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『北風と太陽』集客論!?

2012-09-02 23:40:24 | 徒然の日常
 いや~もうね、特に女性の方なんか経験おありだと思いますが(;^-^)

 ゆっくり店内を見て回りたいのに、店員がやかましく話しかけてくるという従来のモデルを見直そうというお話です。


 化粧品コーナー、ブティック、様々な場面で
「どのような品をお求めですかぁ?^^」
ですとか、
「お決まりですかぁ? ケースから出して、お手に取ってみてくださいよ^^」
なんてのが横行していました。


 昔、もう二十年以上前ですかね、私の地元の駅…………まぁ、ぶっちゃけ岐阜駅なんですけれども、ステーションデパートというのがありましてね。

 当時の岐阜駅と言いますのは、改札が一階にも二階にもありまして、駅舎の二階は小さなデパートだったんですよ。


 二階の改札から出て、デパートの中を横切りましてね、一階に降りる階段のそばに宝石店があったのですが、そこの店員さんが凄かった。



 そもそも人通りが少ない通路なので、歩けばすぐにチェックが入るわけなんですが、まだ大学生だった男の私が貴金属に興味を示すはずもないのに、一生懸命話し掛けてくるんですよ。

「お客さまぁ? 御覧になって行きませんか~?」
「いろいろ御座いますよ~、いかがですかぁ?^^」


 面倒くさい事になりそうなのは明白なわけで、いつも視線すら合わせずに通り過ぎたわけです。

「お客さま? お客さま~?」
「お客さま! お客さまーーーーっ!?」





こりゃ、おもろい。(^-^;)


 この面白さを独り占めするのがどうにももったいなく感じてしまい、後日友達を誘ったんです。

「絶対に、何を話し掛けられてもそっち向かないようにね?」

と、きつく念を押しまして、わざわざ二階の改札を出まして(普通みんな一階から出る)、問題のお店の前を通りますとまぁ、

「お客さま! お客さまーーーーっ!?」


 いやいやもう、階段を降りている間もえらい剣幕で話し掛け(叫び掛け?^^;)られましてね、話をロクに信じていなかった友人も「これほどとは思わなかった…………(;・・)」と、笑う気も起きなかったようでございました^^;



 まーね、当時は上司から
「嫌がられる事を恐れるな。積極的にお客を捕まえてこーい!」
と言われた世の中でしたから、店員さんも必死だったのでしょう。


 しかし、現代はもっと『個人の自由』が重視されるようになりまして、こんな試みが話題になっています。



「声をかけない接客」 新しい売り方模索中



 これはいいですねぇ。お客の需要(説明を聞きたいか、ゆっくりしたいか)がハッキリ視覚化されて、店員もやりやすそうです。

 また、その『自由度』で得られた好感から、リピーターとしてお客が再来してくれるというのが大きいです。




 もっともっと、こういったのが様々な業界に広まれば、友人が絶句するような事も無くなるのですけれどもね!(;^-^)




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