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バッカも~ん、俺がルパンだ!?

2012-07-20 22:53:00 | 徒然の日常
 いやいやもう皆さん御存知、大ヒットしましたモンキー・パンチさんの漫画『ルパン三世』のお話なわけですけれども。(;^-^)


 まぁ、たまたまこんな記事があったんですよ。


次元はルパンの変装? モンキー・パンチさん秘話明かす


 ま~~ね、この漫画には様々な逸話がございまして、ネタに困らないわけなんですけれどもね。

 そもそも作者名自体が、確か御本人の望まれたものではなかったはずですよね。編集長か誰かが命名好きで、勝手に「これでいこう」なんて言い出しまして、「当時そのペンネームが嫌だった」なんて語られた記憶がございます(;^-^)


 そしてこの大ヒット作なわけですが、版権とかが非常に複雑なのだそうでして。

 昔、作者の地元が町おこしの為に「ルパンとか、描いてくださいよぉ^^;」なんて頼まれたそうですが、権利の問題でそれが叶わなく、本人は描いてあげたくてもお断りするしかなかったのだそうです。自分の作ったキャラクターを、地元の為に描いてあげることすら出来ないというのも、なんだか『大人の汚いところ』を見せ付けられる気が致しますねぇ……。




 そして、実は私、個人的にルパン三世についての変な思い出がございましてね、本題はむしろこっちかもしれません(;^-^)


 小学校の頃なんですけれど、親に連れられて繁華街に行ったんですよ。そうしますとね、歩行者天国で漫画のワゴンセールをやってたんです。おそらく古本だったと思います。五冊とか、十冊とか、束で売られていたわけなんですけれども、そこに一巻から十巻まで束ねられたルパン三世がありましてね、普段親に何かをねだる事の無い私が珍しく欲しがったので(我が家にはファミコンすら無く、私もねだらないので金の掛からない子供と思われていたらしい)買ってくれました。すぐは買ってくれなくって、通り過ぎて用事を済ませ、また帰りに近くまで来た時にやっと買ってくれたように覚えています。


 ところがですね、アニメでは初期はシブい演出、リメイク(一般に知られるのはこちら)はお洒落でかっこ良いんですけれども、漫画として連載していたのは青年誌なのもあって、結構きわどいエロ描写だったんですよ。不二子ちゃんも普通に喘いでます。
 ま~~、ぶっちゃけてしまいますと、子供の私にはエロシーンは良く分からないまま読んでいたわけですが、さすがに親が「これはマズい」と思って、私から取り上げてしまったんですね。


 ところが、どうしてもルパンを読みたい私はすぐに隠し場所を探し当ててしまう。
 しかし「見つけた」と宣言しては、違う場所に変えられたり、最悪捨てられてしまいますので、「あ~あ、読みたいのになぁ」なんてブツクサ言いながら、親の目の無い内にコッソリ何度も読んでいたものでした。



 そうそう、あとは大昔に神戸で博覧会がありましたでしょ。神戸ポートアイランド博覧会。1981年の事でしたが、そこで当時最先端の電子オルガンだかシンセサイザーだかが展示されてましてね、希望者が順番に弾いていたわけなんですよ。と言いましても大変な人出ですから当然、一人ずつちょこっとしか触らせてもらえないわけです。

 そこで私、アニメのルパン三世テーマを弾きまして。私はピアノを習わせてもらえなかったので、まさか私が鍵盤楽器を弾けるとは親も思わなかったらしく(実は毎日、独学で学校の教室のオルガンを熱心に弾いていた)、一人で延々と弾いている私の手を止めるのも忘れていたようです。


 ま、子供の頃にピアノを習わせてもらえなかったのは父の反対でしたが(父は無理やり習わされたクチで、自分と同じ様に指の短い私が苦労するのを見越していたらしい)、私が音大受験を志した時、やはり良い顔をしなかった父を母が説得したのはどうやら、ポートピアの件が響いていたようでして、つまり見方によれば、ルパンのおかげで私は音楽家になれた様なものだったのかも、しれませんね?(^-^;)




 ヤツは、とんでもないものを私から盗んで行きました。


 それは、私が世界に絶望する可能性、です。






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