黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

アルプスの支度

2018年07月31日 | 山のあれこれ
いよいよ私の夏山シーズンが始まる。
去年は7月に槍ヶ岳に行き、雨にたたられたので、今年は8月に計画した。

今年は梅雨が早く開けたので7月でも良かった、残念。

第一弾は三日間の予定。
足りないものの買い出しに行ってきた。

mont-bellのアウトレットへ。

カッパを着たクマさんがお出迎え。


モンベルの下着は(他のメーカーより)安いと聞きやってきた。
下着と靴下を購入。品質は使ってみないとわからないけど、確かに安いね。

実は、去年の槍ヶ岳山荘で下着を紛失した。
自分の布団の狭くて暗いスペースで着替えてなくしてしまったと思うのだけれど不確か。
山で着る下着はとても高い。それをなくしたと分かった時は本当にガッカリしたけど、忘れ物を見つけた小屋だっていい迷惑だよねっ。


ついでに子の「疲れた体が回復するよ」とお勧めの、アミノバイタルを買った。



ジムに通い始めて一か月余りの体力と、アミノバイタルが疲れて追い詰められた肉体を支え、少しでも楽ちん登山になりますように




中禅寺湖北岸に立つ端正な姿の男体山へ

2018年07月30日 | 日光・那須
子がどうしても男体山に登りたいというので
7月22日(日)に前泊のために中禅寺湖に来た。


定番の華厳の滝を見て



中禅寺湖湖畔の民宿に一泊した。

宿の前からは男体山の穏やかな姿の全容が見える。


宿に着き一番に「クーラーはありますか?」って宿のご主人(おばさん)に聞いたら「ありませんよ。でも涼しくって朝方は布団を被るくらいなんですよ」と。
その言葉通り涼しくていい風が部屋の中に入ってくる。


夕食後に湖畔へ散歩に出た。
上着持ってくればよかったと思うほど涼しい。



日が沈むにつれて



夕焼け空へと変化してきた。



外を歩いている地元の人は長そでを着ている。
都心の35℃超えの毎日が信じられないよ。


7月23日(月)
昨日の夜に民宿のおばさんに、男体山に登るので朝食を6時にして欲しいとお願いしたら聞き入れてくれた。
6時15分前には「もう食べれますよ」とお知らせのコールがあった。
食事が整えられていた(ありがとう!)。

男体山(2486m)は中禅寺湖北岸にある端正な山容の霊山で百名山。
でもその穏やかな容姿に似合わず、登山道はほぼ直線に頂上に向かい、ジグザクやゆったりしたコースはない。
標高差も約1200m!
天気はいいし、気温はグングン上がりそう。熱中症だけはなるまいと水分を多めにリュックにいれた。



6時30分 登山口の二荒山神社に到着。



男体山は登拝受け付けをし入山料500円(一人)を払う。
登拝と帰りの交通安全祈願のお守りをいただく。



表参道に入り



階段を登る。



一合目石



三合目
ここから舗装路を折り返しながら



登っていく。



樹間の切れ間に中禅寺湖が見えてきた。



舗装路が終わり本格的な山道になる。

四合目だが写真を撮り忘れた。


五合目
このあたりからガレ場の急登が始まった。
このガレ場は「観音薙(なぎ)」というらしい。



登りにくいけど



たまに見える中禅寺湖が、少しずつ下へ小さくなってくるのを励みに



登る。



グループの男性たちも



子もひょいひょい登るけど、私はかなりキツイ。



八合目・瀧尾神社

この後、ガレ場はなくなってきたが傾斜は緩くならない。


更に下にみえてきた。



樹林帯を抜けると、赤茶けた砂礫の登りになったが、頂上が近そうな予感・・。
へたっていたのに急に元気が湧き、急ぎ足(でもないか)になる。



11時ちょうどに頂上到着。
二荒山大神の御神像のお出迎えだ。

雲の流れを見ていると疲れを忘れる。
登ってくる途中の樹林帯は涼しかったし、頂上は風があるから肌寒いくらい。
今のところ心配していた熱中症の気配は感じない。


男体山頂上プレート





中禅寺湖が小っちゃいよー。



男体山頂上の輝くシンボル御神剣

ステンレス製みたいだね。



11:40 山頂を堪能したので、下山します。


登ってきた岩を下ればいいから楽勝だと思っていたけど、



急な岩々が怖くて足が動かない!!
どこを降りたらいいか分からなくなり足が止まる。



きっと登りでエネルギーを使い果たしたのかも。


ポールも使わずに軽々と降りていくオネエサンたちが羨ましいな。




やっと四合目。



登りと同じくらいの時間をかけて神社へ戻ってきた。
御朱印をもらう。
御朱印帳を忘れたので1枚の紙にしてもらった。




恐れていた熱中症にはならずまずはよかった。
だって熊谷市の最高気温が41.1℃になったとTVでやってたんだから。







毎日書いたぞ

2018年07月22日 | 日々のくらし
子育て真っ最中の息子夫婦。
保育園に通うと、家庭と保育園を結ぶ連絡帳がある。

(Yちゃんが仕事から保育園に寄り連れ帰ってきた)Cくんの連絡帳を夫婦で読み会話が弾んでいた。


「そういえば、あなたの連絡帳もあるよ。とってるはずだから。」と思い出し息子に言ったら
「えーーあったの?知らなかった見たいよ。」と。



家に帰り、押し入れの奥を探すと箱に入った30年以上前の、連絡帳たちがゾロゾロ出てきた。
私が記憶している一冊がどうしても見つからなくて残念だ。
読み返すと、子どもも小さかったが、私も若かったことを思い出す(苦笑)


夫と毎日「きょうはアンタが書いてね(強制的)」と交代しながら毎日書いていた。



また鎌倉へ

2018年07月21日 | 日々のくらし
(湘南モノレール)


鎌倉在住の息子がギックリ腰とかで、(息子の)介護とCくんの面倒みるのが大変と嫁のYちゃんから連絡あり、急遽馳せ参じた。

おじいさんが腰を曲げて歩くようにして歩く息子だったが、大分良くなっていると聞かされ安心。

ご飯だけ作って帰って来た。

「夕ごはん、こんなにゆっくり食べたの久しぶり~~」と言うYちゃんの言葉に、駆けつけて良かったと思った。

すべては山のために

2018年07月20日 | 山のあれこれ
年々、日々体力低下を実感している。

嘆いていても改善しないので、思いきってフィットネスジムに通うことにした。



今まで何事も長続きしたことがないワタシ。

せめて夏山シーズンが終わるまで通い、
今年のアルプスは(去年より)楽だったと思いたい。

1ヶ月何してたの?

2018年07月09日 | 日々のくらし
前回のブログから一か月以上も経ってしまった。
ちょっと早送りでその間をアップしてみた。


6月9日(土)高尾山へ
本当は10日(日)に職場の仲間と高尾山に行く予定だったが、梅雨入りし降水確率が上がり「行けないね」と早々と中止にした。

今日は朝から晴れている。朝食もそこそこに一人10時過ぎに家を出る。

11:35 高尾山口駅到着
ケーブルカー駅の左の道にへ入り、七福神の石像の前を通る。




今回は沢伝いに歩く6号路登山口から入る。



沢の水はチョロチョロ流れている。



街中と違って木陰があると涼しい。

子どもも歩きやすいコース。


沢の中を上がり



長いキツイ階段を登り



いつも混雑している頂上に到着。



下りは稲荷山コースを下ってきた。



17日(日)
また高尾山へ。
前回中止になった職場の仲間たちを誘った。
雨上がりなので泥だらけになるのを覚悟で同じコースを登ったが沢は大丈夫だった。

下りも稲荷山コースを予定し5号路の交差点まで降りて行ったら登ってきた人たちは皆泥んこ・・!
「ぬかるんでいて滑って大変だよ、(下るのは)やめたほうがいい!」というアドバイスをもらい3号路を下ることにした。
途中で道の状況を聞いたら「大丈夫」と言われた。その人たちの靴は泥は付いていない(笑)

中高年初心者グループだったけど無事に降りてきた。



21日(木)
夜9時過ぎに、我が家の後ろに住んでいるお宅Aさんの訪問があった。
引っ越ししてきたときにあいさつにきてくれたご夫婦だが
それ以降は玄関口が逆の背中合わせの家同士なので顔合わせすることはなかった。何だろう・・??

Aさん「そちらで黒猫かってますか?」
私「はい、いますが。(めいが何か悪さをしたかとビクッとした)」
Aさん「ウチの庭で黒猫が死んでいるのですが、そちらの猫ちゃんじゃないかと思って。」
私「今、ウチの猫は家のなかにいます。」
Aさん「そうですか、良かった。実は凄い臭いがするので庭を見てみたらもう死んでいて・・」
私「え-・・そうなんですか?うちの猫そっくりの黒猫が最近庭に入ってくるようになってて。大分痩せていたので野良だと思って私はエサをあげていたんですが・・。ウチの猫もそちらに行ったりしてすみませんね。」

Aさん「いえいえ、そちらの猫じゃなくてよかった。でも(猫の遺体)どうしようかな?保健所か市役所に相談してみます」と帰っていった。

翌日の朝、ゴミ出しに出たらAさん宅の前でAさんが立っていてその足元には箱が置かれていた。
「ビニール袋に何重にも包んで入れました。」と。
その先どうするのかとは聞けずに「お世話になってごめんなさい」としか言えず戻ってきた。

私たちはその黒猫に「クロベ」と名前を付けていた。
「クロベいっぱい食べるんだよ。お腹すいているんだね。」とか「クロベにシャーーと威嚇されて爪でひっかかれた」と話題にあがっていた。

クロベはワイルドで眼光鋭い、トラちゃんにも、もちろんおっとりMayにも怖がられていた。
そういえば亡くなったといわれた数日前から、トラちゃんやMayにちょっとした変化があった。
2匹は家の中から外に出るときに、かなり警戒して右見て左見てまた右見てそれでもこわそうに外に出ていっていたが、ある日を境に警戒せずに余裕な感じで出かけるようになった。

多分2匹はクロベが死んでしまったことを知っていたんだ。


クロベゆっくり休んでね。

(在りし日のクロベ)



7月1日(日)
職場のOさんから「顔振峠(こうぶりとうげ)にオジサンたちと行くんだけどMayさんも行かない?3時間くらいだって。」と誘いをうけた。
山じゃないし、峠だから行くかと。

9:00西武線東吾野駅に集合。
70才、68才の初心者オジサンと、私・ちょうど60代半ばと、健脚Oさんの凸凹山行。
流れる川を覗き魚の名前は何かとか、民家の庭先の花を見つつ決して急がない4人はゆっくり登る。


道は決して険しくないけどそこそこキツイ。
天気良く30℃は超えているようだし、頭から汗が流れてくる。

10:30
ユガテでベンチのある木陰で小休止。
ユガテって何のこと?って思っていたら、地名だった。
平坦な開けた山上に数軒の集落があり、畑ではサトイモの葉がたくさん並ぶ。


「もうどのくらい?」「もうちょっとだよね?」と言いながら地図を見ると顔振峠までは2時間半もある。


この炎天下に何故ナゼ顔振峠に行くかというと、目玉は「蕎麦を食べにいこう!!」だ。

ここまで来たら先に進み、蕎麦を食べたいという一心で登っては休み汗を拭き、

13時ころやっと顔振峠の蕎麦屋に到着した。


505mの高台にある蕎麦屋からいくつも重なる山々が見える。
崖っぷちに立つ店は、見晴台仕様で、壁がなく手すりだけだ。




ビールで乾杯

私は帰りの下りが怖いのでビールはコップ半分だけいただく。
他の3人はおかわりし、たらふく飲んでた。


そしてメインのソバ登場。
しこしこしてうまい。

とろろソバを頼んだら、とろろは自然薯で粘り強く固まっている。


ちなみに残念ながら、ここの蕎麦屋は林道沿いにあるので車でも来れる。
この通り、涼し気できれいな人たちがソバができるのを待っていた。

汗くさい格好は私たちだけだった。


下りは黒山バス停まで降り、バスで「ニューサンピア埼玉おごせ」へ。
たっぷりの汗を綺麗に洗い流し、また4人で反省会という名のカンパーイ。

広間のテレビには「高温注意報」のテロップが大きく出ていた。
そんな高温の低山を約6時間あるいてしまった。


数日後にOさんと話した。
「私、次の日だるくてさ大変だった。熱中症になってたかも。」と言ったら、
若いOさんですら「私も調子悪かった。こりゃ熱中症だと思ったわ」と。
それでも彼女は翌日も燧ケ岳(尾瀬)に行ったんだよ・・スゴイ。
もう一つ彼女のスゴイところは、面倒見がいいこと。
「今日は休日介護だよ」といいながら、私たち3人の面倒を根気よくみてくれ話にも耳を傾けてくれた。
普通は付き合ってくれないよ。


さて、8月9月の夏山の予定をたてた。
が、日々衰えていく身体をなんとかしなくっちゃ~~。
どうしよっか?