黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

梅雨の合間に、瑞牆山へ

2016年06月29日 | 奥多摩・奥秩父
6月26日(日)瑞牆山に登った
ツレ、子、私の3人連れ

天気予報では、雨も混じった曇りの予報。
金曜日夜には雨が降ったので、雨に降られるのを覚悟で行くしかない。

前夜に瑞牆山登山口の無料駐車場まで行き泊まった。
当日の朝だと、満杯で止められなくなるということも聞いていたので。
毛布、ランプ、食糧を乗せて、初めての車中泊を決行

3人が狭い車中にどうやって寝るかが問題だった。
後部座席をたたんで布団を敷き、子と私が寝る
ツレはどうする?
運転席と助手席に毛布をたくさん敷いてそこに寝ることに。(考えただけでも狭い)

夜は寒かったがどうにか眠り、朝を迎えた
曇り空だが、雨は降ってない、良かった。

なかなか起きない子、朝が苦手。
「このまま、ここで寝て待ってようかな~」だって



6時ころの駐車場。半分くらい止まっていた。



7時、瑞牆山荘前の登山口から出発



前を歩いていた人たちが見えなくなったり



まばらに見えたり・・・今日は少ない。



8時10分 富士見平小屋到着



瑞牆山が覗く。子「えっ・・、あそこまで登るの?」絶句・・



実は、天鳥川の増水が一番心配だった。
川を渡れなかったら無理せず引き返そうと思っていたが、なんと水の流れは全くなく川の様相を呈していない。



桃太郎岩に到着
ここから本格的な岩登りが始まる



私、子、ツレの順番で登っていたが、子は岩登りが慣れてきたらスイスイと身軽に私を追い越して登って行く
35歳の差なのだからあたりまえ!



富士山が一応見えた






頂上までもう少しだよ!



10時30分 瑞牆山到着



やっぱり頂上は大賑わい



陽がささない頂上はすごく寒かった



大好きなこの眺め   最高!!



頂上直下の大ヤスリ岩



さあ、下ろう



ちょっとづつ離されて・・・しまった
最近、膝の調子がよくない私
下りやデコボコ道は時間がかかる

漬物石みたいなゴロゴロ道はすごく歩きにくい


14:10 無事駐車場に到着



帰りは、ラジウム温泉「増富の湯」で汗をながす



今回はランプ類が大活躍した



翌日は車の大掃除をして靴も洗い、今回の山登りが終了



私は去年の秋に登った山だったが
子とツレに瑞牆山の頂上からの絶景と高度感のスリルを味あわせたくて誘ったのだ。
雲に隠れて遠方が見えず残念だったが、二人の驚いている表情を見て私は満足だった。




もたない派だった

2016年06月23日 | 山のあれこれ
「(男に)もてない」ではなく、「もたない」派のハナシ

財布の中のカードは、極力少なくというワタシ
銀行カード、ETCカード、近所のスーパーのポイントカード2枚をずっと通してきた。

どこの店でも「作りましょうか?」と進められても「いりません」と断ってきたのに。

気が付けば、1年間でこんなことになっていた


山のウェアーや道具をあちこちの店で買い、「カード作りましょうか?今作りますと今回は10%引きです」な~んて言われると
(う~ん、また来るかな?)「はい、お願いします」なんて乗ってしまい、気が付けば山のカード4枚も財布に入っていた。

ポリシーは崩れていた、とっくに。

登りたい山と登れる山

2016年06月20日 | 山のあれこれ
どうしても、穂高に登りたい
「どうしても」と思っているのは私だけで、ツレは「高い山は(年だから)登りたくない。アナタ一人では危ないから付いて行く」というお方である。

ツレと私、7月下旬に奥穂高に登る計画中 ・・だが
目下の私(たち)の心配事は一つ
登れるかどうかである

「登りたい山と、登れる山は違う」
とよく言われる。


初めは2泊3日の北穂高を計画をしていた。
でも小屋泊の経験というか連日山を歩いたことがないのに、果たして3日も歩けるの?というのが二人の最大の不安!!

しかもツレは最初新宿発の夜行バスで行こうと言い出した。
私は「夜行バスは寝れない(眠れない)、しかも6時間くらいの間にトイレ休憩なんかで目が覚める、ダメ」と反対した。
初日からペースを乱すであろう行程なんか受けられない、しかも寝不足で涸沢まで(コースタイム6時間20分、私たちなら8時間くらいか)行こうなんて。
出発の曜日でももめた。
ツレは土曜出発にし、仕事を休むのを極力少なくしたいと言い
私は日曜出発で、月・火曜日には人気の山でも平日は人が少なくなると聞く曜日にしたいと。
山小屋だって土曜日の宿泊は混むのが分かり切っている。
そこに飛び込むより少しでも空いている翌日に泊まりたいと主張。


日程・ペース配分・自分たちの体力の不安がミックスされ刺々しい会話になったり、寡黙になったり「もういかなくていい(私)!」とテーブルから離れ計画中断になったり。


結局夜行バスはナシ、日曜出発の3泊4日で少しゆっくり計画に落ち着いた。
山も北穂高から奥穂高に変えて、歩行距離も短くした。

数日後にツレがこんな本を買ってきた。
最新版でDVDも付いていると。
家には穂高のガイドブックや地図はあるのにさ。

この本の著者の小林 千穂さんはNHK日本百名山に出ている案内人の方だった。
本文はちょっと読みずらい(あくまでもわたし個人の感想)が、DVDはおもしろい

穂高は岩場の連続と分かっているが、果たしてどれくらいの急な岩場をどんなふうにしたら登れるのか   
未知数てんこもりの山のイメージだったが、このDVDでかなり理解できた。
が、自分が登れるかどうかはまた別のハナシである 


登山学校 大小山へ

2016年06月19日 | 登山学校
2016年6月12日(日)
登山学校の実技で栃木県・大小山へ行く。
今日のテーマは「計画から下山まで」

前日に机上で装備品の選び方から、山での歩き方での注意点などを教えられる
①「登山開始30分はゆっくりペースで歩く。周囲のペースを気にせず歩幅を狭くして歩こう、 30分は休息を取らずに歩き続けて一日のペースを作ろう」と強調していた
②「足の裏全体で着地し、踏み出した足に体重を移動ししっかり乗せると、自然に後ろ足の加重が抜けて、蹴り上げることも なくなり脚への負担が軽減される」とも。
①なるべく早く頂上に着きたいという思いで歩き始め、がむしゃらに登っていたのがダメってわかった。
 疲れは後で出てくるそうだ。
②も翌日実際やってみると、心地よく体重移動を体感、力を抜いて歩くってこういうことかと眼からウロコの世界・・

地図上で登る道を赤えんぴつでマークし、コンパスの使い方も習う。

でも実際に山で使えるか非常に不安


当日、午前10時過ぎに両毛線・富田駅に集合する
埼玉の端っこから栃木までJRを利用した私たち3人
休日おでかけパスで、1700円もお得しちゃった

生徒30名、講師陣10人の大所帯なので5班に分かれて移動する

私の班の女性隊員、右側の人は40代。
若い人たちといると、自分も若いつもりになるから不思議(笑)


これから登る山に名前がついていた(笑)

こんなふうに山に名前が貼ってあると便利だよな
「あの山、な~に?」と(ツレに)聞かなくても済むよね


準備体操をしていよいよ出発~ 



岩やがれきの道で、歩きずらい
気温も上がってきて、顔に汗が流れ落ちてくる



妙義山頂上



ここは、どのピークか?

300mくらいの山だが、ピークが5つあり、その度登ったり下ったりを繰り返すのであなどれない
下りはちょっと油断すると、すべって転ぶ

佐野市街



大小山の三角地点



クサリ場も(チロっと)あった
直角に近い崖を降りる



次は登る崖



気温が高かったせいか、脚がつって動けなくなる人が(初心者か?)複数出た。
うちの班でも、帰りの下り途中で足がつって止まってしまう人がいた。
「OS1飲んで」とゼリーを飲ませる人「漢方薬いいよ、飲みな~」と出す人「横になって~」とそれぞれアドバイス。
足のつっているところををマッサージし休憩を取り、ザックを背負ってあげて無事下山した。
水分や塩分、カロリー補給をこまめにしないといけないことを実感する。
昨日出会ったばかりの班の人たちだが、真剣に心配し自分が持っている知識と物を出し合った。

15時全員下山し解散となった。

帰りのJR新秋津から西武線秋津に行く道すがら、いつもの「反省会」と称し三人でアルコール補給と塩分補給をして、自宅に無事到着した。



山ツツジのお出迎え 赤城山

2016年06月01日 | 上信越・尾瀬
5月29日(日)晴れ
ハイキングクラブで、群馬県赤城山に登った

9:15 黒檜山(くろびさん)登山口
私たちのグループの他に、小学生の親子登山隊?も同時刻に出発したのでなかなか進めない
頂上に着くまで大賑わいだった



いきなり急登が始まる
でっかい岩がゴロゴロと転がる急坂がず~っと続く



急斜面なので高度は稼げる
時折り大沼(おぬま)が見え、登るにつれて全体が見渡せるまでに登ってきた

真ん中にみえるのが赤城神社


延々と岩登りが続き、もういいかげん休みたいと思った頃に
以外とあっけなく1時間20分で頂上に到着する
黒檜山1828m



山頂からの見晴しはないが、空が広くてきれい



山ツツジのトンネルをくぐりながら、坂を下りる



駒ヶ岳1685m到着



ここの展望は遠くまで見えるが、残念ながら霞んでいた






駒ヶ岳からまた急斜面を降りてくると、覚満淵(かくまんぶち)に到着
小尾瀬と呼ばれる静かな湿原が周囲に広がっている



湖面ではカルガモもゆっくり新緑を満喫していた?






13:45 赤城山ビジターセンターに無事到着