流行語は『元ネタ』から変化する！？

　名言と言いますか、流行語と言いますか、『よく出てくるセリフ』を聞いて
「ああ～、アレのネタだよね」
なぁんて思い起こす事って多いですよね。

　ガンダムのネタとか、エヴァンゲリオンのネタとか、たくさんの人が知っているアニメ内のセリフなど、日常会話でもよくネタにされますが、実際は元のアニメと言葉が違ったり、シチュエーションが違う事も多いようなんですよ。

　『インパクトが一人歩きしている』と言った感じですかね？


　で、ネット上にそれをいくつも纏めた物がありました。



「節子、それドロップやない。おはじきや」という台詞は、火垂るの墓で一度も出てこない。


　全部内容を貼ってしまいましょうか。（＾－＾；）



・星一徹がちゃぶ台をひっくり返したのは一度だけ。それと、星家のちゃぶ台は丸ではなく四角いテーブルタイプ
・悟空が本編で「オッスオラ悟空！」と言ったことは一度もない。
・ケンシロウが原作で「お前はもう死んでいる」と言ったのは1回だけ。
・北斗百列拳を使ったのは2回だけ。
・矢吹ジョーが白くなるのは最終回での一度だけ。
・五右衛門の「またつまらんものを切ってしまった」は映画版、特別版でのセリフ。
・麦わらの一味の中で、ルフィの心情描写があるのは一度だけ。
・ジャンプ漫画には吹き出しに句読点がない。
・のび太としずかちゃんは一度だけ死んだ事がある。
・ブライトが「左舷、弾幕薄いぞ！」と言ったこと一度もない。Ｚで「「左舷（ひだりげん）砲撃手、弾幕薄いぞ！　何やってる！」と言ったことならある。
・ブライトの「なにやってんの！」は逆襲のシャアでのセリフ。初代、Ｚでは「何やってる！」
・アムロが「いけ！フィンファンネル！」と言ったことは一度もない。
・真田志郎は「こんなこともあろうかと」なんて、漫画でもアニメでも１度も言っていない
・美味しんぼ原作で「美味しんぼ」という言葉が出たのは「今年もよろしく美味しんぼ」の一度だけ。
・チャオズは悟空と一度も会話したことがない。
・チャオズが「ボクの超能力が効かない」といったのはナッパ戦での一度だけ。その他の場面では成功率１００％。
・チャオズは一度も敵に勝ったことがない（天下一武道会予選をのぞく）
・チャオズの髪の毛は一本だけ有る
・ジェイソンがチェーンソーを使って人を殺したことは一度もない。
・ジャイアンは「お前のものは俺のもの俺のものは俺のもの」と言ったことはない。「スネ夫のものは・・・」ならある
・ガンダムで「アムロ、行きまーす」と言ったことはない
・あしたのジョーの段平の「立て、立つんだジョー」は作中では一度だけ
・「足なんて飾りです。」という台詞は、ガンダムでは一度も出てこない。 「あんなの飾りです」なら言っている
・「節子、それドロップやない。おはじきや」という台詞は、火垂るの墓で一度も出てこない。「節子、何舐めとるんや。これおはじきやろ。ドロップちゃうやんか」ならある
・戦隊物のイエローがカレー好きだったのは2回だけ



　どうでしょか。「えっ」ってなる物も多くないですか？

　おそらくアニメからの物は、二次創作（同人誌など）から浸透したのではないかと思いますが、こういったセンス良い『改変』によって一般化されるのもまた、二次創作の醍醐味かな～と思いますね（＾－＾；）

　改変とは違うのですが、発売に先立ってムービーが公開されたエルシャダイがメーカーの予想をはるかに上回るインパクトを世間に与えまして、普段の会話からニコニコ動画、YouTubeなどにも投稿されるなど、広くネタを使われました。


「そんな○○で大丈夫か？」「大丈夫だ、問題ない」

「神は言っている――――まだ死ぬべき運命ではないと」

「すまない……君にとっては、明日の出来事か」

「あいつは、言う事を聞かないからなぁ」

「あぁ、また駄目だったよ」

「一番いい○○を頼む」


　センスいい台詞が多いですよね。ライターさんが余程優秀だったのでしょうか。

　こういったネタは場を和ませる効果もあり、例えば誰かが不注意で友達に怪我をさせてしまい、心配して声を掛けたとして
「そんな怪我で大丈夫か？」「大丈夫だ、問題ない」
と、相手を安心させて日常に戻るなんて事も出来るんですよね。


　つくづく「言葉って、面白いなぁ」と思うのです。






　…………で。（＾－＾；）


　そんな、ネタが一人歩きした動画がこちらになります＾＾；



ンモーP　【エルシャダイ】そんな高枝切りばさみで大丈夫か？【日本直販】








　………………あに言ってんだ、おめぇ（；＾－＾）







　　←例のアレです！！ お気が向かれましたら。