なりそこないgooマフィア

PCにまつわる日々の出来事を綴っていきたいと思います。

HP ML110G5 XP Pro ビデオボード(ATI Radeon HD4350) デュアル(Clone)モニタ、拡張モニタの切り替え

2012年08月11日 13時52分18秒 | Proliant ML110G5 XP化
また、久しく、間が空いてしまいました。今回は、ATI Radeon HD4350ボードに、モニタを2つ接続して利用する時の、ATI Catalyst の設定について書きます。

今回は、かねてからの夢であった、PCにREGZAをつないで、YouTubeなどのHD動画を大画面テレビに映して楽しみたいという
長年の(?大げさ)思いから始めました。

また、下記のように、Sound BLASTER を導入、削除したことが原因で、HDMI接続したモニタから音がでなくなるという現象にも悩まされており、どうも、ATIボード関連の設定がおかしくなっていると感じていたため、一気に直してしまおうと思っていまいた。

#ML110G5に Sound BLASTER Audigyを導入したのが原因で、ATIボードにHDMI接続したモニタから音が出なくなる
#という症状が発生したため、Sound BLASTERのドライバ、ソフト類を削除したのですが、ATIの設定自体も
#変わってしまっていた為、Sound BLASTER を削除しただけでは、音が再生されない状態になってしまいました。

#最終的な原因は、モニタの設定がおかしくなっていまいた。

1stモニタは、元々PC用モニタとして購入したBENQ HD2220です。最初は、HD4350とHDMI接続して使っていたので、音声も問題なく出ていました(参考)。

今回は、HF4350のボードに、1stモニタ(TV:REGZA)の方はHDMI接続をして、2ndモニタにBenQ HD2220をDVI接続しました。

最初は、コントロールパネル→画面→設定 のところで、モニタの設定を再設定などをしてみると、REGZAにHDMI接続した方は、1stモニタとして認識され、画面表示はされるようになりました。しかし、肝心な音声が出力されません。

音声関連の設定をしようと、コントロールパネル→サウンドとオーディオデバイスを開いても、
どのタブも設定できない状態(すべてグレーアウトして、デバイスが有効になっていないような状態)に
なっていました。

いろいろと試行錯誤した結果、ATIのCatalistの設定がおかしくなっていることが分かり、XPのコントロールパネルからのモニタ設定だけでは、きちんと復元されず、ATI Catalystで再設定をしないとモニタ設定も、音声も直らないことが分かりました。

まず、Dualモニタ(PCのMain displayの画面と同じ画面を、2nd Monitorに表示する)にする場合の正しい設定を書いておきます。

■正常な状態
ATI Catalystを起動し、Display Manager → Display Properties の画面を開くと、下記のように、Desktop and Display Setup
の画面の部分に、下記のように、2つのモニタが設定され、

Main → display 1 (TV REGZA)
Clone → display 3 (BenQ HD2240) #下記の「おかしい設定状態1」のような状態だと、この赤枠部分に、何もモニタ表示がされません。

かつ、その間の青枠の部分が、Dual Displayのマークになっている必要があります。


(クリックで拡大)


(1)おかしい設定状態1
ATI Catalystを起動し、Display Manager → Display Properties の画面を開くと、下記のように、モニタ横の2ndモニタ部分には何もモニタ表示がされておらず、Attached displays currently disabled: の部分に、モニタ表示がされています。


(クリックで拡大)

この状態だと、2ndモニタを接続しても、何も映らない状態のままになります。

また、音声も出力されない状態になっています。
コントロールパネル→サウンドとオーディオデバイスを起動すると、音声デバイスが無効(すべてグレーアウトとなり、設定変更ができない状態)になっていることからも分かります。

この状態から前述の正常な状態に戻すには、ATI Catalystの Display Manager → Display Properties の画面から、下記のように、グレー枠の赤色の「3」というモニタ(2nd Monitor:BenQ HD2220)をドラッグし、そのまま、緑枠のところにドロップします。



すると、下記のように、Mainモニタの拡張モニタとして設定してよいかどうかを聞いてくるので、Yesで設定します。



次に、Desktop3の領域を右クリックするとサブメニューが出てくるので、「Clone Desktop 1 with HDTV」を選択すると、
Desktop 3 の部分が、拡張モニタから、Cloneモニタに切り替わります。

また、同時に、音声もきちんと出力されるようになります。
このことは、コントロールパネル→サウンドとオーディオデバイスを起動すると、音声デバイスが有効に(設定変更ができる状態)になっていることから確認できます。




(2)おかしい設定状態2(Extend Monitor状態)
ATI Catalystを起動し、Display Manager → Display Properties の画面を開くと、下記のように、desktop1:(Mainモニタ)横のdesktop3(2ndモニタ)部分(赤枠)にモニタ表示がされていますが、青枠の部分は、モニタが並んだマークの表示になっており、2ndモニタは、拡張モニタ(2nd Monitorは、Main Monitorの拡張画面として利用)として利用できる状態になっています。


(クリックで拡大)

この場合は、この場合で、別の使い方があるのですが、今回の目的には合致しません。
この拡張モニタ状態だと、音声は出力されるようになります。

この状態から前述の正常な状態に戻すには、ATI Catalystの Display Manager → Display Properties の画面から、下記のように、前述した最後の操作と行います。
Desktop3の領域を右クリックするとサブメニューが出てくるので、「Clone Desktop 1 with HDTV」を選択すると、
Desktop 3 の部分が、拡張モニタから、Cloneモニタに切り替わります。




蛇足ですが、拡張モニタ状態でも、2画面の両方とも、1920×1080(32bitフルカラー)で動作します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。