黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

いざー、槍ケ岳じゃー 2

2017年07月31日 | 南・北・中央アルプス
7月24日(月) 2日目。
6:00 残念ながら今日も小雨。
この日のために低い山から、きつい山まで登って鍛えてきたんだ。
私たちが穂先に取り付く1時間だけでもいいから晴れてくれーと、勝手な願いごとをしながら槍沢ロッヂを出発ー



こんなガレ場でも



ちゃーんと道が整備されているところが、さすが槍ケ岳!!と感じられる。




ドロドロの道のはずが、どこかの庭園みたいに石がきれいに並べられている
歩きやすいったらありゃしない。



雪渓が出てきた。
実は昨日泊まったロッヂで話題になっていたのが、天気のこともあるが雪渓だった。

大小7か所の雪渓があり、登りはともかく下りは(軽)アイゼンが必要と。
私たちは持って来ていないので、「滑ったらどうしよう?」と不安満載で出発した。

ちなみに、私はポールあり(アイゼンなし)、ツレはポールもアイゼンもナシなのに
何故かあまり心配していないようだ。

ゆーーっくり踏み跡を歩き無事通過(ホッ)。


山桜が咲いている。



ババ平通過



また出たぞーー。
雪渓ってこんなに厚いんだ。
下界は気温34度とかあるのに、ここは氷が残っている別世界だ。

ヘッピリ腰で歩く私に「オレが先に行く」とツレが言い出す。
付いて行くほうが楽なので「どうぞ!」と先を譲る。


晴れている時に見たかったな~



大曲(水沢乗越分岐)を抜けると、また・・



どこまでも続く雪渓が現れた。
これ全部上がるの?



大穴が口を開いてる、滑って落ちないようにしなくちゃ・・。

雪渓ていうから雪だと思うけど大間違い。
ほとんどが氷で、ちょっとだけ融けて雪に見えているだけだからポールも刺さらないときもあった。


用心深く一歩一歩降りる、下って行く人たち。



雪渓のない夏道を歩いたり雪渓に戻ったりして、こんなに登って来たよ。



道端に咲いていた花







花ではないがキレイだったのでつい・・・







今度はトラバース
急斜面には見えないけど、下側は絶壁だから滑って落ちたら止まらないーーーよーー



ペンキで方向が分かるので、体力と理解力があれば安全に登れる。


転ぶことなく雪渓は乗り越えたが、山頂が近づくにつれて雨・風・霧が強くなってきた。
強風に煽られて体が揺れる。


殺生分岐
歩いていたら、吐き気が時々出てくる。「何か悪い物でも食べたかな?寝不足かな?」なんて思いながらこれ以上悪い症状が出てこないよう別のことを考えよう。


ポールを持っている腕が重く感じ前に出ない、10mくらい進んでは休みがちになる。
息を吸っても吸っても体に入ってこない空回りしている・・酸素が薄いぞーーツライ。
(うーーんこれって高山病か?)
せめて晴れて絶景が見渡せたら、苦しさも帳消しなんだろうなー。


雨と霧で自分がどこまですすんでいるのか不明だ。
意識が半分くらい薄れているのが分かるが、ただひたすら「前に歩かないと着かないんだな」と足を動かしていた。

そんな時に「ほらもう100mだぞ!」と先を歩くツレの声。
(なんだよう、まだそんなにあるの??)
重い足を引きずっていたら、ずぶ濡れで何も見えない景色のなかに、建物が近くはっきり見えてきた。



11:50 槍ケ岳山荘到着 


晴れていたら小休止して、リュックをデポし穂先の頂上トライだったのだが、登れないのは明らかだ。
明日の朝に行こう!!!




7月25日(火)3日目
4時半起床、雨が降っている。
それでも5時には朝食を済ませて、穂先に登る準備をする。



外は霧で穂先どころか20~30mくらいの範囲がぼんやり見えるだけ。。
晴れていたら、穂先がドドーンと迫って見えるんだろうな、くやしい。



穂先に登ったことがある経験者が一緒ならいいのだけれど、先を行く人も見当たらない。

雨も強く、濃霧・・



しばらく歩く。
「(私)やめようか??」「(ツレ)あんたが決めていいよ」
「(私)うーーん、じゃーやめよう!!!」と決断し小屋に戻った。
無念だけどしかたない、岩場から滑落なんてしたくないしさ。


6:45 槍ケ岳山荘を後に下り始める。
気持ちを切り替えても、私の胸の中はこの景色と同じですっきりしないなぁ。



しぼんだ気持ちで歩いていると、痛々しいけど強く咲いている花が目に飛び込んできたよー。
「またくるからね」と、花と自分に話しかける。



下りは同じコースを降りた。

雨が降り続けているのに雪渓は小さくなってない。
どうにか、転ばず滑らず降りてくることができた。
この日は横尾山荘にお泊り。
きれいな山小屋で、お風呂もあり部屋も空いていて極楽ゴクラク。



7月26日(水)
横尾山荘をゆっくり出発。



雨合羽を着ない日は今日だけ。
行きの明神から下山の横尾まで3日間ずーーっと着ていたので、ズボンの裾がドロドロに汚れていた。


明神池を散策。



ちょうど昼ごろには上高地に無事到着。
バスターミナルで登山靴に付いた泥を落とし、帰路についた。


おしまい 

読んでいただき、ありがとうございました。



いざー、槍ヶ岳じゃー♪

2017年07月30日 | 南・北・中央アルプス
登山を初めて3年目の夏。
登りたいと思い続けて、今回やっと願いが叶う。
心配なのはただ一つ・・・天気。
晴れてくれ~~

7月22日(土)
22:25 新宿発の夜行バスで上高地へ向かう

最寄駅まで送ってくれた子に「(ツレと)ケンカしないで無事帰ってきてね」と、エール(笑)をもらう。

バスでは眠ったような眠れないような一夜を過ごす・・


23日(日)5:20 上高地バスターミナル着
バスを降りたら、すぐのベンチ横に寝ていた若者が目に入ってきた。
よく見ると複数が爆睡していた



雨は降っていないけど、かなり怪しい空模様
予報は三日間雨や霧で、登山は不適となっているので今日はダメっぽいなー


6:00 腹ごしらえし、計画より30分早くイザ出発じゃーー

槍ケ岳に登るには色々あるらしいが、私たちは上高地からの「槍沢コース」を選んだ。
選んだというか体力的・日数的にはここしかない。


河童橋が霧の向こうに霞んでる



小梨キャンプ場を通っても



梓川の向こうの山々を見ても



一向に明るくなる気配はない


明神池への分岐
パラパラ雨が本格的になってきたので雨合羽を着ることにした



徳沢も、もちろん雨・・・



一輪のアザミに心和む。



新村橋




9:30 横尾山荘が建つ横尾に到着



眼の前には横尾大橋の吊り橋。
涸沢・穂高方面だ。

いつかあの橋を渡って穂高に登るぞーー。(せめて手前の涸沢までには行ってみたい)


雨に濡れてうんざりし、ボーっと休んでいたら見つけちゃったーこの人知ってるーー
NHKの「日本百名山」でガイドしていたし、ガイド本も出している。
登山ガイド&山岳ライターの小林千穂さん。

「写真撮らせてくださいー」と声をかけたら「一緒に撮りましょう~」と快く応じてくれた。

うれしかった、元気になった瞬間。
(㊟私のお腹は自腹ではなく、バッグでふくらんでいるだけです)


道は整備されていて歩きやすい



11:10 一ノ俣



本格的な雨の中を梓川に沿って登る。



花2(あなたはだ~れ)



12:00 今日の宿の槍沢ロッヂ到着



ここは、石鹸・シャンプーは使えないけどお風呂がある山小屋だ。
疲れが取れ、ささやかだけど極上の幸せを味わう。



午後から更に雨脚が強くなり、夜になっても止まず。
明日は穂先に登る本番。
ちょっとだけでもこの目でトンガリを見たいよーー。






つづく 



名古屋名物を探しに

2017年07月20日 | 日々のくらし

昨日から名古屋に滞在、といっても三日間だけ。


子が出張で、(嫁の)Yちゃんが一人でCくんの風呂などを入れるのが大変かなと思いに来てみた。

朝食の支度をすると一段落なので、食べてみたかった名古屋名物の「喫茶店のモーニングサービス」に行く。
小倉トーストというあんこが乗ったトーストが名物なので、是非食べてみたい。

近くの喫茶店に入ってみた。


うーん、残念ながらあんこの乗った小倉トーストはメニューにありませんでした。

モーニングサービスを注文。
コーヒーはおいしかったよ。
450円でした。


明日また別の喫茶店に行ってあんこトーストを是非食べたーい。

今日は死ぬかと思った

2017年07月14日 | 我らニャン's
とメイに言われた。

夕方仕事が終わり家に帰ってドアを開けたら、どこかでメイの鳴き声がする。
外かなと思って庭側の窓をあけても見当たらず、鳴き声は続く。

ハッと思い二階にかけあがり、寝室のベランダ窓を開けたら「ギャーー」と大声で泣きながらメイが入ってきた。何度も泣き叫び、「この怒りどうしてくれるーー。暑くて死ぬかと思ったー」と訴える。
「そうだよね、ゴメンごめん」とひたすら謝った。
だって朝8時ころから夕方6時過ぎまでベランダにいたんだもんね。この炎天下にさ。

メイがベランダに居るなんて知らなかったから、「はい、戸締まり~」とばかりにカギをかけて仕事に行っちゃったもんだから、なにも知らないメイは多分10時間以上閉め出された。



かなり疲れたのか夜はグッタリ動かないー

ホント悪かったね~

心配な事は減らして

2017年07月13日 | 日々のくらし
最近まためまいが出現してきた。
朝に起き上がった時や、仕事中に「何か変だなー」と思う極軽い程度だが。

今月後半に槍ヶ岳を計画している。
登れるかな~という体力の不安や、自分ではどうすることもできない天気など色々心配している。
6月、7月計画していた山は、雨や諸事情で行けなかったので体力の不安が一番かな。

そう思っていたら、メマイが出て来てアラーって感じ。

不安な事は一つでも解決して、いざ槍ヶ岳である。


そんな訳でメマイ止めの薬を貰ってきて一安心したところ。


梅干し作り初体験その2

2017年07月11日 | 日々のくらし
7月10日(月)
二日間天日干しをしたので、今日はやめようと思っていたが天気がいいのでまた梅たちを干した。

初めは分からなかったが、段々実がしぼんできて、やわらかくなり色も着いてくると美味しそうな梅干しの顔になってきた。
天日干しってこういうことなのかーと実感する。
じゃ、レシピどおり三日間干してみるかと思えてきた。




三日間同じことをすると、手早く並べらるようになった(笑)



天日干しをすると味もまろやかになり抗菌作用も増すしと、いいことだらけのようなので炎天下だけど、わが梅干したちよもう一日がんばっておくれ

初めての出来事

2017年07月10日 | 日々のくらし
ネットでスマホカバーを注文した。

6月26日にお金を振り込んだ。


いつものパターンだと、お金の振り込みを確認すると翌日に発送し翌々日くらいには自宅に届くのだが、発送したというメールもなし。

6月30日に発送したというメールがあったが翌日も翌々日も届かない。


検索してみたら配達状況は、なにこれーー??だった。
歩いて配達しているのか?

配達業者も不明。


きっと7月20日までには届くんだろうと気持ちを切り替えて待つことにしたよ。

もう半分あきらめていた頃、7月7日に届いた。
びっくりだよ、中国から発送されていたんだ。



こんなカバー1個のために航空便で配達してくれるのはありがたいけど、一言「中国から届きます」とあれば気を揉まずにすんだのに。




いまどきのネットトラブルに巻き込まれたかと思った10日間だった。

それにしても送料込みで999円は安すぎる。元値や送料はいったいいくらなんだろうか。
現場で携わって働く人の収入はいくらなんんだろう。

梅干し作り初体験

2017年07月09日 | 日々のくらし
スーパーに買い物に行った時に、梅がたくさん売っていたところを通りかかり、つい「梅干し用」とラベルが貼ってあったので、「今年はやってみるかーー」と2kg衝動買いしてしまった。
6月17日のことだった。

梅干しを作るなんて人生初めてのこと。
ネットを見ながらやってみた。

ほんとうは完熟のやわらかい黄色い梅が梅干し用らしいが、買ったのは黄色や青梅が混じっている。
私はやわらかい梅干しはあまり好きじゃないので、青梅でもいいのかなと思った。
これでいいのかはできてからのお楽しみだ。

梅をよく洗い、ちっちゃいヘタをとる。



塩を量り、梅と一緒にビニール袋に入れて密閉。

カビが大敵らしいので、焼酎で桶やビニール袋を拭いた。


重石を乗せて梅酢というものが、上がってくるのを待つ。

5日くらいで上がってくるらしいが、できてこない。
ネットで調べて、焼酎を呼び水として入れたらどうにか上がってきた。


赤紫蘇(あかじそ)を塩でもんで作っていたのにできた梅酢を入れてきれいな赤に発色させる(写真撮り忘れ)。

それを梅と一緒に漬け込む。


そして昨日天気がよかったので天日干しをした。
ザルが足りないので、ざるそば用のすだれに登場していただく。
一度梅を一つ一つ裏返す。

午後には桶に取り込む。


今日もいい天気なのでまた天日干し。


なんとまあ手間がかかることだろう

手間暇かけて作った梅干しはどんな味がするのか?
もう一か月くらいするとわかるぞー




子育て応援駆けつけ隊

2017年07月02日 | 孫にマゴマゴ
孫Cくん、生後50日を過ぎたがまだ規則的に飲んだり起きたりというリズムには程遠いらしくずーっと泣き続けたり、2~3時間おきの授乳で、(嫁の)Yちゃんは慢性睡眠不足で疲れが蓄積しているようだ。

私が7月の中旬頃に行きたいと話していたが、(メールで)「むしろすぐ来てほしい」とのことで、先週の土日にそれーーと行ってみた。

私が着いてすぐに、「二人で外出してきてもいいよ、その間Cくんをみてるから」と伝えておいたので、ランチにでかけた。

昼間の泣いたり授乳はいいのだけれど、夜10時ころからずっと泣き続けて零時くらいにやっと寝てくれて、また夜中と明け方授乳だった。
このパターンが毎日続いているらしい。

Yちゃん洗濯はできるけど食事作りまではできないということだった(そうだよね)ので、私は食事作りに専念した。
なるべく暖かい汁物で栄養があって・・なんて思っても、いつものトン汁や煮物しかできなかったけど。

怪獣Cくんに振り回されている二人だけど「第一子だからしようがないねー。手のかかる子どもは思い出に残るからいいよ」と話しをしてきたが・・。

つむじが二つあるのを見つけたらしい。
長男からの遺伝だというが、私はそんなのは知らなかった。
こんな他愛のない話で盛り上がる余裕があるなら心配なさそうだ。