朝、不思議なおっちゃんに会った

今朝もぱしっと目覚め、てか朝方眠れず朝を迎えただけだが、一人で朝の海に行った。

今日はいつもほど穏やかじゃない海で、でも朝日が一直線に映る海はきれいだ。　

風がつよい。

ぼーーーーっと15分くらいたたずんでいると、真っ黒な肌と服のおじさんというより、おっちゃんが近づいてきた。

沖縄の人ね？？

いえ、違います広島です。

沖縄っぽい顔だね～写真とらせてよ

え！？いや～…撮るんですか、、？

あーそうよ。あんたいい女だよ。これまで撮ってきた女の中じゃ一番だよ。なんなら見るかい、俺の写真。風景と女どっちがいいね？

あ、じゃあ風景で。
　



綺麗な写真だった。数年前と今の久米島、同じ場所が二枚ずつアルバムにはさんであった。おっちゃんは、一枚一枚説明してくれた。ここが一番好きな場所であること、久米島はどんどん綺麗じゃなくなっていること、なんで綺麗じゃなくなっているか、、、30分くらい砂浜で二人で話をした。
不思議なおっちゃんだ。かなり話しやすいっていうか、前から知り合いだった感じ。なんで人見知りの梨はいまこんなペラペラしゃべってんだ？？不思議な安心感を与える人だった。

そんなおっちゃんは写真を撮らせてくれとまた頼んできた。

すっぴんなのにあっけなくオッケーしてしまった。

そしたらビデオもでてきた。手慣れた感じでとっている。しかし、こっちは慣れてないのでかなり変な画像になっただろう。歌を歌ってくれと言われたけど、それはやめておいた。笑

こんな簡単に人を信用していいもんだろうか。しかし信用してしまった。この綺麗な島のせいだ。悪用されたらどうしよー。今更な後悔。まぁ、きっとそんなことはしないだろ、あの人は。

朝っぱらから不思議な体験をしてしまった。
また会えたらいいね、と言われ、おっちゃんは海岸線を歩いて行った。