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育児日記、たまに音楽話 、2010年に空に還った娘18トリソミーの娘について

安心しました

2007-05-14 22:15:01 | Weblog
入院三日目、詩乃ちゃんの治療について話し合いがありました。
小児外科の先生が分かりやすい言葉で説明して下さって、安心しました。

私が以前から先生に「できる限りのことはしてあげたい」と訴えていたので他の先生にも話してくれていたようでした。

「どうせ長くは生きられないのだから」と治療をしない雰囲気だったらどうしようかという不安もなくなりました。

もちろん、生きて生まれてくるのさえも難しいことは分かってるし、生まれてくれたとしても手術するほどの体力はないかもしれない。それもわかっています。
でもできることがあったらしてあげたい。それが詩乃ちゃんにとって少しでも良い時間になるのなら…。

一瞬でもいい、ママとパパの温もりを伝えられたら。

NICUの保育器の中で手を入れて触ることはできるそうです。楽しみです。でも 抱っこすることがこんなに遠い道のりだったなんて……

NICUに見学に行きました。1000グラム以下で生まれた赤ちゃんもいたりして「これを見てかわいそうなんて思ってしまう価値観の人もいるんだろうな…」なんて考えながら私は心底羨ましくて仕方がなかったです。「生きてる」ってことが。
詩乃ちゃんもここに来れますように…と心の中でお願いしました。


「小さな赤ちゃんに挿管するのはかわいそう」「呼吸器はつけるけど手術はしない」とか、とにかくありとあらゆる選択肢があって、全くの治療拒否をすることが「愛情」という人もいるでしょう。

私なりの愛情は詩乃ちゃんにとって少しでも良い時間を作ること…パパも賛成してくれたし、、、本当は詩乃ちゃんがお話できたら一番いいんだけどな。


でもでも、パパと私が考えて決めたことはきっと詩乃ちゃんも喜んでくれると信じています。


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