手作り赤ちゃん肌着

お裁縫なんて全くの苦手人間ですが、詩ちゃんの肌着を作りました～ 一つ目だから、縫い目が曲がってたり襟元がブカブカだったり…お見せできる程のシロモノじゃないのですが（汗　愛情だけは人一倍！！ ミシンも何も持ってないのでお友達に借りました。ありがとう！

やってみたら、あら意外に楽しいですね♪（笑） 実際に着せてみたら改良点がわかったので、もうひとつ作ってみます…

ちなみにお兄ちゃんのバッグを作ったら、横向きの柄が縦になってるの…出来上がってから気付きました（汗 適当な性格が滲み出てるかな～

佳倫ちゃん、ありがとう

病院の同じお部屋（NICU）に３人（詩ちゃんとあと二人）、１８トリソミーの赤ちゃんがいることを知ったのは・・・７月末か８月初めくらいだったでしょうか。　もう一人の赤ちゃん、佳倫ちゃんのママが「ブログ見たよ！」と話しかけてくれました。それによってもうひとり、りんちゃんがいることも知って・・・仲間がいたことが嬉しくて駐車場までの道のり、ポロポロ泣きながら帰ったことを覚えています。

３月に１８トリソミーの可能性があると判ってから、福岡市の出生数なんかを調べたりしました。１２０００人ちょっと・・・・「１８トリソミーは５０００～７０００人に一人とネットに書いてあったから単純計算で一年に二人・・・三人はいないのか・・・だとしたら今現在（妊娠中）私と同じ悩みの人は福岡市内にはいないな・・」　　　

そんなこと考え出したらとてつもない孤独感に襲われて暗く広い海に漂うような気持ちになっていました。

１８トリソミーの会でたくさんの仲間に出会いました。そして佳倫ちゃんのママに声かけてもらってたくさんの勇気をもらいました。詩ちゃんがメッセージを送っていたのでしょうか。

そして、今日、佳倫ちゃんが旅立ちました。早く抱っこしたくて、お家に会いに行きました。まっすぐ前を見て安らかなお顔・・・本当に可愛かったです。　みんなに抱っこされてたくさんなでなでしてもらって、嬉しかったでしょうね。

５０００分の一だか７０００分の一だか知らないけど、それぞれの親にとってわが子はひかり輝く「１分の１」なのです。このかけがえのない生命の意味を共感できる方々に出会えたこと、佳倫ちゃんに感謝します。本当にありがとうね。

その後、詩ちゃんに「佳倫ちゃんを抱っこしてきたよ～」と話しに行った帰り道、都市高速の上に虹のアーチが・・・「わぁ！」と思いながら運転して一時間後・・・今までに見たこともないような燃えるような夕焼け空になり、幻想的な世界の中になんと虹が二本出てました！　（北九州方面の方、気づいた人いますか？）
佳倫ちゃんがプレゼントをくれたんですね！

詩乃とママは佳倫ちゃんのこと一生忘れません。ちょっと寂しくなるけど、頑張りますよ。りんちゃんと三人チームだもんね。
ママさんも毎日詩乃にお話してくれてありがとうございました。

カンガルーケア

カンガルーケアとは、赤ちゃんとママ（パパ）が直接肌を合わせて抱っこする方法です。　ママは洋服の前を開けて詩ちゃんもおむつだけになって抱っこしました。

抱っこした瞬間・・・・ものすごく感激しました。　詩乃はとってもとっても温かくて（思っていたよりも）よりココロが通じ合った気持ちになりました。　こんなことができる日が迎えられたのも詩ちゃんが頑張っているからこそ。。。　感謝してます。

詩ちゃんを産む前、「障害児の親になったら一生苦労するよ。本人も辛いよ。」　そう言われたけど、一生苦労できるなら絶対育てたい！　・・・キレイゴトじゃなく心からそう思います。　そして、あなたを辛い目にあわせる為に産んだんじゃないよ。母と子として「当たり前に」出会いたかっただけ。　一目でいいから会いたかったの・・・　これってママのエゴかな？

そんなふうな、いつも考えていることをメッセージしながら抱っこしました。

主治医の先生が「詩ちゃんもきっとこう思っていると思いますよ」と言って貸してくださった絵本・・・葉　祥明さんの「生んでくれて、ありがとう」これを読んだとき、涙が止まりませんでした。

詩乃も「ママに会いたかったよー」と言ってくれてるでしょうか。こんなにがんばりを見せてくれることはそういうことかな。そう思いたいです。

また、カンガルーケアをしてココロとココロの会話をしたいです。そうそう、今回は詩ちゃんのおなかがゴロゴロ言い出して（笑）短時間でコットに戻ったので　今度はゆっくり・・・ね

詩ちゃん、明日で百日（ももか）を迎えます　すごいね！