空の色

Ricaの気まま日記と詩の世界

きっとひとりじゃない

2009-07-27 17:32:50 | 詩の世界

光すら届かない
暗い海の底に沈んでた

何にも無いとこで
見えるはずなんてない
水面を見つめて
苦しみと悲しみに囲まれて
たたずんでいた

「自分で作った闇から出ようとしなければ
結局 どこにも行けないんだよ」
そんなことも知らずに

絞り出した悲痛な小さな声に
反応した誰かの鼓動にふれたら
気が付いたんだ

ひとりで戦ってるわけじゃないってこと
側に誰かがいてくれること

声を出して叫べば
誰かが返してくれるかもしれない
少しでももがけば
水面が揺れるかもしれない

周りは真っ暗な世界
それでも誰かは外から
海の底を覗いてくれていたんだよ

誰かがちゃんと見てくれている
目と目が合ったその瞬間
きっと心は救われたんだ


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