さよならからはじまることがたくさんあるんだよ

今日はひさしぶりに忙しくて、あたまがぐるぐるして仕事中いらいらしてしまう。
なんて残念な人だろう、と思いながらの帰り道、なにがたべたいのかもわからない日は、駅から家まで遠回り遠回りで、余計に疲れてしまう。
レイトショーでもみにいこうと思い、きれいな音楽がききたいとおもってコクリコ坂をみにいきたいなぁと思うのに、微妙な時間なのだ。
結局、帰り道に生ビールをのみ、へべれけになって帰る。
だれかの声がききたいのに、きく人の声がないのはとてもさみしいことだ。
ただ、ビールで洗われた、
ふっきれてから歩く夜道はとても清々しいのだ、このすばらしさは、三ヵ月前にはわからなかったこと。
世界がぐるぐるまわるあいだに、私の頭はビールでまわり、あしたの朝はまた、笑顔ではたらけるところに着地している。
月日というのは、とても残酷で、とても優しいのだ。
ありがとう、わたしは爽やかに生きていきたいんだよ。