黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

風が吹けば桶屋が儲かる

2018年03月14日 | 奥武蔵・秩父
それは突然の出来事から始まった。


去年12月、一緒に仕事をしていた同職種のいわば相棒Sさんが辞めてしまった。
その日夕方まで普通に仕事をし私は帰ってきた。
夜突然Sさんからメールで「これこれこうで今日で辞めました。Mayさんにはご迷惑をかけてごめんなさい。」と。
仕事上のトラブルあってやめたらしい内容だった。


それからが、二人分の仕事を実質一人でやるような日々。
うーん、こんな慌ただしいのイヤだ。何か手はないかと考えて、頭に浮かんだのが前の職場で働いていた同い年のYさんの顔。
5年くらい連絡していなかったけど、思いきって電話してみた。
「今仕事してるの?これこれしかじかで、人が足りないのよー。来てくれないかな」と頼み込むと「いいわよ、カーブスくらいしかやってないから。」と即答してくれた。

無事1月からYさんと一緒に働くようになり、前の職場で一緒に働いていた人たちのことも耳に入ってきた。

親しくしていたHさんが悪性リンパ腫になったとか、Kさんも大腸がんで手術したとか・・。

ビックリして二人に連絡をしてみたら、それぞれ治療が功を奏し元気で過ごしていたことが分かりホッとした。
元気ならば4人で会おうじゃないかということになり、今月の初旬に再会し久しぶりの祝杯を挙げた。


次はどこかに行こうよと盛り上がり、私が山登りを提案したらアッサリ受け入れられた。
Kさんもかなり山歩きしていたようだ。
「伊豆が岳は何十回も登ったわよ。」と。

Hさんは足が痛いので参加できず、3人で日和田山に行ってきた。



3月11日(日)
病み上がりのKさんをちょっと心配していたが、とても大腸がんを患ったとは思えないほどの健脚。

Yさんは登山はしないのに何故か登山靴を持っていた。今回はその靴での初登山。
「もうどれくらいで(頂上に)着くの?」「今半分くらい登った?」と初心者が必ず発する質問を連発していた(笑)

日和田山に無事登り、物見山に行く途中で昼食にした。


料理上手のKさんのお弁当。

今度からはKさんと登りたい。


ゆっくり3人で歩く一日。
不思議だ、こんな日が来るなんて思いもしなかった。

元々は、突然退職したSさんに端を発したことで繋がりが持てた前の職場の同僚4人の再会だった。
世の中どう転がるかだれにも予測なんてつかない。


「風が吹けば桶屋が儲かる」ってこういう時に使うのかな(笑)


              


登山しないのに登山靴を持っていたYさんの後日談。
「そういえばさ、なんで登山靴を買ったかというと大地震の時に、ガラスが散らばっているとか危ないところを歩かなくちゃいけないでしょ。それで用意したの。初めは枕元に置いて寝ていたんだよ。(何故買ったのか)私は忘れていたけどダンナが言ったから思い出した。」と、やっと思い出したらしい。

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