早朝5時50分横浜駅西口四谷学院前に集合。
集まりがよかったので予定の6時前には出発。
新宿で参加者全員と合流。
バスを変えて10時前には着替える「花の湯」到着。
またバスに乗り、5合目へ。
午前11半過ぎ、登山開始。
ネットでは高山病にならないようにしばらくそこら辺を散歩して身体を慣れさせると書いてあるのをよくみていたので、いきなり登るのか?と戸惑いましたが、雨が降るかもだし雷の予報もでている、なるだけ上まで登ってですおきたいので、それとゆっくり歩きながら高山に身体を順応させていくとガイドさんからの説明。
下では雨が降ったようですが、おかげでわたしたちはまったく雨に会わず。
雲より上に登ってきました。
八合目あたりかな。天空の鳥居。
影富士もバッチリ。
仮眠する「万年雪山荘」に到着。18時半くらい。
ここまでに7時間かかりました。
カレーが美味しかった!
こっくりとした味。
消化が遅いのでゆっくり食べた方がいいそうです。
カレーは飲み物のひとは要注意!
9合目の宿なので、部屋は大人数でより空気が薄いらしく、すぐに横にはならず外に出てみたり。
夜景も見えます。
簡易個室を予約しましたが、五人の相部屋をふたりと三人で仕切っただけ。
ほほ満室。登山靴がぎっしり並んだ通路は圧巻。
mont-bellの寝袋と枕だけ。でもわたしは寒くなく暑いくらいでした。
20時消灯ですが、横にはなるけどあえて一睡もしないひともいるそうです。
海外の山もたくさん登ったという70代くらいの女性のかたがそうでした。
仰向けにならず横向きがいいよと教えてくれました。
食堂の隅で座ったまま脚を伸ばして仮眠しているかたもいました。
深夜2時15分起床、身支度をして朝食。
わたしはしっかり食べられましたが、夫と娘は後で食べると。
コーヒーとミルクティでもとふたりに渡しました。紙コップ一杯400円だったかな。
娘は1日目、横浜からのツアーバスを新宿で乗り換える時に時間があったのでひとりでトイレに行ったのですが、係のひとから近くの公園を教えられ、道に迷ってしまったそう。
新宿の土地勘もないうえに時間もないので急いで戻らなくてはならず、焦ってしまいちょっとしたパニックになったみたい。
頭が真っ白になったそう。顔面蒼白な感じで戻ってきました。
その後はまあまあ体調も戻り登りも問題なく、カレーも完食してましたが、夜中に登れる体力がないかも、途中で帰ることもできないしなーと心配していたので、出発前までに決めたらいいよと伝えました。
起床後、娘はガイドさんにここで待ってますと伝えたそう。
残念だけど賢明な判断だと思う。
登ったからには自分の脚で五合目まで下りてこないといけないからね。
日が昇るのは5時くらい、混み具合も考えて午前3時過ぎに出発。
娘と他におふたり留守番となり16名で山頂を目指します。
富士宮口は行き帰り同じ道でまた山荘に戻るので、雨具とライトとお水とお金以外は全部部屋に置いてくださいと言われ、おかげでリュックがとても軽くなりました。
お盆過ぎても登るひとは多くて、ヘッドライトの灯りが数珠繋ぎになってみえてました。
星がくっきりみえて、星空にも感動。
御来光前の空。
下界からは見ることのない不思議で神秘的な雲。
夫が「シンガポールのあれみたいだよな、ほらあれ」っていうので「マーライオン?(しか知らない)」って答えたら失笑されました。
マリーナベイだって。それ知らなかったわ。
御来光は剣ヶ峰まで移動してから見ました。
午前5時過ぎ。
感動的でした。
火口。
お鉢巡りは止めておきました。
ツアーメンバーも16人いてガイドさんがひとりなので、剣ヶ峰だけでいいひと、お鉢巡りしたいひとのどちらか多い方で決めたいと言われ、剣ヶ峰のほうが多かったので、そちらだけに、
お鉢巡りのかたは残念だったろうけど、文句いうひともいなくてよかったです。
浅間大社奥宮で御朱印をいただきました。
山小屋への下山開始まで20分程度しかなかったので、ガイドさんがカップラーメン食べたいひと、御朱印もらうひと、金剛杖にスタンプ押してもらうひと、各々役割決めてやったほうがいいとアドバイス。
外国人三人組は金剛杖持ってカップラーメン食べていたので、役割分担したのかも。
無事に山小屋に戻り、午前8時時前には五合目までの下山開始。
またリュックは重たくなり、道は滑るわ岩は多いわで、なかなか大変でしたが、こちらもガイドさんが場所によって最適な歩き方を教えてくれたので、無事に下ることができました。
予定通り11時半前に五合目に戻ってきた時は安堵しました。
富士山保全協力金ひとり1000円。
記念の木札もらいました。
このツアーのよいところは、帰りに温泉に入れること。
富士宮口五合目は数年前の放火で着替え場所もなくトイレも仮設。
だからこの温泉施設に寄って登山服に着替えて、要らないものや帰りの着替えはロッカーに預けられるのはありがたい!
レンタルしたものもここに運んでくれていて、帰りもここで返せるので楽チン。
お風呂のあとはバイキングもついていて、ビール(400円)も飲めて、マッサージチェアも用意されていて、滞在時間2時間ほどしかなかったけど寛げました。
美容師さんから、激混みで洗い場を確保するのも大変だったと聞いていましたが、彼女は人気の吉田口からで、わたしたちは富士宮口だったせいか、お風呂に入った時は10人くらいしかおらず、大浴場を満喫。バイキングもゆっくり食べることができました。
14時半に温泉施設「花の湯」を出発。
このままバスは東京を目指すと思いきや。
浅間大社本宮へ寄り道。
おかげで御朱印がふたつ。
どちらもバワースボットですが、自分でなかなか行くことはない場所なので連れていってもらえてラッキーでした。
下山の時間とかで変更になることもあるそう。
バスは海老名インターでトイレ休憩を取り、予定どおり19時に東京駅前に。
隣の席の方が「運転手さんほんと頑張ってくれてますよね」と言ってました。
同感!
こうしてたくさんすぎる運のよさに恵まれて、無事に富士山に登り自宅に家族三人戻ることが出来ました。
ほんとによい二日間でした。わたしは。
ふたりはというと・・・。
帰宅してからの会話。
夫「富士山は登るもんじゃなく眺めるもんだな」
娘「そうだね」
当初は姉と登る予定でした。
さっそく姉からラインが。
「どうだった!富士山」
「よかったねー!素晴らしいねー!」
来年一緒に登らない?と聞くとすぐさま「行く!行く!」との返事。
やはりノリが同じひとと行きたい。
そういうわけで、来年も富士登山目指しまーす!
富士山のお土産は地ビールと浅間大社本宮の境内にある「涌玉池」で汲んだお水。
参拝後、湧水の看板にひかれ、わたしひとり裏にある湧水のある池に向かったのですが、ここが最大のパワースポットだと後で知りました。
こちらのお社に200円お賽銭をいれて、お参りしてから用意されたペットボトルに湧水を汲みました。
翌朝のコーヒー用に。生では飲めません。
このビールを朝から飲みながら、洗濯機回してまーす!