには怒られるし、こんな事が続けば離婚騒ぎになる(笑)

農家は慈善事業家ではない

様々な事情をもった普通の家庭だ

受け入れられるところもあればダメなところもある


先々の事業の発展を考えれば

ホントはそういう議論をしないといけなかったのだが

正直、私も萎縮してしまっていた


全体が得体の知れない ”こうあるべきだ”といった

「正しさ」みたいなものを探し始めてしまった

まさか

「うちはカミさん怖いから、住み込みはカンベンしてほしい」

など、とてもホンネ言える状態じゃない


もはやディスカッションに必要な

相手の意見を聞いて、自己主張するという

基本的なルールも崩壊してしまった


私も進行役として、自分のポジション以上に

参加してしまった事は反省している


他にも、リスクマネジメントとして

ケガ等があったときにどうするかも議題になった

具体的には保険加入などの話

東農大の宮田先生は

「大学の教育の一環であれば、事前に自分達で加入してから参加する」

とのこと

千葉大の安藤先生は

「市なり公の機関が窓口になって、あらかじめ加入しておいてくれないと任せられない」

と、きれいに分かれた

実際に行っているかどうかもあるが

取り組みには見解の相違がある


また、私が個人的に接触してみた

他の農業ボランティアサークルとは

モチベーションなど

認識は全く違っていた


やはり「農業ボランティア」とは

まだまだ実態もルールもはっきりしない

常に変化している状態なのだろう


お互いのニーズを明示したほうが

WIN-WINの関係になれる相手を探すには

良い手段であることは間違いない


















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