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巡る巡る

日々のごはん

2013-03-27 | Weblog
一人暮らし暦が結構長かったのに、まともに料理をしなかったわたし。

外食が多く、家でたべる時はうどんや蕎麦でちゃーって感じ、もしくは玄米とお味噌汁とぬか漬け、みたいな武士風ごはん、たまに一品つくったり、であった。

それは妊婦のときも変わらず、何をする気も起こらなかったのでますますそんな感じで、でも貧血ぎりぎり、とかビタミン、カルシウムをとれとか言われるので、優しい料理人夫はひじきとか鰯とかほうれん草とか調理したのをおいておいてくれてたのであった。

今、赤ちゃんを目の前にして、わたしからでる乳だけで大きくなる存在を抱っこしながら、いい加減なものは食べられないな、と思うようになった。

だって、豆乳鍋をしたとき、びっくりするくらいおっぱいが作られて、夜ねている三時間の間にびっしょり乳がでていることがあった。その時以外でそんなこと未だなし。

しかも、数日前におっぱいが詰まりそうになるという経験。
脂質糖質に注意しないと乳腺炎になるときいていたけど、一ヶ月近くトラブルなく、いけるなぁーって感じで、ケーキやクッキー、チーズや餅など好き勝手たべていたら、本当に詰まりそうになった。
しこりがあるのに、乳首付近で蓋されていて、マッサージしても痛いだけで全くしこりなくならず。
でもそれは、吸ってもらうことがいちばんの解決らしいので、もう痛過ぎて泣きながらの授乳である。まぁ、数時間で息子くんがしこりは解決してくれたけど、いまだにおっぱいやや痛いし。

食べ物が人体に及ぼす影響って、考えてる以上である。

しかも飲んだら出すタイプのマイベイビー、一日それぞれ10回から15回のおっぱい、おしっこ、うんち、を繰り返していると、時間はあっという間にたつので、いまのところそればっかりしていて、ごはんが結構たのしみなのだ。

最近は、夫が和歌山からお取り寄せした干物が美味しすぎて、ふたりで三日連続で食べている。

これを期に、毎日のごはんと真摯に向き合いたいところ。

とりあえず、有元葉子の本がおいしそうなものばかり載っているので、エアー料理している本日。

一カ月

2013-03-26 | Weblog
きのうで一ヶ月。
一ヶ月健診を受けに、出産した病院へ。
もう一ヶ月、はやい。

息子くんは、2990gから3840gへ、49.0cmから55cmへ。

すこーしお肉がついてきたと思ってたけど、順調でよかった。
にしても、一ヶ月で6cm背が伸びるって、すごいな。

顔つきも、ふやふや赤ちゃんから、たまに目をびしっとあけて、お兄ちゃんになってきた。髪の毛と眉毛が立派なので、余計に。

ずーっと寝てたのが、昼間おきてる時間が長くなってきたのと、さみしいアピールがかなり増え、グズグズ君な時が増えた。ひとりだとなかなか寝ないのに、授乳クッションの上や、夜みんなで寝ているときは熟睡。

おっぱい飲む力、蹴る力、海老反りになる力、首を支えようとする力、手の力、泣く力、、、全部日に日に強くなっている。
きのうは内風呂デビュー。
すごいな~。。あっという間におっきくなるんだろうと思うと、さみしい気もする。

そんな順調くんと反対に、ママのわたしの子宮復古があまりよくない、と言われ、子宮収縮剤の処方と、二週間後の再受診を言い渡された。
元気元気~と家の中で動き回ってたのがだめだったのかしら?
一ヶ月健診で無問題なら、はつらつと春のお外生活を迎えるつもりだったのに、もうしばらく自粛。。

今日はパパと息子くんが外気浴デビュー。いっしょにいきたいわたし。。我慢して子宮復古に専念、掃除など適当にすることを決意。。

きのう近所の公園では桜が咲いていた。お花見したいなぁ。

出産日記

2013-03-23 | Weblog
2/22 朝におしるし。おしるしはその後出産までちょろちょろと続く。

2/24 10時半頃~東京マラソンを見ているとき、繰り返しおなかがきゅーっと痛くなったけど、画面のタイム表示をみてても間隔はばらばら。

陣痛の間隔は規則的でだんだん幅が狭まっていく、と習っていたので、あぁ、これが前駆陣痛(うその陣痛)かぁ、と思いながらマラソンを見ていた。

夕方まで腹痛は続き、だんだん増強はしてて、だんだん五分前後に狭まってるけど不規則、掃除をしたり洗濯したり、たまに立ち止まるくらいの痛みになってきたので、マシになるかなーとお風呂に入る。

半身浴中、結構な痛み、そして2~3分おきに痛くなるので、やっと、もしや本当の陣痛??と思う。

18時 お風呂上がりにはじめて病院に電話し、来てくださいと言われる。
がーん、、夫がもうすぐ帰ってくるのになぁ~一緒に行きたかったなぁ~、と思いながら入院グッズを持ってタクシー。
家を出る前に、戌の日に安産祈願をした中山寺でもらったお札??を水に浮かべるという冷静な作業をする。。

19時 内診で子宮口2~3cmで入院。ついに入院。

20時 2~3分おきの我慢できる痛みとともに、夫が買ってきたお弁当をほぼ2人前食べる。くぅ~痛いよーへへへ、ぐらいの痛み。

22時半までは、陣痛アプリで間隔をはかっていたけど、その後は痛いー痛いーと唸らねば耐えられない痛みとなり、ほぼ喋れない、陣痛アプリをタップする余裕がない。
一時帰宅して戻ってきた夫はあまりの変わりようにびっくりだったであろう。
あんな痛みの中、動いたほうがいい、と助産師さんにトイレに行かされ、瀕死のトイレ。

24時前、もう耐え難い痛み、そしてお腹の中で頭が降りてきているような感覚(便意にちかい)が不快すぎて、ナースコール、内診してもらう。
子宮口は8cm、LDR(陣痛、分娩、回復室)へ念願の移動。
歩いていくが、途中陣痛に襲われ、腰が砕けそうになりながら入室。

そこから3:45まで想像を絶する戦い。

優しいけど的確助産師さんひとりがいろいろ助けてくれる。

夫はそばにいてくれて、腰をさすってくれたり、呼吸法を隣でしてくれたり。
わたしは彼の服を鷲掴みにしたり、ポカリー!と叫んだり、痛みで体力をどんどん消耗する中、理性なんてとっくに限界を迎えていたけど、なんの遠慮もなくすがれる人が隣にいるというのは、本当に心強い。

頭が見えてきてるらしいけどなかなかでてこなくて、もう無理、もう無理、もう頑張れない、と何度も言う。その度に、がんばれる!大丈夫!と助産師さんに言われる。
すっごく痛いとき、聴こえてくる胎児心拍モニターが大人並の心拍に下がることがあって、ああ、赤ちゃんしんどいんだな、がんばらなきゃ、と思う。
でも、もう力が湧いてこないし、もうすぐ、が永遠に訪れないような気がする。
泣きたいくらいしんどくて、痛い。泣いてたかな?

何度も何度も、痛みの波のたびにいきむ。
もうだめだ、ひっぱり出してくれ、と思ってたらやっとDrが登場し、会陰切開。陣痛がいたすぎて、局麻された感覚はあったけど、全く痛みは感じず。
それから数回がんばったら、頭、肩、とでて、するする~っと出ていった感覚があった。

ぎゃーんって感じの声がきこえて、ふやふやの赤ちゃんが助産師さんに抱えられていた。既にすぐそばで色々処置されている。
それをベッドから見ながらあぁ、おわった、、やっと、と思う。
感動とかはなくて、安堵と、気の抜けた今、があった。
隣で夫は微笑んでいた。
2013年2月25日03:45
三人家族になった。