黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

会津の名峰 紅葉の磐梯山へ

2017年10月15日 | 南東北
10月9日(月)
 会津磐梯山は宝の山よー、笹に黄金が成り下がる・・と、唄われている福島県にある磐梯山に登って来た。
百名山だよん。


メンバーは山トモ女性3人組と男性一人。
Jさん60代女性。健脚で剣岳、槍ヶ岳も登っている怖い物知らず。

Mさん50代女性。奥武蔵など低い山しか登らないけど高い山を誘われると「勉強してから返事します」と慎重派。

Yくん40代。健脚中の健脚で上高地から立山まで7日間で歩く強者。百名山に目がなく未踏の磐梯山行きをJさんに誘われ、運転も頼まれたらしい。

それに万年初心者のワタシ。
こんな凸凹レベルの集まり山行でいいのかしら?どうなる?



前日8日(日)に磐梯山の麓まで車で行き、五色沼周辺を歩く。


9日 6:00 宿泊した国民宿舎 さぎの湯旅館を出発


余裕を持って出られたので、Yくんの希望でコンビニに寄りコーヒーを買ったり、磐梯山のビューポイントで写真を撮ったりする。
これが後で駐車場でヒヤリとすることに・・・。
  

磐梯山の全容




田んぼが一面黄金色に色付いている



磐梯山ゴールドラインを30分以上登り八方台駐車場についた。
駐車場は、ほぼ満杯で私たちの車が最後の一台のスペースに滑り込んだ。
誘導員がいて、私たちの後ろに来た車は満車と説明されUターンして降りて行っちゃった。
Yくん「よかったーー。オレがコーヒー買ったせいで留められなかったら、なんて言われたか」と。

実は前日この駐車場の広さがどれくらいなのか何台留めれるか下見に来た。

その時Mさんがトイレに入るために並んでいたら貴重な情報を得た。
前に並んでいた女性たちは東京を6時くらいに出て、10時くらいに着いたらすでに満車で駐車できず下に停めたらしい。
もう8時には満車だと聞かされたと。
当初私たちは宿で朝食を食べてから7時くらいに出発する予定だったが、この情報で変更。
7時出発では間に合わない。朝食をおにぎりにしてもらい6時には宿を出たという訳だった。
そして最後の一台でもなんでもちゃんと駐車できた。
Mさんの情報収集に感謝!



7:05 簡単におにぎりを食べ、八方台登山口を出発



登り始める



平坦なブナの木の道をゆっくり歩く。



7:30 硫黄の臭いが漂う「中の湯跡」。
かつては山のいで湯として親しまれていたらしいが、管理人がいなくなり廃業となった。
温泉の建物が朽ち果てていた。




ボチボチ紅葉が始まっている。



三連休の最後の日だが、日帰りで登れるためか登山者多し。



赤ちゃん連れで登っていた家族がいた。当人は背負子に入れられて気持ちよく眠っていた。
登山靴があまりにカワイイので撮らせてもらう。
本当の登山靴ではないとパパさんが言っていた「なんちゃって登山靴」。






8:55 弘法清水に到着



その名の通り湧水が出ている。
おいしい水で喉を潤した。



晴れていたら景色が抜群なんだろうけど。



歩くこと30分ほどで


9:33 磐梯山山頂に着く。



たくさんの人で溢れかえっていた。




三等三角点



磐梯明神の祠が祀られている



霧は晴れず、遠くの山々は見られなかった。



下の沼の景色でがまんしよう。



昼ごはんをゆっくり食べ下山開始。


途中に見えた山は毛糸みたいで暖かそう



赤、黄色、薄茶・・



紅葉はグラデーションがきれいなんだね。



檜原湖と教えてもらった気がする。



登る時もすれ違う人が多かったけど、降りる時の方が断然多く道を譲るための渋滞が発生していた。
私はゆっくり下山なので、休めることには大賛成。
でも一緒に行った3人を待たせてしまった。

13時には無事下山できたが、40代男性との登山はこれで最後にしよう。
やはり気遣いは最小限で、同じペースで歩ける同年代がいいやね。

























秋風吹くゆるやかな安達太良山へ

2017年08月30日 | 南東北
8月28日(月)
福島県二本松市にある安達太良山に登った。
前日に山形県でツレ方の法事があり「せっかく山形まで行くのだから、どこか山に登りたい」ということで、帰りの方向にあるここに登ることに。
安達太良山っていう響きがいいし、百名山なのにあまりきつくなさそうな山なので。

前日泊は岳温泉の櫟平ホテル。


8:55 安達太良奥岳登山口

駐車場にはチラホラしか止まっていなかった。


今日のコースは、ガイドブックどおりの①~⑧まで。
参加者は私、ツレ、子のいつもの三人。



スキー場から「あだたらエクスプレス」に乗って高度を上げるヤッホー



10分で408m標高を稼いでくれる。



ロープウエーの空中散歩は曇り空



9:30 山頂駅に着き、歩き始める 

今日は雨の心配はなさそうだけど、晴れてもいない。


途中まではハイキングコースになっているので木道が整備されている。



10:06 仙女平分岐
少し休憩
この三人のオバサマたちの顔は、この後何度も見かけることに。

急坂を普通におしゃべりしながら、普通の速度で登れる強者だった。


20人ほどの団体さんともすれ違う、女性ばっかりだー



お花にも出会う



遠くは霞んですっきり見えない



傾斜がきつくなってきた、岩を登りちょっとワクワク
ゆるいだけじゃつまらないよー



頂上が見えるところまで登って来た
この風景が安達太良山~だー。







振り返るとこんな感じ、また例の三人が写っていた(笑)



岩まじりのきつい傾斜を、右へ左へと登っていったら



ポッコリした岩峰が見えて来たぞーーー



頂上の異名「乳首」って言うそうな
似てる??



頂上直下は、なだらかで広ーい



岩峰までひとふんばりー
ちょっとしたクサリと大きな岩を乗り越えると



11:00 着いたーー 1700mだよん







さあ下山だ。
「牛の背」っていう穏やかな尾根道を行く。こんな道だぁーい好き


微かに硫黄の臭いがしてくる。
「温泉があるの?」ってバカなことを言っちゃった。



沼ノ平:硫黄の原因はここらしい。
草木も生えぬ荒涼とした風景の爆裂火口に目を見張った。



ススキが風に揺れている、もう涼しいものね。



ブルーベリーみたいな木の実みっーーけ



12:00 峰の辻
後ろに見えるのが乳首だ。


やや急な滑りそうな石ころだらけの坂道を過ぎ、また硫黄の臭いがしてきたと思ったら

12:30 くろがね小屋到着



トイレを借りて、手ぬぐいを買った。

「知恵子抄」が入り、紺と白のコントラストが素敵。
外に出て昼食にした。

実は、朝ホテルを出たらコンビニで昼食のおにぎりでも調達しようと話しをしていたのに、すっかり忘れて一目散に登山口を目指してしまった。
気が付いたのは登山口に着くころだったかな?
でも昨日の法事で出た、鮭イクラ弁当を持ち帰ってきたので、それを今日の昼食の足しにしようとケチなことを考えてリュックに入れてきたのが役立った。
二人分の弁当を三人で分けて食べた。
後は非常食のカロリーメイトゼリーやチーズでお腹を満たした。
山ごはんは何を食べても美味しいのは不思議だな。

あとはゆっくり下って帰ろう。

トンボが空一面というくらいではないが、ワサワサと飛んでいた。



平坦な道が最後まで続くと思っていたが、途中から林道と交差をくり返しながら下る、狭くて急で滑るドロドロ道のショートカットコースが出てきた。
ぬかるみがひどいので一度だけの交差で林道を歩くことにした。



やっとロープウエー乗り場が見えてきた。



15:08 登山の〆はオンセン
スキー場の道路を一本隔てたすぐ脇に建つ「あだたら山 奥岳の湯」
この日帰り温泉は最近出来たようで、私たちのチェックには入っていなかった。
山から下りてきて、「え~?温泉あるよ」と偶然みつけlucky。

ロープウエーのチケットを出すと50円引きで、550円になった。
ガラ空きで私たちの他はいなかったプライベート温泉で、しょっぱい汗を流した。


  おまけ  



手ぬぐいの写真を撮っていたら、この方に占領された。
「わたしも登ったよーー」かな?










プリンみてぇな田代山と帝釈山

2015年10月19日 | 南東北

17日18日で、福島県にある田代山と帝釈山に登った。

17日は現地に行くためなので、途中の前沢集落の見学。



山の麓に集落あり
家が「L字形」の平面の曲屋と呼ばれる作りとなっている。



舘岩川



水車も現役



栃の実もち おいしそう
食べてる人「美味しいーーよーー」と。



本日のやどは、南会津 湯の花温泉「民宿・山楽」
かやぶき屋根の曲屋だった

食事は地元の食材を使ったものばかり。心温かいもてなしがありました。
そばが(も)おいしかった、絶品でしたね。


お風呂は  共同温泉に行く。

シャワーなし、ドライヤーなしの昔からの温泉って風情。シャンプー類は民宿で貸してくれる。
ゆっくり温まった。



18日快晴でーす 
舗装されていない道を 30分くらい走り登山口に到着。
登山開始 



これは何
山道には  落ち葉が敷き詰められていました。
サクサクと音を立てて歩く。
ふんわりして、足にやさしさが伝わってくる。



途中の紅葉



ゴゼンタチバナの実



小田代(こたしろ)



田代山到着。
頂上は湿原だった。

木道は一方通行です。


プリンみてぇな山の形だそうですが、実際は広くて全体が見えません。
パンフレットでどうぞ 



田代山の頂上からの眺め。
遠く、遠くの山々と青空と雲。ずーっと見ていたい。
静かな湿原だった。夏はどんな風景かな?



続いて  帝釈山へ。
一旦下り、登りが始まる。
急登や岩もあって キツかったけど、その分頂上からの眺めは最高。

風がなく  温かくて、TシャツだけでOKだった。


絶景をおかずに  弁当をいただく。
至福の時間でした。



また田代山を通り下った。




山を下りて帰り道、山の紅葉がすばらしいので、車を停めて収める。



訪れる人も少なく静かな山でした。
頂上から紅葉を眼下に見渡せる機会はなかなかないと思う。