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育児日記、たまに音楽話 、2010年に空に還った娘18トリソミーの娘について

事件に思うこと

2008-09-22 18:20:17 | Weblog
小戸公園での子供が亡くなった事件、犯人は母親でした。


悲しい…本当に悲しいです。

お母さんに殺される気持ちって…考えたら胸をえぐられます。

どうして子供に対して「生きなくてよい」となるのか。自己中心的な大人に生きる権利を奪われた子供…やりきれないです。

「将来を悲観して」という理由らしいですが…

病気をかかえて生きるって、そんなにダメなことですか?


私は詩ちゃんに「生きられる分は精一杯生きていいんだよ。生きてほしい」という気持ちです。 生きなくてよいと言われたこともあります。そんな声も吹き飛ばすくらいに私は話します「遠慮なく生きていいんだよ」って。


いま、私たち家族は周りの方々の手を借りています。助けてもらってばっかりです。それを「ダメだ」と思わずに「ありがたい」と思って甘えさせてもらってます。 そしていつか必ず誰かの役に立ちたいと思います。支えたいと思います。


輝く生命の灯が簡単に消えないように…ほんの少し…一人でも多くの人が考えれば…このような悲しい事件が減るし、戦争が減るのかな。



将来がどうこうって… 私は今日一日が笑って過ごせたらそれで大満足です。人それぞれですかね。

二週間経ちました

2008-09-19 12:14:56 | Weblog
在宅生活をはじめて病棟と同じような落ち着き、むしろすごく調子が良い日もあったりして、母もびっくりです。


とにかく、可愛くて可愛くて仕方がないです!(*^_^*) お兄ちゃんは最近は慣れてきたと同時にわがままっぷりも復活しつつあります。どっちかというとこっちの育児に苦戦しております。(>_<)
とはいえ、もちろん同じ位に可愛いです!

変わったことがないのでネタに困ります(笑) 一週間も経たないうちにマーゲンチューブ(鼻から胃までのミルク注入用)を詩ちゃんが指ひっかけて抜いちゃったけど、次のミルク前にママが入れました。偶然一回で入りました(^-^)

あと、今週、洗濯してたらブレーカーが落ちました(>_<) 意外と焦らずに酸素の電源を入れてました(呼吸器は充電が作動します)

今日アンペア数を上げました。もう安心です。(だからといって必要以上に家電を使わないようにとパパが…(笑)) 電子ピアノを弾くのをためらってたんですが、これで心置きなく弾けます。

在宅生活一週間

2008-09-10 17:17:54 | Weblog
詩ちゃん…とっても落ち着いてます(*^_^*) お風呂の後に咳込んだりして、少々Spo2が下がることがあっても吸引したらすぐに上がってくるし、病院と同じようなかんじです。注入直後にお腹がはると嘔吐もありますが、機嫌良いです。
そろそろ、「わたしのお家」って気付いてくれたかなぁ? (一ヶ月小児科にいたらすっかり病棟に慣れて覚えてて、お散歩から病棟に帰ってきた時すごくニコニコになるんです。詩ちゃんにとって我が家だもんね(^-^))


昨日はバギーの調整に業者さんが来て下さいました。詩ちゃんが大きくなって、アーアー喋って、ブンブン動いてたからびっくりしていました。「10センチ大きくしましょう」と言われました(笑) 色は赤と迷ったけどピンクにしました(*^_^*) THE・女の子ってことで…(笑) 楽しみだなー


お兄ちゃんはとってもお世話好きで大変助かってマス(^-^)ミルクを作る時にすりきりスプーンを使うのが楽しいみたいで、やりたがります。あと、いつもメリーを回してくれます。着替えも顔洗いも歯磨きも一人でできるようになったし、それだけでもママはラクになりました。 寝る時は絵本を読んで一緒に寝るようにしてます。(夜中にパパと交代します) お弁当は冷凍食品を使いながらなんとか…(^-^)v
少しずつ、お部屋を使いやすいように整えたり、物を買ったり… おかげさまで楽しい毎日です。

明日は初めての外来です。

退院しました!!

2008-09-04 08:19:03 | Weblog
9月3日、ついに詩ちゃんが家に帰る日がやってきました。

親として、可愛い我が子と一瞬でも長く一緒にいたいと思っていました。でも本当に実現するなんて、すごいことだと思います。

詩ちゃんの生きよう、生きようとする頑張り…それを心から理解して下さるドクター、看護師の皆さん、スタッフの方々…感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございます。


母子入院のこの一ヶ月は、今までの一年を取り返すかのように24時間詩ちゃんと向き合うことができる幸せな日々でした。 詩ちゃんの体調が良かったこともあり、心配事もなく家事から開放され(笑)楽しかったです。
病気と闘うこども達はみんな頑張りやで、泣いたりしながらも逃げ出さずに頑張っています…そして、お母さんやお父さん達もみなさん悩み、苦しみながらも明るく優しい方ばかりで励まされました。

みんなみんな詩ちゃんがつないでくれた縁に感謝です。

雨模様の空は病院を出る時にはピッカリ晴れました。病棟の皆さん、NICUからも皆さん走ってきて下さったのが嬉しかったです。詩ちゃんは、ん??って顔してましたが(笑)。

お家に着いてミルクを飲んだら落ち着いて寝てしまいました(*^_^*)

お兄ちゃんが帰ってきてみんなで遊びました。

お兄ちゃんはひさびさ、詩ちゃんの横に座るママの膝の上で寝ました。