黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

中禅寺湖北岸に立つ端正な姿の男体山へ

2018年07月30日 | 日光・那須
子がどうしても男体山に登りたいというので
7月22日(日)に前泊のために中禅寺湖に来た。


定番の華厳の滝を見て



中禅寺湖湖畔の民宿に一泊した。

宿の前からは男体山の穏やかな姿の全容が見える。


宿に着き一番に「クーラーはありますか?」って宿のご主人(おばさん)に聞いたら「ありませんよ。でも涼しくって朝方は布団を被るくらいなんですよ」と。
その言葉通り涼しくていい風が部屋の中に入ってくる。


夕食後に湖畔へ散歩に出た。
上着持ってくればよかったと思うほど涼しい。



日が沈むにつれて



夕焼け空へと変化してきた。



外を歩いている地元の人は長そでを着ている。
都心の35℃超えの毎日が信じられないよ。


7月23日(月)
昨日の夜に民宿のおばさんに、男体山に登るので朝食を6時にして欲しいとお願いしたら聞き入れてくれた。
6時15分前には「もう食べれますよ」とお知らせのコールがあった。
食事が整えられていた(ありがとう!)。

男体山(2486m)は中禅寺湖北岸にある端正な山容の霊山で百名山。
でもその穏やかな容姿に似合わず、登山道はほぼ直線に頂上に向かい、ジグザクやゆったりしたコースはない。
標高差も約1200m!
天気はいいし、気温はグングン上がりそう。熱中症だけはなるまいと水分を多めにリュックにいれた。



6時30分 登山口の二荒山神社に到着。



男体山は登拝受け付けをし入山料500円(一人)を払う。
登拝と帰りの交通安全祈願のお守りをいただく。



表参道に入り



階段を登る。



一合目石



三合目
ここから舗装路を折り返しながら



登っていく。



樹間の切れ間に中禅寺湖が見えてきた。



舗装路が終わり本格的な山道になる。

四合目だが写真を撮り忘れた。


五合目
このあたりからガレ場の急登が始まった。
このガレ場は「観音薙(なぎ)」というらしい。



登りにくいけど



たまに見える中禅寺湖が、少しずつ下へ小さくなってくるのを励みに



登る。



グループの男性たちも



子もひょいひょい登るけど、私はかなりキツイ。



八合目・瀧尾神社

この後、ガレ場はなくなってきたが傾斜は緩くならない。


更に下にみえてきた。



樹林帯を抜けると、赤茶けた砂礫の登りになったが、頂上が近そうな予感・・。
へたっていたのに急に元気が湧き、急ぎ足(でもないか)になる。



11時ちょうどに頂上到着。
二荒山大神の御神像のお出迎えだ。

雲の流れを見ていると疲れを忘れる。
登ってくる途中の樹林帯は涼しかったし、頂上は風があるから肌寒いくらい。
今のところ心配していた熱中症の気配は感じない。


男体山頂上プレート





中禅寺湖が小っちゃいよー。



男体山頂上の輝くシンボル御神剣

ステンレス製みたいだね。



11:40 山頂を堪能したので、下山します。


登ってきた岩を下ればいいから楽勝だと思っていたけど、



急な岩々が怖くて足が動かない!!
どこを降りたらいいか分からなくなり足が止まる。



きっと登りでエネルギーを使い果たしたのかも。


ポールも使わずに軽々と降りていくオネエサンたちが羨ましいな。




やっと四合目。



登りと同じくらいの時間をかけて神社へ戻ってきた。
御朱印をもらう。
御朱印帳を忘れたので1枚の紙にしてもらった。




恐れていた熱中症にはならずまずはよかった。
だって熊谷市の最高気温が41.1℃になったとTVでやってたんだから。







突風が吹く 茶臼岳に

2016年08月19日 | 日光・那須
ブログのカテゴリーの整理をした。
山行は「秩父・奥武蔵」「北アルプス」など地域に分類し直した。
そうしたら「日光・那須」と項目を作ったけど、登ったのにアップしていない「茶臼岳」のことを思い出してしまった。


実ははブログは途中まで作ったが、翌日にまた立ち上げたら消えていたのだ 
すっかり意気消沈しアップすることをあきらめてしまった。

それに中味もアップするほどじゃないし・・
景色はガスだらけ、強風で足をとられていい写真を撮る暇なし、
浮石に足を乗せて転び、スッテンコロリンとふがいない失態をし、
体力低下を実感した茶臼岳だったのだ。

そんな訳で日の目をみなかったチャウスダケ 

もう一か月も前の事だが、ちょっと簡略でアップしとこう・・かな?

7月3日(日)
登山学校で茶臼岳に登る。


那須岳登山口から出発~



麓は曇ってはいたがまあまあの天気



交代で16キロの荷物を背負ってバランス体験の実技



峠の茶屋(避難小屋)に着くころには、雨が降り気温もぐんと下がっていた。
周りの景色は真っ白のガスだらけ 

小屋の中で昼食・休憩


お鉢を周り山頂に向かうが、どの辺を歩いているやら??



突然襲ってくる強風で進むことができず、立ち止まり踏ん張って身体を持って行かれないようにした。
吹き飛ばされると、谷底に落ちちゃうよ~~~


やっと、山頂かな? 
ガスっていて、眺望ゼロ  でした



この後に下っている途中で浮石に足を乗せてしまい、仰向けに転んでしまった  
リュックを背負っていたため、打撲せず、無傷で事なきを得た。
(亀が甲羅を背負って仰向けになっている姿にそっくりだった)


下山途中でやっと風も弱くなり、山の形を見ることができた。




茶臼岳は急登もなく登りやすい山だった(転んだが)。
晴れると絶景の広がる山らしい。
また是非登って、朝日岳へも足を延ばしてみたい。






マイペース 日光白根山2578m

2016年07月20日 | 日光・那須
7月17日(日)
群馬県片品村にある日光白根山に登る。
関東以北の最高峰2578m

今回の登山のきっかけは「今週も予定がないな~」としょんぼりしていた私に名古屋にいる子からのメールで始まった。
「急ですが、今週末に〇△(我が家)に帰っていい? Y(嫁)が友達に会いに横浜に行くのでせっかくの機会なので、オレも〇△に帰ってゆっくりできればと思います」と。

「よっしゃー、山へ連れてけ~」とさっそくガイドブックで検索
車で3時間くらい、歩行時間5時間弱、標高は高いがロープウエーという強い味方あり、しかも百名山だ
という訳で日光白根山に決定
膝の調子が気になるが、登れなかったら戻ればいい・・それがマイペースで行ける家族登山のいいところだからである


私、ツレ、子の3人で自宅を5時に出発
8時過ぎに丸沼高原駐車場に到着




ロープウエーに乗り場までは3分程



丸沼高原センターハウスから出発



行きも帰りもロープウエーを利用する温泉入浴券つきの割引券を購入



山麓駅は標高1400m
スイスイと並ぶことなく乗れた



霧が濃く、頂上の視界は望めそうもない



9時 山頂駅到着、ロックガーデンに出る
標高2000mとは思えない整備された空間にビ~ックリ

中央に見える山がこれから登る白根山


二荒山神社で祈願し、いざ出発  



立派な鹿対策ゲートを抜けて



登りが始まった

ツレよ、置いて行かないで・・
このあともドンドン先に行き、頂上で「30分も待っていたぞ~」と知らされた。
他の登山者もたくさんいたし、子もいたから安心して、離れたのだろうが・・。






大日如来



巨大な岩の横を通り



新緑が綺麗






登る人多し・・・
抜いたり、抜かれたり・・・




ハクサンシャクナゲ



頂上が見えてきてきたゾ~


 
登ってきた道を振り返ると、山も道もゆったり広がっている



頂上の稜線もはっきりしてきた






頂上はゴツゴツ岩の集合体、人・人で激狭だ



11時45分
私らも到着~~   



頂上に温度計が設置されていた、22℃



頂上周囲には休息できる岩場が広がっている



五色沼が下に見えた



絶壁に上がりポーズをとっていた強者たち



昼食だ
持ってきたぞ、ず~~っと欲しかったコンロ



でもお湯を沸かしただけだった 

ラーメンがしょっぱいとツレと子にはちょいと不評だった

天気予報は曇りだったので、晴れ間は期待せず「雨が降らなけりゃ、儲けもんだ」と思っていたが以外に晴れて、頂上から遠くの山々が見えて最高の登山日和となった。

さあ、1時間も休んでしまった
下りは弥陀ヶ池方面に降りる

左側の崖に落ちたら、命ないよ   



急な岩場を下る
足が届かない崖は後ろ向きで足場を探しながら降りた



大きな岩の下りでは汗が噴き出すくらい緊張の連続だったが、徐々に緩い下りになり長く感じられた道もロープウエーの音が聞こえてきて終わりとなった。

15時15分 ロックガーデンに帰ってきた
「天空の足湯」からは上州の山が見渡せるらしい

私たちは麓に降りてから、センターハウスの中にある日帰り温泉に入った。


膝の違和感があるので、ゆっくりしか歩けなかった が、ひどくならずに無事登れたことに感謝。
思いがけない息子との登山ができて、思い出に残る日光白根山だった