社会人になって始めたことがもうひとつあります。
それはクラシックギター。
10代の頃、母が購読していた婦人公論の記事の中に、
私と同じくらいの年代で可愛らしい女の子がギターを弾く姿を写した写真がありました。
ああ、一度クラシックギターを聴いてみたいな。
そう思いながらも、当時吹奏楽でクラリネットに夢中だった私は
結局聴く機会を逃して何年も時が経ちました。
そして。つい2、3年前。
何気なく。そう、ホントに何気なくテレビのチャンネルを変えていると、
突然ギターの音が聴こえて来ました。
そのときの衝撃。
なんて表現したらいいのか今でもわからない。
でもとにかく私はそのギタリストの手から紡がれたギターの音色にびっくりして、
ただただ、あんぐりと画面を見つめていた。
今までまともにギターの演奏を聴いたことが無かった私。
最初に口から出た言葉は、
「ギターって・・・こんなに綺麗な音が出る楽器だったんだなあ」。
ギタリストがその時弾いていた曲はとても情感がこもっていて、
初めて聴くのにとても懐かしいような、泣きたいくらい切ないような、
でも限りない安らぎが存在するような。
そんな感動を覚えました。
それからすぐに彼のCDを数枚買い、毎日繰り返し聴いていました。
毎日毎日聴いて、半年ほど経った頃。
・・・あたしも弾きたいなぁ(笑)
そんな風にして、私の『のほほん生活』にギターがやってきたのでした。
私をギターに出逢わせてくれたギタリストは大萩康司さん。
テレビで放映されていた時に弾かれていた曲は「そのあくる日」という曲です。
昔友人に、
「りあがこれから出逢う物事には必ず必然性がある。
偶然じゃなくて、その時その時りあに必要だから出逢うんだよ」
と言われたことがある。
出逢えたものが増える度、
私は幸せな気持ちになる。
さて。いつになったらギター聞かせてくれるのかしら。
たのしみですことよ。
はっぴょうはぁ。
えっとぉ。
・・・いつかね(ふっ)