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読書会7月の課題本は、
アガサ・クリスティの「春にして君を離れ」でした。
~優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる…女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス~(Amazonより)
ミステリーの女王アガサ・クリスティの作品を読んだことがなく、ただこの本は、子育てに悩む母おすすめの本と書かれていて、まだ娘が小学生の頃に一度図書館で借りたことがありましたが、パラパラとめくっただけで、読まずに返却したことがあります。
今回は課題本なので、ちゃんと読もうと手に取りました
わたしはこの本を読みながら、紀子さまを思い浮かべてしまったんですねー。
もちろん自分に重ね、子育てや夫との関係を反省したり。
でも2回目を読み返すうちに、だんだんと主人公である嫌な女ジョーンに共感しはじめるわたし。
夫も子どもたちも勝手なことばかり言いやがって!ってやつです。
ジョーンと対局にいるレスリーという女性の生き方がこれまたねー。
当然zoom読書会、盛り上がりましたよ。
なんせ全員が妻であり、母親ですから。
Sさんが自分のことのようだと課題本に推されたんですが、誰もが主人公に自分を重ねて読んでしまいます、間違いなく。
ミステリーって書いてあるけど、他の作品と違ってこれはミステリーじゃないよねって皆で話していたら、Tさんがこれは間違いなくミステリーだと言われて作品の核心を突く感想を。
皆、Tさんの鋭さに感服でした。
またまた語りたいけど、ネタバレになるので、
読んだ方とコメント欄で!
おすすめでーす!